平 成 27 年 9 月 10日 ( 木 ) 富山県立富山工業高校1年生がケーソン製作現場を見学! ~未来の技術者が港湾土木工事の魅力・スケールを体感~ 平成27年9月8日(火)、伏木富山港(新湊地区)において富山2号岸壁改良工事の本体に使用するケーソン 製作現場に県立富山工業高校土木工学科1年生の40名を迎え、現場見学会を行いました。 これは、建設界の担い手不足に対し、建設関係団体、教育機関、関係行政機関等が一体となって、担い手の確保 ・育成の取り組みを推進することを目的とした「北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会(富山県部会)」と 、 港湾関係事務所等と日本埋立浚渫協会とが若手技術者の確保・育成や施工・品質管理の改善などの共通の課題につ いて検討を行うことを目的として立ち上げた「北陸の港湾空港活性化に向けた検討会」の取り組みとして、当事務 所、日本埋立浚渫協会北陸支部並びに富山県港湾建設協会の共催で行ったものです。 はじめに、当事務所新湊出張所「ふれあい館」において、工事担当職員から事業概要を、続いて工事受注者の管 理技術者から工事概要の説明を行いました。土木業界でもあまり馴染みのない港湾施設や海上工事に関する専門用 語が混じる説明に多少の戸惑いがあったのではないかと感じられましたが、説明を受ける高校生の熱い視線に、説 明する側の説明も次第に熱気を帯びるものとなりました。 質疑応答の時間では『コンクリートの打設量は?』、『1函あたりのケーソンの建造費は?』、『浚渫のための 深浅測量の方法は?』などの質問があり、活発な質疑応答となりました。 その後、工事現場に移動し、係留されたフローティングドック上でのケーソン製作を見学しました。海上に浮か び波により僅かに動揺するフローティングドック上での見学であったことから作業上の苦労とともに、間近で見る ケーソンの大きさから、工事のやり甲斐も感じてもらえたのではないかと思います。 今回の現場見学会を通じて、港湾土木工事や建設業界に携わることに魅力を感じてもらい、将来の職業選択の一 つとして、考えてもらえる契機となることを期待しています。 【 見学会の様子、事業の概要説明 工事担当者の説明 記念の集合写真 現場見学の様子、フローティングドックの前で集合写真、その他 机上講義の様子 】 ケーソン製作現場にて フローティングドック
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