第22期事業計画書 - 一般社団法人 東村山青色申告会

第22期事業計画書
自:平成27年4月1日 至:平成28年3月31日
Ⅰ.基本活動
社団法人から通算して第22期目の会活動の基本方針は、公益事業を積極的に展開して、申告
納税制度の健全な発展と納税道義の高揚に努め、地域社会の発展に寄与するとともに、さらに会
員を増強し、組織の基盤を確立する。
1.会員及び市民、並びに、税務当局から信頼され、かつ、評価される公益事業を積極的に展開
する。
2.会員増強運動を推進する等、組織の拡充強化を図り、一般社団法人としての組織の基盤を一
層堅固に確立し、健全な納税者団体として発展を期する。
3.会員の質的向上を図り、税務当局との相互信頼を保持しつつ、税務行政の円滑な運営に協力
し、もって申告納税制度の発展に寄与する。
4.税務知識の普及啓蒙活動、租税関係の法令・通達等の講習会を通じて周知し、自計主義を基
本に誠実な記帳能力の向上と適正な申告の指導に努め、もって納税道義の高揚に期する。
5.親睦旅行・カルチャー活動等を通じて、会員相互間の親睦・連帯・協調の一層の醸成に努め
る。
Ⅱ.事業計画
1.公益性に関する事業
(1)広報活動
2年目を迎えた白色申告者の記帳・帳簿等保存制度及び10月よりスタートとなるマイナ
ンバー制度についての広報活動を行う。
また、青色コーナー及び税理士会無料相談会において「青色申告の普及・国税及び地方税
の振替納税」を推進する。
(2)啓蒙活動
租税教育の推進事業として昨年度から取り組んだ小学生を対象とした租税教室に積極的に
参画する。
2.組織の拡充強化に関する事業
(1)年間を通した会員増強
イ、ホームページやチラシなどの広告媒体を活用した会員増強運動を展開する。
ロ、役員並びに女性部員と職員とが連携をとり、年間を通した会員増強を実施する。
(2)組織の強化
イ、研修会等を通して役員相互の連帯感を醸成する。
ロ、将来の組織強化に向け、若い世代を中心に役員増強運動を展開する。
3.会員の質的向上に関する事業
(1)
「税」を中心とした事業
イ、
「青色申告者」を対象に複式簿記を主体とした完全自計までの集合・個別指導を行う。
ロ、
「青色申告特別控除65万円」の適正な適用に備え、
「Let’s Try 青色申告」を有効活
用し、その利用者2,700件を目指す。
ハ、申告水準向上策の運動
①所得税に関し、専従者給与を含む適正申告の指導を徹底する。
②消費税の記帳に関し、説明会・指導会を随時開催し、その習熟を図る。
二、電子申告納税制度「e-Tax」の普及活動を展開する。
ホ、税理士部会の協力を得て、税務相談会を定期開催するとともに、必要に応じ相続税等
の各種税務講習会を開催する。
ヘ、消費税の滞納未然防止のための活動を行う。
(2)
「経営」に関する事業
イ、一人親方労災を含む労働保険、
各種保険の普及を推進し、
会員の万一の事故に備える。
ロ、小規模企業共済制度の普及を図り、会員の将来に備える。
ハ、金融相談会を定期的に開催する。
(3)法律相談会を定期的に開催する。
4.税務知識の普及啓蒙活動に関する事業
「税」を中心とした事業活動を基本に置き、機関誌等を通じ会員に必要な税情報・経営情
報等の広報活動を行うとともに、一般市民に対し「記帳・帳簿等保存制度」の習熟に向け指
導会を開放する。
また、
「税のミニ情報」の発行や各市で開催される市民祭・産業祭に参画するなど、税務
の広報を展開する。
さらに、会計ソフトの利用拡大を念頭にパソコンの基礎知識を広めるための講習会を開催
する。
5.会員相互の連帯・協調の醸成に関する事業
(1)四季折々の会員レクリェーションや、会員親睦旅行を開催すると同時に、各支部における
会員向け事業活動を積極的に展開する。
(2)女性部は、部員の増強と新規会員の退会防止を図りながら、カルチャー活動や見学会など
を積極的に開催する。
6.その他
「一般社団法人としての組織基盤の確立」及び「所得税・消費税の適正申告の推進」を円
滑に実施して行くために、各種会議の開催を積極的に行う。
以 上