!! 活動です な ん こ 地域を愛し、たくましさと思いやりのある久保っ子の育成 活動区分 山口県下松市 たくましい久保っ子を育てる会 基本データ 活 動 名 コーディネーター数 子供の平均参加人数 開始年度 補助の有無 学校支援 地域本部 コーディネーター数 ボランティア登録数 開始年度 補助の有無 コーディネーター数 子供の平均参加人数 年間開催日数 補助の有無 1人 17人 16日 放課後 子供教室 関係する学校 久保小学校・東陽小学校・久保中学校 活動の概要 小学校PTA(2団体) 幼稚園 中学校PTA 久保地区福祉協議会 子ども会育成連合会(2団体) 東陽連合自治会 スポーツ少年団 民生児童委員協議会 スポーツ推進委員 久保地区婦人会 小学校(2校) 主任児童委員 中学校 学識経験者(伝承芸能指導者) 下松警察署花岡交番 少年相談員 ※H25年度の実績 (補助の有無についてはH26年度の状況) 土曜日の 教育活動 コミュニティ・ スクール 指定日 実施場所 久保公民館 委員数 開始年度 23年度 児童生徒数 有 放課後児童 クラブとの連携 無 学級数 たくましい久保っ子を育てる会は、「学校、家庭、地域 との交流を深め地域を愛し、たくましさと思いやりのある 子供の育成」を目的に、平成元年2月に発足した。 久保中 学校区内の関係団体をほぼ網羅したネットワークとなって いる。 会長がコーディネーターとなって、地域と連携した中学生 ボランティア活動の推進や伝統芸能・文化の継承、学校の 安心・安全の見守り、放課後子供教室の運営に取り組んで いる。たくましい久保っ子を育てる会の活動は、まちづく りや地域の活性化にもつながっている。 ● 特 徴 【特徴的な活動内容】 (1) 中学生ボランティア活動の推進 ・ 現在では地域行事等への中学生ボランティアの参加は一般的に なっているが、久保地区では、平成5年から実施している。 (2) たくましい久保っ子放課後子ども教室の企画・運営 ・市教委から事業の委託を受け、地域が主体となった活動を行っている。 (3) 伝統文化・伝統芸能の継承 ・県の指定無形民俗文化財 「切山歌舞伎」 や 「来巻神舞」 「松風太鼓」 などの継承に取り組んでいる。 (4) 世代間交流の促進 ・大人と小・中学生が一緒に活動することで、ふるさとを愛する意識を醸成している。 【実施に当たっての工夫】 (1) 中学生のボランティア活動では、依頼団体が中学校に出向いて作業内容等を事前に説明す るなど、多忙な生徒に極力負担をかけないようにしている。 (2) 放課後子供教室では、ふるさとを愛する子供の育成をめざして、地域の住民が講師やスタッ フとなり、地域の特徴を生かした自然体験などを取り入れている。 (3) 放課後子供教室で、 「切山歌舞伎」 や 「来巻神舞」 の体験活動を実施することで、地域の伝統 文化を継承している。また、市生涯楽習フェスタなどでPR活動を行っている。 (4) 世代間交流を充実させるために、小・中学校のPTA、子供会育成連合会、婦人会、学識経 験者など様々な団体の協力を得ている。 ● 事業を実施して 中学生ボランティア (事前説明会) 久保中学校区では「平日は学校が、休日は地域が主体となって子供たちを育てる」という考え が浸透している。地域に温かく見守られている子供たちは、学校や地域で大変落ち着いて生活し ている。また、地域の大人にとっては、行事や放課後子供教室等で子供たちとふれあうことが生 きがいとなっている。「たくましい久保っ子を育てる会」は、学校・家庭・地域を結ぶ懸け橋と なり、子供たちの15年間の育ちを地域ぐるみで見守り、支援する仕組みである「地域協育ネッ ト」充実のための中心的役割を果たしている。 ● その他 「たくましい久保っ子を育てる会」が推進するボランティア活動の仕組みは、市内の全中学校の 取組へと広がり模範となっている。 放課後子供教室 (田植え体験) 116
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