1. - 日本化粧品技術者会

1. 日本化粧品技術者会誌の論文の種類と基準
論文の種類ごとの基準
種類
原著
短報
資料
総説
① 新規性、独創性、有用
① 研究、データが断片的
原著、短報の基準
学術的、あるいは
性のいずれかが認め
であったり原著の基
は満たさないが新
技術的知識の発展
られるもの、あるいは
準は満たさなくても
しい事実、価値あ
を体系化したもの
今後の発展の可能性
新規性、独創性、有用
るデータ、調査研
が大きいもの
性、今後の発展のいず
究、試験研究によ
れかが認められるも
る有意なデータを
の
含むもの
② 論文として論旨の整
合性が取れているこ
と
② 論旨の整合性が取れ
ていること
③ 論文としての信頼性
③ 信頼性があるもの
実験の結果報告の
意味合いが強いも
の
と完成度のあるもの
(研究討論会の要旨を論
文の体裁に整えたもの
論文構成
も可とする)
1. 緒言
2. 実験
同左
同左
和文要旨:500字
和文要旨:400字
短報に順ずる。考
英文要旨:200
英文要旨:100
察、結論を省略す
3. 結果
4. 考察
5. 結論
(目安)
ボリューム
6. 引用文献
-300語
-200語
SCCJ誌投稿テンプレ
SCCJ誌投稿テンプレ
ートを利用できる
ートを利用し5ページ以
記載なし
る事が出来る。
審査
内とする。
審査
審査
審査
審査なし
審査ポイント
論文として上記基準と別
上記基準と別紙ガイドラ
データ紹介、販促
図、表の題目、説
紙ガイドラインを満たし
インに基づく査読を行う
的な要素の多いも
明は英文に拘らな
且つ査読時のチェックシ
が研究、データが断片的で
のなど。
い。
ートをパスしたもの
ある事を加味し、完成度は
問わず、次の投稿につなが
る査読とする
2. 基準のガイドライン
○新規性、独創性、有用性、発展性
・同じ内容、あるいは極めて類似した内容が既に発表されていないこと。
・導入した概念や方法、発見した事実法則などがいずれかが新規であること。
・技術、学術的に価値のある有用な情報を提供できるもの。
・研究の着手段階であっても新規な発想、着想に基づく研究で今後の発展の
可能性があるもの。
・既知の方法の改良や他分野からの応用であっても上記を満たすもの。
○論旨の整合性
・目的が明確であり、先行研究を含め背景がしっかり考察されている事
・論拠、論旨、研究手法、資料などが妥当なものであり論旨に飛躍がないこ
と。
・目的で挙げられた解決すべき問題点が結果、結論で明確に結論付けられて
いること。
○論文の信頼性
・実験手法、実験材料が明確に記載されており、記述に従い成果を再現できる
こと。
・データの解釈が客観的であること。
・主張する内容に対して明確な証拠(データ)、文献が示されていること。
○論文の完成度
・一定の主題のもとに実証可能あるいは妥当な成果、結論が得られており、投
稿論文一遍を持って完結したものであること。