店頭プロモーション C A S E M E T H O D 味の素 KK どの商品も10倍以上の売上今年開かれた味の素KKの「梅フェアディスプレイコンテスト」（ 5月1日～6月30 日）で見事、グランプリを獲得したのは「キッチンランドサンサン」（京都府京都市）。売場づくりを担当した山梅フェアディスプレイコンテスト㈲ケーワイカンパニーキッチンランドサンサン様（京都府京都市）「価格以外の価値を伝えたい」「キッチンランドサンサン」は、京都市の商業施設「ラクセーヌ専門店」に店を構える。他にも百貨店の「髙島屋」、100円均一ショップの「ダイソー」をはじめ、物販、サービス、飲食といった幅広い口克彦店長は「最高賞をいたテナントが入っている。だくことができ、とてもありがた商業施設が立地するのは、いです」と素直に喜びを表現京都市では初となる大規模計する。画住宅団地「洛西ニュータウディスプレイを実施したのはン」（京都市西京区）の一角で今年6月8日から14日までの1 ある。高度経済成長期の人口週間。店舗入口すぐにある催増加を受け、1976年から入居事スペースで売場をつくり、多を開始。90年代ごろまでは人くの来店客にアピールした。口の増加傾向が見られたが、旬を迎えた梅の時季に合わその後、人口が徐々に流出、せ、家庭で梅干や梅酒をつく減少に転じている。現在、高りたいと考えている人に向けた齢化の進むニュータウンとし陳列を施した。「瀬戸のほんじお」「アジシて知られる。オ®」「味の素®」「パルスイート®」「スリそのうえ、かつて競合する食品スーパームアップシュガー®」といった商品を量感はほとんどなかったが、近年は徐々に増加を持たせ高く積み上げた。さらに上部にはする傾向にあり、店舗の経営環境は厳し「味の素梅フェア」と記した大きなオリジさを増している。昨年10月には、直線距離ナルのポスターを掲げた。で東2.7kmに「イオンモール京都桂川」がディスプレイのポイントについて、山口開業するなど年々、競争は激化している。店長は次のように説明する。「近年、家で料理しない人が増えている。だが今年こそ商業施設「ラクセーヌ専門店」に店を構える「キッチンランドサンサン」そのなか、「ラクセーヌ専門店」も新たなテナントを誘致することで競争力強化をは自家製の梅干や梅酒にチャレンジした図る。今年11月には、インテリア専門店のいという人も一定数おられると考え、わか「ニトリ」がオープンする運びで、現在、急りやすいレシピを用意。また健康志向のピッチで工事が進んでいる。お客さまに対しては、カロリー抑えめが特これに対し、「キッチンランドサンサン」徴の『パルスイート® 』や『スリムアップでも接客に力を入れるなど、地域密着型シュガー®』を使った梅酒を提案した」。の店舗運営を強めることで、より来店してディスプレイを見た来店客からは、「主もらえるような店づくりを通して、周辺住民人が太っているから今年はこの商品でつくってみようかしら」「簡単につくることがでから強い支持を獲得している。山口店長は「競争が激しくなれば、どうきますか」など、興味を持つ人が多かった左から、味の素㈱大阪支社家庭用品第2グループの岩井謙典氏、「キッチンランドサンサン」の山口克彦店長、味の素㈱大阪支社の蔭井俊早次長しても価格競争に陥りがちになる。当店もという。この陳列を話題に会話が弾むこと目立つ場所で展開したこともあり注目購買頻度の高い商品は価格訴求する方もあり、お客とのコミュニケーションにも役度は高く、どの商品も定番売場に比べて針だが、価格以外の価値を伝えられる立ったようだ。 10倍以上も売れたという。ディスプレイコンテストには今後も力を入提案力強めた売場で最高賞を獲得れていきたいと思う」と話している。