二葉館から徒歩数分の場所にある旧豊田佐助邸も 洋館と和風の家が合体している。 当時は、こういう建て方が多かったんだろうか? そもそも豊田佐助さんって何者? 佐助さんは発明王といわれたトヨタグループ創始者・ 豊田佐吉さんの弟だそうだ。 旧豊田佐助邸 外観 洋館の応接間にはトヨタ製のステレオが置いてあった。 トヨタのステレオなんて聞いたことがなかったのでビックリ! トヨタといえば織機か車だと思っていた。(ちなみに今の社名 はトヨタだが、豊田さんはトヨダと発音するそうだ。もしかして 知らないのは私だけ?) 天井の四隅には二葉館にもあったような飾りがある。 写真を撮ろうとすると、よくぞ気づいた!とばかりにガイドさん が説明を始めた。 天井の家紋入り換気口 それは単なる飾りではなく豊田家の家紋をデザインした換気口だった! 家紋を換気口の飾りにするなんて、実用性とデザイン性を兼ね備えたすばらしいアイディアだ と思う☆ 洋館から和風の棟へ移動する時に見えた奥庭にはコの字型の木造家屋があったが傷みがひ どいので壊したらしい。 せっかくの文化遺産が財政難のために守られないとは、ホントに悲しい・・ 佐助邸でいちばん興味深かったのは“障子の上の部分”だ。 “アレ”を何と呼ぶのか知らないが、とてもすばらしいデザインで 現代でも通用するものだと思う! 凝った欄間を持つ屋敷は、よく見かけるが、アレはシンプルで 美しいものだった♪ 名前を知っている人がいたら教えてほしい! 右側の障子の上の部分に注目! 斜めのラインがすごくオシャレ☆ アレを何と呼ぶんだろう? 佐助邸は明かりを取り入れる工夫が多いのも印象的だ☆ 当時は、まだ電灯の光が強くなかったので少しでも明るくした かったのかもしれない。 もっともっと見たかったが、時間は限られている。 私を案内してくれたガイドさんが所属しているボランティアグル ープは佐助邸を本拠地として活動しているそうだ☆ 皆さんが活動する時間だけ屋敷を開放しているのだ。 閉め切った家は、すぐダメになってしまう・・ 貴重な文化財を守るためにガイドさん達が風を入れているの だという。 全ての窓を閉じるだけでも大仕事! 波型の板を動かすことで光の量を 調節できる☆ 他のガイドさん達に戸締りをお願いしてまで、私のために最後まで説明を続けてくれたガイドさ んにお礼を言って、すでに閉じられた門を開けて出た。 二葉館で偶然出会ったすばらしいガイドさんのおかげでホントに充実した時間を過ごせた♥ 名古屋市東区主税町3丁目8番地 座敷のふすま 富士山周辺を描いたものらしい。 説明してもらったのに忘れた! 猫間障子って、ここから猫が 出入りするワケ? 豊田の家紋入り夏用建具
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