楽しい 工作 カラフルキャンドル 色とりどりのキャンドル作り とけて固まる様子も観察しよう 1 たこ糸で芯(しん)をつく り、高さを調節する。 入れた いビンの高さに合わせてくだ さい。 写真のように、割りば しを利用するとよいでしょう。 4 天ぷら油をビンに入れ、 クレヨンをよくとかす。竹ぐ しなどでよく混ぜ、色をつけ ましょう。 じょうはつ 蒸発 ゆうかい 融解 気体 蒸発 液体 融解 固体 用 意 す る も の 天ぷら油(40mℓ)、油凝固剤(ぎょうこざい4. 0g)、はかり、 クレヨン、 カッター、 ビン、おなべ、軍手、たこ糸、割りばし 2 カッターでけずったクレ 3 天ぷら油を約80℃に熱し、火を止め て油凝固剤を入れ、よく混ぜる。熱いの で、必ず軍手をしましょう。油凝固剤は標 準使用量の2∼3倍です。 ビンの大きさ によって天ぷら油、油凝固剤の量を好き なように変えましょう。割合は、天ぷら油: 油凝固剤=10mℓ:1gが目安です。 ヨンを、 ビンに入れる。 クレ ヨンの量は少しでOK。芯 は割りばしごとはずしてお きましょう。 5 固定しておいた芯をビ ンの中に入れる。思ったよ り早く固まります。急いで! 6 冷えたらできあがり。水を入れ たバットにひたすと早く固まりま す。 キャンドルの中に水が入ら ないように注意してね。 教えてくれた人 ロウソクの科学 ロウソクの燃える仕組み! 固体の状態のロウがとけて液体になりま す。上の部分がおわんのようになっていて、 そ こにとけて液体になったロウがたまります。液 体になったロウは芯を伝って (毛細血管現象) 高温の気体となり、空気中の酸素と混じり 合って炎 (ほのお) を上げて燃え出します。 熱いから きをつけようね 今回紹介(しょうかい)するのはキャンドルです。キャンドルとは日本語でロウソクのこと ですが、意外と奥(おく)が深いんです。工作をしながら、ロウソクの科学についても考 えてみましょう。キャンドルの色付けは、クレヨンでします。作り方をマスターして、色とり どりのキャンドルをたくさん作ってみましょう。 火やカッターを使った作業など安全には十分注意してください。不純物が混ざった廃油 (はいゆ)を使うと危険な場合があります。 長崎市科学館 業務グループ 山脇舞子さん 外炎 1400℃ 内炎 500℃ 炎心 300℃ 所 長崎市油木町7−2 ☎ 095・842・0505 開 9時半∼17時 「科学館では年30回ほど科学教室を開いています。 キャンドル作りも11月と12月にする予定です。ほかにも 楽しい科学教室をたくさん用意していますので、 スター シップニュースやホームページで確認してください」
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