事業報告書

第21期事業報告
自平成26年4月1日 至平成27年3月31日
平成27年4月1日現在 会員数11,599名
1.公益性に関する事業
税務署に開設された青色コーナーでは、女性部が中心となり青色申告の説明を行い、
601件の青色申請書を受理した。
また、税理士会が開催する「無料相談会」では、各支部の役員が所得税や市都民税の
振替納税勧奨を展開し、事務局でも所得税・消費税の口座振替の推進を行った。
さらに東京税理士会東村山支部の支援のもと、電子申告の普及と推進を図った。
2.組織の拡充強化に関する事業
会員増強運動は、年間を通して展開した結果、入会者は1,020名、廃業転出等に
よる退会者は879名に上ったが、結果として141名の増加により6年連続で会員数
をプラス更新できた。また、役員増強を行い新たに54名の役員を増強した。
3.会員の質的向上に関する事業
(1)「税」を中心とした事業
各支部は、自己研鑚を含む指導会を64回開催し、役員の応援は延べ621名、指導
を受けた会員は延べ747名であった。
また、確定申告期は早期申告件数が3,848件、1月21日からの消費税を含む決
算期において、当会を通じて申告した者は、所得税と消費税で10,777件(前年
10,642 件)となった。
さらに、パソコンによる講習会を開催し、会計ソフト「Let’s Try 青色申告」の利用件
数は目標の2,500件を超え、事務局での会計ソフト個別相談指導等により、複式簿
記による記帳を実践しながら青色申告特別控除65万円を適用する者は、2,097名
(前年 1,939 名)となった。
(2)「経営」に関する事業
労働保険・小規模企業共済等各種共済の普及については順調に行うことができた。
一方、日本政策金融公庫の金融相談会については、民間金融機関の低金利商品等に押
され相談者が減少したが、引き続き相談会は継続し会員の便宜を図りたい。
4.税務知識の普及啓蒙活動に関する事業
機関紙等を年7回発行し、会員に必要な税情報・経営情報等の広報活動を行なうとと
もに、各市で開催された市民祭・産業祭に参画した。また東村山税務署管内を対象とし
て13万部の新聞折り込みチラシによる確定申告の広報、ポスターによる記帳・帳簿等
保存制度の広報を展開。さらに一般市民向けに簿記講習会や相続税講習会を開講した。
5.会員相互の連帯・協調の醸成に関する事業
好評につき増便となった事業が出るなど、女性部及び各支部が開催した会員向け事業
活動等を通じ、延べ1,347名(前年 1,285 名)の参加者を得ながら会員相互の親睦
を図った。
以上、第21期の事業報告とする。