地域の豊かさに ( H 2 7 . 9 . 11 ) 来年度新入生から、男子の冬制服をブレザータイプに変えることにしました。詰め襟の黒い学生服は明治時代に始まる学生の象徴です。しかし、首回りが楽で現代風を好む声は以前から強くありました。一年間かけて在校生や中学生、その保護者や教職員にアンケートをとり、生徒代表とＰＴＡ役員を交えた制服委員会で検討を重ねてきました。大半の人が支持する中「外見をよくするよりも中身が大切です」とのご意見。その通りです。中身でなく飾りで売ろうとすることがあります。しかし、野村高校はそうではありません。「真金不鍍」、本物の金ならメッキの必要なし。そんな生徒を育てます。９月５日、第 69 回体育祭が地域に笑いと歓声を響かせました。 70 周年なのに 69 回。創立の年は運動場整備で体育祭がなかったと思われます。５月の座談会で１期卒業生から「当時は学校づくりに動員され授業が貴重だった」と苦労が語られました。地域手作りの野村高校には大勢の汗が染みこんでいます。演技する生徒の逞しさや純粋な笑顔が、70 年にわたる多くの人の恩に報いるものになれば幸いです。９月６日、相撲部が全国高校宇佐大会で団体３位入賞。また、部の最高成績を更新しました。優勝の可能性もあったようで、今まさに全盛期です。体育祭のお昼、体育館はお弁当を囲む家族の輪で埋められます。家族の団らんや人のつながりは、地域の豊かさを見る大切な指標だと考えます。学校行事や部の活躍など、つながりの時間を盛り上げる話題をこれからも提供します。体育祭で新制服を披露教育活性化協議会から緑のＴシャツ