パンジャくん物語 その1

<<Volume 1>>
【パグを求めて】
Photograph Coppywrited By ShinyaItoh at "DOG EVENT CLUB"
[Go to "Profile"] [Go to "StoryContents"]
パグを求めて
ある所にワンちゃんの居ない夫婦がいました。
何時かは飼おうと思っていたのですが、賃貸住まいなのでお預け状態。
ある時、はずみで決めたマンション購入。
物件探しの間に気持ちは、マイホームよりもワンちゃんライフに重点が注がれます。
本当に勢いだけで判断している夫婦です。(^‐^;)
取り敢えずは犬種選びから検討します。
何しろマンションなので犬種は限られます。
しかも我が家は車を運転する人間が居ないので、病院へ運ぶ時を考えると大型犬は無理。
本当は雑種を希望なんだけど、雑種だと大人になった時のサイズが判りにくいので不安。
柴犬も憧れるけど、大きいのでやっぱり無理。
書籍を元に「初心者向き」「従順なので年寄りでも飼える」「一人暮らしもで飼える」を
ポイントにパグに目を付けます。
このペチャンコに潰れた顔と、デップリした体系!
可愛いったらありゃしない!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー
これには夫婦揃って希望が一致して簡単に決定。
統計学上で証明されている事:
人は犬選びの時に「自分に似た顔」又は「身近な人(配偶者等)に似た顔」を選ぶそうです。
・・・・ 問題です、パグに似た顔は夫婦のどちらでしょう?
ブリーダー選び
さて、どっからパグちゃんをもらうかが問題。
いろいろ本を読んできるうちに不安になってきます。
ペットショップの子は、子犬に見せる為に餌の量を減らして置いているとか、
ブリーダーの中には繁殖優先で、先天性の病気が出た子でも繁殖に利用してしまうとか。。。
悪質な話ばかりが目に入ってしまいます。
全てが悪質な業者ばかりではないだろうけど、自分達に見分ける能力があるかは不安。
取り敢えず、回転率優先のペットショップよりは専門に扱っている分、ブリーダーが良いかなぁ
などと漠然としたイメージでネットで検索。
行ける距離で見つかったのは、たまたま躾け教室を検索していて見つけたブリーダーの
キャンディーさん。
躾け教室をするくらいだから売りっぱなしではなく、人とワンちゃんが上手く生活していけるよう
にとの良心さがあるのでは!と思い目を付けます
まだ家も見つかっていません、ワンちゃんも見つかっていません。
それなのに躾け教室探し・・・・ 気持ちだけは張り切っています。
ブリーダー宅訪問
まずは連絡を取り、パグ希望である事を告げお話を伺いたいとお願いします。
アポをとり、お家へ伺わせてもらいました。
その日は、あいにくの雨。一寸冷えます。
バスで行って約束よりも早めに着いているので、バス停で時間つぶし。
喫茶店にでも入りたいけど、辺りに飲食店なんて無い。
お天気のせいもあり、なんだか冷えます。 トイレが心配 (・・、)
やっと約束の時間になって、ブリーダーさん宅へ行きます。
予めパグ希望と伝えてあるので、よく見れるように数頭のパグちゃんを表に出して
おいてくれました。
わらわら歩き回るパグの集団に感激する二人。
こっから先は頭が働いていません。 ひたすら上機嫌の二人です。
とにかく此処は楽しい!
可愛いパグを眺めながら、お話を伺います。
こちらでは生活費は普通のお勤めで賄い、ブリーダー業は商売とは別の感覚。
お金の為という営利目標が無いので、嫌いな人はサッサと断ってしまい、
売らないそうです。(笑)
それだけにワンコへの愛情タップリです♪
実は共働きなので留守番をさせてしまう時間が長いです。
子犬の時期は食事回数等の不安があり正直に相談してみました。
食事回数を予め2回にしておき、その間はおやつ程度のドライフードで対応出来るように
してくれるそうです。
トイレの躾けも済ませてくれるとの事で心配は無いと言ってもらえました♪
こちらのブリーダーさんは実に現実的、実質的な考え方。
ワンコに贅沢なグッズを買うよりも、質素なグッズで済ませ、その分健康管理に
お金をかけよう。
最初から毎日散歩している子は、出来ない時にストレスになる。 台風だろうと大雪だろうと
行く羽目になる。
最初から気の向いた時だけ散歩するという生活にすればワンコもそういうものだと
自然に思う・・・・
神経質になって、無理をする必要はない事を説明されます。
最初に背伸びしても後が続かない。
長続きする事が一番大切だと教えられます。 (°ー°)(。_。)ウンウン
初めて伺うお宅だというのに、ついつい長居をしてお喋りしている二人。 少しは遠慮という物を考えましょう 。
トイレに行きたくなって、やっと思い腰を上げました (^‐^;)
やっぱりパグです
こちらのブリーダーさん、 本来はポメがメインで力を注いでいるそうです。
でも、パグへの愛情はそれを上回るのでは? と思ってしまう程、楽しげに
語ってくれます (o^^o)ふふっ♪
「こいつら馬鹿だから、遊んであげると過労死する迄遊び続けるよぉ」
「こいつら馬鹿だから、ウンコした後必ず踏むんだよねぇ 他の子はしないのに
パグだけ必ずなんだぁ♪」
馬鹿だ馬鹿だと良いながら、優しい笑顔。
いかにも「可愛い可愛い愛すべきお馬鹿ちゃん」といった様子(笑)
パグへの注意点も説明してくれます。
「暑さに弱い」
「食欲旺盛で、挙げた物全部食べてしまうから食べ過ぎてよく下痢する」
「とにかくイビキが五月蝿いよぉ」
夫婦から出た言葉「・・・・なんだか家にも同じようなものが一匹居るなぁ」
一同、パグ似の旦那を見て納得 (¬ー¬) フフフ
すっかりパグの話で盛り上がります。
但し、肝心の子パグちゃんが今居ないそうです。
シーズーなら居るよ、と薦めてくれましたが話しているうちに
「やっぱり、この夫婦はパグだよねぇ」
結局子パグが生まれるまで待つことになりました。
男の子と女の子の大きさの違いも確認。 女の子の方が軽くて扱いが楽そうだけど、
この時見た男の子「金ちゃん」に一目ぼれ!
ムッチリして可愛い!! 男の子に決定!
病院へ行くとき、危ない場面から遠ざける時等の為、抱っこ出来るサイズに拘っていた筈だけど・・・・
結局最後は可愛いという魅力優先で決めてしまいます。 この夫婦に理性を求めるのは諦めましょう。