全校登校日 - kameyama

亀 山 東 小 学校 HP
平成 27 年 8 月 6 日
文責:校長(佐藤)
戦後70年 広島原爆の日に『平和学習』
今日は、全校登校日。そして、
「8月6日」は、日本にとって決して忘れてはなら
ない特別な日であります。ご存知のように、昭和20年のこの日、広島市に原子爆
弾が投下された日です。今日を全校登校日としまして、各学年の発達段階に応じた
教材を活用して、平和学習を行いました。簡単に、学校で学習したことを紹介します。
1年生では、
「かわいそうなぞう」という絵本の読み聞かせをもとに、戦争の怖さ、悲しさを知り、
二度とこのような戦争を起こしてはいけないという思いを持ちました。そして、平和とはどんなこ
とかをみんなで考えました。
2年生では、
「へいわってすてきだね」という絵本の読み聞かせをもとに、自分たちにとっての平
和とはどんなことか?平和をもっとたくさんにするには、どうしたらいいのかを自分たちの生活か
ら考えました。
3年生では、
「太陽をなくした日」のビデオを視聴しました。ヒロシマと原子爆弾について、子ど
もの生活や表情を通して知るとともに、戦争の悲惨さを学びました。
4年生では、DVD「ヒロシマに一番電車が走った」を視聴しました。70年前に広島に原子爆
弾が投下された体験をもとにした話で、戦争の悲惨さを現在の自分のくらしと比較して考え、平和
の大切さと、二度と戦争を繰り返してはいけないこと、苦しい中でも希望を持ち、強く生きる姿を
学びました。
5~6年生では、亀山市教育委員会生涯教育室長の亀山隆先生に来て
いただき、
「戦争のない社会をつくるために、みんなでできることは何な
のか?」を考える学習をしました。人類が起こした戦争の歴史から現在
起きている戦争や紛争、対立について知りました。そして、今後、戦争
はなくならないのか?平和とはどんなものなのかをみんなで考えました。
陰で悪口を言ったり、インターネットで悪口を書き込んだり、みんな
がやっているからという理由で自分もいじめに加担したりすることは、決して安心で平和な社会と
はいえません。
「だれも見ていないから」
「みんながやっているから」
「自分たちさえよければそれで
いい」という考えから戦争が生まれることを知りました。自分のことだけでなく、みんなのことを
考えていっしょに考えて話し合うことが平和への第一歩です。問題は、みんなの心の中にあります。
みんなが平和に生活できるために自分にできることを考える機会になりました。
【子ども(5年生)の感想より】
・平和のために、自分にできることは、
「いじめをなくすこと」
「友だちと仲良くすること」
「あいさ
つをすること」だと思った。
・陰で悪口を言っている人がいたら、大きなことにならないように止めたい。
・戦争は絶対してはならないことは分かっているけど、
「相手が見ていないから」、
「自分だけじゃな
いから」、
「みんなもやっているから」と、戦争と同じことをしてしまっていることに気付いた。
・今、日本は戦争がないからいいと思っていたけれど、また起こるんじゃないかとびくびくしてい
ました。