学年弁論大会より(感謝の気持ち)

1年団通信
2015年6月17日発行第47号
発行責任者:大野孝之
[email protected]
印 刷 所:丸亀市立飯山中学校
http://www.hanzan-jh.ed.jp/
学年弁論大会より(感謝の気持ち)
ぼくは小6の時に広島県の原爆ドームに行き、戦争のことを学びました。
原爆ドームに痛々しい写真や映像がたくさんありまし
た。見ているだけで胸がしめつけられて、とても悲しい
気持ちでいっぱいになったのを覚えています。小さな
子どもが亡くなったり、逆に親が亡くなり子どもだけが生
き残ったりと、想像できないぐらい残酷な昔の日本の
事実でした。
今ぽくは、あたりまえのように元気で家族と暮らし、毎日おなかいっぱい食
べられて、まわりには友だちもたくさんいます。この当たり前な毎日がとっても
幸せなことで、この当たり前が奇蹟(きせき)なんだなあと思います。
ぼくの幸せな毎日がずっと続くように、感謝の気持ちを大切にしたいです。
毎日仕事をがんばってくれている父に感謝。ご飯を作ってくれたり洗濯してくれ
る母に感謝。ぼくのわがままにつきあってくれる妹に感謝。ぼくとバカ言ったり
遊んでくれる友だちに感謝。ぼくのためにいろんなことを教えてくれている先生
やコーチに感謝。ぼくのまわりで支えてくれている人たちみんなに感謝の気持
ちと敬う気持ちを忘れず持っていたいと思います。
優しい気持ちがあれば、いじめやケンカ、戦争にならないと思います。今
の平和な日本がずっと続くように、ぼく自身が相手の気持ちを考える人になり
たいです。ぼくがその気持ちを持っていれば、ぼくのまわりの人も同じ気持ちに
なって、ずっと広がっていくような気がします。ときどきイライラしてしまったりイヤ
なことを言ってしまったりすることもあるけど、素直に謝れる人になりたいです。
謝るのはとても勇気も根性もいるけど、素直な気持ちを大事にしたいです。
みんなの心の中が優しい気持ちでいっぱいになれば、平和で明るい未来
が続くと思います。(K)
学年弁論大会より(命の大切さ)
私は、4年生のころに命の大切さについて考える出来事がありました。家で
飼っていて犬が突然死んでしまったのです。とても悲しくつらかったです。1日
1回の散歩は家族みんなが交替でしていました。えさやりも毎日欠かさずにし
ました。いつも元気に走り回っていた犬に毎日元気をもらっていました。朝出
かけるとき、返ってきたとき、必ず声をかけ、家族の一員でした。
ある日、いつも元気な犬の声がせず、外に出てみると姿も見えませんでし
た。おかしいと思い犬小屋の中をのぞいて見ると、ぐったりしていました。あん
なに元気だった犬がどうしてかな?と思いました。そういえば前日、散歩をして
いた時に様子がおかしかったです。その時に早く気付いて病院で見てもらっ
ていたら、もう少し長生きできたのかなあと思いました。
ペットは人間より命が短く、いつかは最後を看取らなければなりません。最
後までかわいがり、一生懸命世話してきた犬が、ある日突然死
んでしまう悲しみ、愛(いと)おしさ、「もう一度生きてほしい」とどん
なに叫んでも叶わない。その感情が命の大切さだと思います。
「なくして初めてわかる命の大切さ」
今までも、道徳などで命についてたくさん勉強してきましたが、犬をなくしたこ
とで初めて命の大切さについて考えることができました。
最近、報道で自らの命を絶つ人がいることを耳にしますが、命の大切さを
真剣に考え、生かされていることに感謝していきたいです。(K)
12日に「学年懇談会」をしました
参加者は前回から倍増。8名の参加で楽しく懇談できました。8名のうちの
7名が飯山町の出身ではないそうですが、横のつながりができています。
運動会の写真を見ながらの懇談で、子どもたちが小学生から中学生にだ
んだんと体も大きくなり、改めて成長を感じます。「生徒見学席のテント、欲し
いですねえ」というような話も出ました。また、3年生の兄弟をもつお母さんから、
進路の心配も話に出され、互いに愚痴を言い合う中で、少しは安心につな
がったのではないかと、私は思っています。次も楽しくやりましょう。