平成26年度 輝く学校づくり事業計画書 東海市立緑陽小学校 1 事業テーマ 「人との絆を深め合う学校 2 −ひびかせよう声を、結び合おう心を−」 ねらい (1)音読、朗読、群読 ・優れた文章に触れ、気持ちを込めて声に出して読むこと、豊かな情操を養うこ とを通して、自らの表現力向上を図る。また、音読発表する場所や聞き手の人 数など、時と場に応じた音読の表現力の育成を図る。 ・一人または複数で声を出したり身体表現を取り入れたりするなどして、表現力 の育成を図り、併せて協力する心や高め合う心といった学びの土台づくりをす る。 ・語句や語彙を豊かにさせるとともに、日本語特有の五七調・七五調のリズム感 に親しませる。 ・音読や群読で身に付けた表現力を高めさせるとともに、自分に与えられた役割 に対して責任をもって取り組む気持ちの育成を図る。 (2)百人一首 ・日本の優れた伝統文化に親しむことを通して、日本文化に関心をもたせる。 ・学年・学級百人一首大会で競い合うことを通して、ともに伸びようとする力を 育てる。 (3)保護者・地域とのつながり ・さまざまな教科とかかわらせて、保護者・地域から協力をいただくとともに結 びつきを深める。 ・音読発表会や緑陽かがやき発表会で学習の成果を発表し、地域にも発信する。 ・百人一首大会を保護者や地域の方に見ていただくことで、地域との結びつきを 深める。 3 取り組みの内容と計画 (1)音読、朗読、群読 ・音読や朗読、群読の専門家を招いてその指導法を学ぶとともに、児童に対して も場面や相手に応じた読み方の実践指導をしてもらう。 ・学級または学年ごとに音読発表会を開催する。 ・教室や特別教室、屋外ステージ等を活用して、より広い場所での発表をする。 ・著名な劇団を招いて観劇会を行い、表現活動への意欲化を図るとともに、劇団 員や演出家など演劇に携わる方によるワークショップを開き、発声法や表現方 法について指導をしてもらう。 (2)百人一首 ・専門家を招いて、歴史や正調の読み方等、百人一首全般にわたり指導をしても らう。 ・各学級で昼のかがやきタイム(2∼3学期)を利用して百人一首を行う。 ・百人一首を5色に分け、週ごとや月ごとに覚える数を増やし、学年・ペア学級 での活動を増やす。 ・百人一首を通して、保護者、地域の大人や老人とのふれあいを深める。 ・3学期は、学年百人一首大会を行う。 (3)発表会 ・1学期は、低中高の3部会に分かれて、音読発表会を開催する。2学期は、緑 陽かがやき発表会を開催し、保護者・地域の方にも鑑賞していただく。 ・1月に開催される緑陽コミュニティの「新春緑陽ひろば」で代表者が発表する。 ・観劇会を9/30(火)に開催する。 ・3学期に百人一首大会を開き、保護者や地域の方に呼びかけて、交流し結びつ きを深める。 4 期待する効果 ・自分の考えを伝えるための自己表現力や、聞く側の立場や話し手の立場を意識し たコミュニケーション能力が育成される。 ・集団活動を通して、他の児童の能力を認め、相手を尊重する態度や自己の役割を 果たそうとする責任感が育成される。 ・百人一首や日本の昔話や優れた読み物に接し、日本の伝統文化への興味・関心が 高まる。 ・音読発表会や緑陽かがやき発表会など、地域住民、保護者へ向けて発表の場を設 定することで、地域住民、保護者の学校への関心が高まる。
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