味の素グループ労組協議会 記入日:2014年7月14日 記入者:大久保幸一郎 味の素グループ労働組合協議会主催 「第5回ユニオンセミナー」開催!! ・新しい世界に気付き、行動変容を促す ・強い思いだけでなく、それを形にした人の話を聞き、自らを動機付けるきっかけをつかむ ・自分自身に置き換えた場合について考え、具体的な行動に変化を与える : 72名(事務局含む) ◆参加者人数 : 味の素、AGF、KSK、ALC、AFT、AHC、APAC、AJEC、FFA、川研ファインケミカル、 ◆参加労組(組織) : 栁下浩三氏 角上魚類株式会社 代表取締役社長 ◆セミナー講師 : 2014年7月12日(土)@味の素㈱川崎事業所 ◆日時/場所 ◆セミナー内容 <演題> 『買う心 同じ心で 売る心』 <概要> 新潟・寺泊に江戸時代から続く網元の家に生まれ、高校卒業後から実家を継い だものの、時はスーパーマーケットの勃興期、卸先である町の鮮魚店は次々と廃 業。 売り先を次々と失う中、スーパーの売り場の魚を見て「自分ならもっといい商 品を同じ値段で、同じ品質ならもっと安く売れる!」と確信し、思い切って鮮魚小売 への業態転換を決意しました。 昭和49年11月、周囲には建物も人通りもほとんどない、海岸線の道沿いで『角上 魚類』1号店を開店しました。当初の日商はわずか3万円程度だったものの、「とて もいい魚が安く買える」という口コミがたちまちに広がり、半年後には日商50万円 まで上がり、休日になると車で来店するお客様も出てくるほどの活況となりました。 今日では新潟から神奈川まで22店舗を展開。「とにかくうちの店へ来られるお客 様に満足のいく買い物をしていただきたい」、その一念に従って店舗展開、商品管 理、現場の人づくりなどに全力を注ぎ続けてきた栁下氏のお話は、私たちが仕事 に臨む姿勢をふり返り、より良い職場づくり、商品づくり、人づくりについて深く考え るきっかけを与えてくれることと大いに期待されます。 <受講者の声> ・店を訪れたお客様が何も買わずに店を出て行ってしまったシーンを見て、「何がご不満だったのだろう?折角き ていただいたのに大変申し訳ないことをした…」と心から反省し、そこから、四つのよいか「鮮度はよいか」、「値段 はよいか」、「配列はよいか」、「態度はよいか」という基本ルールを作り、その価値観を共有できる人だけが当社の 社員であるとしたというお話には、経営TOPの熱い経営哲学を感じました。 ・お客様にいかに良い品をお届けして喜んでいただくかを最優先にしているので、廃棄率が世の中平均の1/100 以下(0.05%)になっていることや「廃棄は世の中に対する背信行為であり、悪である。」という考え方をお聴きして ジャンルこそ違えども、同じ食品を扱う当社の廃棄率の高さを何とかしなければと強く思いました。 ・利益ありき、戦略構築ありきではなく、自分が業務の中でやりたいことの中心に「お客様の満足」を置くこと、強い 信念が戦略を生み成功を生むことが良く理解できました。早速実践したいです。 味の素グループ労協では、これからも自己研鑽につながるセミナーを企画していきます。 皆さん振るってご参加下さい!
© Copyright 2024 ExpyDoc