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--Latin America Newsletter--
ジェトロ中南米情報
2015.3.16
Vol- M-245
Vocero Latinoamericano
事務局/海外調査部 中南米課
【
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最近
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主な
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南米
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(日付はジェトロ通商弘報掲載日です)
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《ブラジル》
<3 月 6 日>
財務省の増税政策、化粧品や燃料の課税拡大
財務省は増税政策に関し、1 月 21 日から 30 日にかけて、3 つの政令と大統領令(暫定措
置令)を官報に掲載した。化粧品流通に課せられる工業製品税(IPI)の課税体系が変更され
るほか、社会統合基金・公務員厚生年金(PIS/PASEP)および社会保険融資負担金
(COFINS)の税率が変更され、金融取引税(IOF)や燃料に対する税率も変更になる。この
一連の増税措置は 206 億 3,000 万レアル(約 8,458 億 3,000 万円、1 レアル=約 41
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円)の税収を新たに確保するためのものだが、インフレ圧力の高まりと景気への悪影響も懸
念される。
《メキシコ》
<3 月 13 日>
メキシコ湾の石油開発 9 鉱区を発表-ラウンドワンの第 2 弾入札-
国家炭化水素委員会(CNH)は 2 月 27 日、メキシコ湾の石油開発の民間開放となる、通称
「ラウンドワン」の第 2 弾入札鉱区を連邦政府官報で公示した。同公示(CNH-R01-L02
/2015)では、ベラクルス、タバスコ、カンペチェ州にまたがるメキシコ湾浅水域の 9 鉱
区を対象とし、今回も生産物分与契約方式による民間参入を認めている。開札は 9 月 30 日
を予定している。
<3 月 12 日>
スマートフォンの利用が急拡大、携帯電話の 5 割超す
通信市場に関するコンサルティング・調査会社コンペティティブ・インテリジェンス・ユニ
ット(CIU)によると、2014 年末時点のスマートフォンの利用契約数は携帯電話の利用総
契約数の 50.7%に達した。過去 7 年間で年平均 76%増加した。スマホが急拡大した背景に
は、機器のサプライヤーが増えて競争が生まれ、中間層にも手の届く価格が実現したことが
ある。スマホの普及に伴いインターネット利用も拡大傾向にあり、インターネット、特にソ
ーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用したマーケティングの重要性が高ま
っている。
<3 月 11 日>
2014 年の対内直接投資は 48.9%減の約 225 億ドルに
2014 年の対内直接投資は、前年比 48.9%減の 225 億 6,840 万ドルだった。ベルギーの
ビール製造大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB インベブ)による大型投資が 2013
年に行われた反動減の影響が大きい。分野別では製造業が 6 割弱に縮小した一方、金融・保
険が 24.6%にシェアを拡大した。日本企業の投資案件は依然として自動車産業に集中してい
る。
<3 月 9 日>
石油公社、2015 年度予算の 11.5%削減を発表-製油所改修の延期が中心-
メキシコ石油公社(PEMEX)は 2 月 16 日、2015 年度予算の 11.5%に当たる 620 億
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ペソ(約 4,898 億円、1 ペソ=約 7.9 円)を削減すると発表した。政府の 2015 年歳出予
算削減策を受け、製油所の改修を延期するほか、経常支出の削減にも取り組む。
《メキシコ・コロンビア》
<3 月 6 日>
エネルギーや通信分野で日本の技術をアピール
-ボゴタとメキシコ市で太平洋同盟国インフラセミナー開催-
ジェトロは日本のインフラ輸出の推進に向けた「太平洋同盟国インフラセミナー」をコロン
ビアのボゴタ(2 月 17 日)およびメキシコのメキシコ市(2 月 19 日)で開催した。両国
に対しては日本政府が「太平洋同盟インフラマスタープラン」を作成するなど、インフラビ
ジネスの成長が期待できる市場として注目が集まっている。
《メキシコ・韓国》
<3 月 16 日>
起亜自動車が国内販売に参入、シェア 5%を目指す
韓国の起亜自動車がメキシコ国内販売市場に参入する。2015 年 7 月にもメキシコ全土で
22 店舗の販売店舗網を展開し、コンパクトカーやスポーツ用多目的車(SUV)部門で 3 モ
デルを投入する計画だ。2016 年には店舗網を倍増させ、2017 年に販売シェア 5%を達成
することを目標としている。
《ペルー》
<3 月 2 日>
2014 年の新車販売台数は前年比 7.1%減に
ペルー自動車販売代理店協会(ARAPER)によると、2014 年の新車販売台数は 18 万
7,081 台で、過去最高だった前年に比べて 7.1%の減少となった。経済成長の鈍化による内
需の落ち込みと、鉱業プロジェクトの遅れに伴う同部門の需要減が響いている。
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【
【政
政治
治経
経済
済日
日程
程 33~
~55 月
月】
】
<3月>
3月17日
コロンビア2014年第4四半期GDP発表
3月18日
チリ2014年第4四半期GDP・国際収支発表
3月18〜20日
メキシコ総合食品見本市「Expo ANTAD2015」
(グアダラハラ市)※ジ
ェトロがジャパン・パビリオンを設置
3月20日
アルゼンチン2014年第4四半期GDP、国際収支発表
3月20日
メキシコ1月小売・卸売販売指数発表
3月25日
アルゼンチン2月貿易統計発表
3月26日
ブラジル2月月間雇用調査発表
3月26日
アルゼンチン2月工業生産月間指数発表
3月27日
ブラジル2014年第4四半期GDP発表
3月27日
コロンビア2012年および2013年のGDP発表
3月27日
アルゼンチン1月経済活動月間指数発表
3月27日
メキシコ2月貿易統計・雇用統計発表
3月29日
ボリビア統一地方選挙
3月31日
コロンビア2月雇用統計発表
3月31日
チリ2014年12月〜2015年2月雇用統計発表
3月第1週
アルゼンチン2月自動車生産・輸出・代理店への販売台数、
2月自動車販売登録台数発表
3月上旬
コロンビア1月輸出統計発表
3月中旬
コロンビア1月輸入統計発表
<4月>
4月1日
ブラジル2月鉱工業生産指数発表
4月1日
ペルー3月CPI発表
4月3日
コロンビア3月生産者物価指数発表
4月4日
コロンビア3月CPI発表
4月8日
ブラジル3月IPCA発表
4月8日
チリ3月CPI発表
4月9日
メキシコ3月CPI発表
4月10日
メキシコ2月鉱工業生産指数発表
4月14日
ブラジル2月月間小売り調査発表
4月17日
アルゼンチン3月CPI発表
4月21日
アルゼンチン3月貿易統計発表
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4月24日
アルゼンチン2月経済活動月間指数、3月工業生産月間指数発表
4月24日
メキシコ2月小売・卸売販売指数発表
4月27日
メキシコ3月貿易統計・雇用統計発表
4月28日
ブラジル3月月間雇用調査発表
4月28〜29日
ブラジル中銀、Copom
4月30日
チリ1〜3月雇用統計発表
4月30日
コロンビア3月雇用統計発表
<5月>
5月1日
ペルー4月CPI発表
5月4日
コロンビア4月生産者物価指数発表
5月5日
コロンビア4月CPI発表
5月6日
ブラジル3月鉱工業生産指数発表
5月7日
メキシコ4月CPI発表
5月8日
ブラジル4月IPCA発表
5月8日
チリ4月CPI発表
5月12日
メキシコ3月鉱工業生産指数発表
5月14日
ブラジル3月月間小売り調査発表
5月15日
アルゼンチン4月CPI発表
5月18日
アルゼンチン第1四半期世帯アンケート結果(労働力調査)発表
5月18日
チリ第1四半期GDP・国際収支発表
5月21日
チリ大統領教書発表(バルパライソ)
5月21日
メキシコ第1四半期GDP発表
5月21日
ブラジル4月月間雇用調査発表
5月22日
アルゼンチン4月貿易統計発表
5月25日
メキシコ4月貿易統計発表
5月25日
チリ第1四半期貿易統計発表
5月26日
アルゼンチン3月分経済活動月間指数、4月工業生産月間指数発表
5月26日
メキシコ3月小売・卸売販売指数発表
5月28日
メキシコ4月雇用統計発表
5月29日
ブラジル第1四半期GDP発表
5月29日
チリ2〜4月雇用統計発表
5月29日
コロンビア4月雇用統計発表
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JIIC
CA
Aだ
だよ
より
り】
】
国際協力機構(JICA)より届きました、中南米地域の最新情報をご案内していく
コーナーです。
今号は・・・エルサルバドル
【第3回国連防災会議の国際防災フォーラムにマルティネス公共事業大臣が登壇!
‐3 月 14~18 日に仙台市にて開催中‐】
2015 年 3 月 14~18 日の期間に日本の仙台市で第 3 回国連防災会議が開催さ
れています。エルサルバドルからは政府を代表して、へルソン・マルティネス公共
事業大臣の出席が決定しました。同大臣は、近年多種多様な自然災害に苦しむ同国
で、長年に渡り国の防災分野の政策をリードしてきた人物で、常々 同国から中米他
国へ防災の取り組みを広げていくことを強く願っているため、今回の国際会議への
出席は他国の代表者や国際機関とのハイレベルでの防災政策に係る知見の共有、意
見交換が出来る貴重な機会となることが予想されます。
特に、JICA 主催のシンポジウム「国際防災フォーラム」では、世界銀行(WB)
のキム総裁、国連開発計画(UNDP)のクラーク総裁、欧州委員会(EU)のゲオ
ルギエバ副委員長、フィリピン公共事業道路省のシンソン 大臣、国際協力機構
(JICA)の田中理事長らと共にマルティネス大臣が登壇者として参加することが決
定しています。各国及び各組織の防災に関する個々の取り組みについて発表がある
ほか、今回の国連防災会議の焦点となる防災事前投資の重要性や、ビルドバック・
ベター(災害以前の状態に復旧するだけでなく、被災地をより良い状態に再建する
こと)の発想、中央政府の役割と重要性に関しての討論など防災に おける興味深い
テーマが取り上げられます。
同シンポジウムの内容は、JICA の広報ツールとして、防災事業や他のサイドイ
ベントの状況を交えた DVD に取りまとめられる予定となっており、また、NHK の
E-テレ、NHK World でも放映が決定しています。今回のマルティネス大臣の国連
防災会議への参加により、日本から遠く離れた小国エルサルバドルの防災分野にお
ける取り組が世界の多くの関係者に紹介されることが期待されています。
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【
【お
お知
知ら
らせ
せ】
】
ジェトロ調査レポートのご案内
ジェトロでは、日本企業及び在外日系企業の皆様への海外展開のサポートの一環と
して、各国・地域の経済・貿易投資・産業動向、法制度情報等を調査レポートとして公
開しています。このたび「チリ税制改正の概要」をジェトロウェブサイトに掲載しまし
た。国際ビジネスの情報源としてご活用ください。
「チリ税制改正の概要」調査レポートは以下のURLよりご覧下さい。
→
http://www.jetro.go.jp/world/cs_america/reports/07001952
ミチェル・バチェレ大統領は2014年4月1日に、法人税率の引き上げ、外資法の廃止、
環境税の導入などを含む税制改正法案を国会に提出した。企業活動に大きな影響を及ぼす
改正案だったため、業界団体が法案に懸念を表明するなど、チリ国内で半年にわたり議論
が繰り広げられたのち、9月に国会で法案が成立した。
本レポートは、チリに進出している、あるいは進出を検討中の日本企業の立場から、法
人税を中心に、付加価値税、外資法、租税回避防止規程、自動車税、環境税、印紙税につ
いて詳しく解説している。
ジェトロ発行の出版物「ジェトロセンサー」のご案内
ジェトロが発行する、世界貿易・投資の潮流をフォーカスする国際ビジネス情報
誌「ジェトロセンサー」。最新号である4月号(3月15日発売)では、特集「中南米
ビジネス
まずはパートナー選びから」を30ページにわたりお届けしています!
中南米でビジネスパートナーと提携して成功したビジネスモデルについて、さま
ざまな角度から解説、また特別リポートでは、ジェトロ事業を通じて得られた「中
華圏市場開拓のヒント」を現地バイヤーや消費者の目線で紹介します。
この他にも、海外見本市を活用して海外販路開拓に成功した香川の素材メーカー
の成功事例もご紹介します。ぜひご覧ください。
詳細に関しては、以下のURLからご覧ください。
→ http://www.jetro.go.jp/publications/item/js-20150315.html
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さい。
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