氏 名 酒井 宏明

ふ
り
氏
が
さかい
な
名
酒井
取得学位
ひろあき
職
宏明
修士(教育学)
名
教授
愛知教育大学大学院教育学研究科
受賞歴等
教育方法論・教育課程論・教育原理・教職概論・特別活動論・教育経営論・生活科
主な担当科目
指導法・生活科研究・教科生活担当
所属学会
教育方法学会、全国地方教育史学会
教
育
業
績
実施
事項
概要
年月(日)
【作成した教科書,教材】
『教えることをどう学ぶか』あいり出版
平成 23 年 3 月
1 時間の授業を成功させるためには、単元全体の計画をはっ
きりとさせておかなければならない。そ こで、よい授業をする
ためには、まずどのような手順によって単元を計画すればよい
のか、そして、そこで大切にしたいことは何かを具体的に述べ
た。
教科用図書日本文教出版『小学校社会科 3・4
平成 23 年 4 月
小学校4年生
「安全なくらし」
部分について、消防署で働く人々
の苦労や一日の勤務の様子などについて、小学校4年生に分かり
年下』平成 20 年度版
やすく記述していった。また、地域に暮らす人々の防火意識な
どを取り上げ、特に地域の消防団の活動についても述べた。
『新学習指導要領を見通した岡崎附属小の社
会科・生活科の授業』
平成 23 年 6 月
黎明書房
今、子どもたちは学ぶ楽しさや喜びを感じて生きているだろ
うか。かりに感じていたとしても、それ は教師や親、学校や塾
の成績やテストによる評価に よるところが大きく関係している
のではないか。こうした問題意識をもとに、自律的に自ら学ぶ
ことによる楽しみや喜びを味 わうために、子どもたちが学ぶ 楽
しさを生むための授業・教師・学校はどうある べきかを具体的
な事例をとおして、論述していっ た。
『学ぶ楽しさを生む授業・教師・学校をつくる』 平成 23 年 6 月
黎明書房
平成 20 年3 月の学習要領の告示により、社会 科の指導計画
作成上の配慮事項において、「興味・関心を持って学習に取り
組」むことや「観察や調 查・見学などの体験的な活動」などが
求められている。また、生活科の学習指導の進め方には、「振り
返り表現する機会を設ける」「伝え合い交流する場 を工夫する」
などが必要とされている。
こうした新しい学習指導要領を見通した学習づくりは、私たち
授業者にとって大きな課題である。 これらの課題に応えるため
に、岡崎附属小の社会 科•生活科の新たな授業づくりを提案し
た。
【実務の経験を有する者についての特記事項】
教育実習指導
1.名城大学講師
平成 24 年 10 月
名城大学教育実践報告会特別講演講師
平成 18 年 2 月
教育論文の講評と教育論文の書き方を指導
平成 24 年 1 月
教育指導員の授業力向上についての指導
平成 24 年 2 月
道徳授業づくりについての指導
平成 24 年 5 月
講演会「人を育てる」基調講演講師
現職教育
平成 26 年 8 月
授業づくりについての指導
現職教育
平成 26 年 10 月
生活科授業づくりの指導
7.東京コンサルティンググループ・久野康成公
平成 27 年1月
講演会「今日における教育問題」
平成 18 年~
みよし市教育研究会社会科部会会長
研究会・研修会
1.北設楽郡教育研究発表大会
講演講師
2.みよし市教科領域等指導員研究会
3.みよし市立黒笹小現職研修
講師
講師
4.東京コンサルティンググループ・久野康成公
認会計士事務所
講演会講師
5.愛知県江南市立古知野西小学校
講師
6.愛知県西尾市立一色東部小学校
講師
認会計士事務所
講演会講師
教職実践関係
平成 22 年
三河教育研究会社会部会夏季研修会 4 年分科会助言者
平成 19 年 8 月
みよし市教育研究教育大会中学校社会科分科会助言者
平成 21 年 11 月
愛知県社会科教育研究大会 6 年分科助言者
平成 18 年
愛知教育大学教職大学院設置準備委員会委員
平成 18 年~
愛知県教育史年表編纂事業編集委員会副委員
その他
各種委員としての特記事項
平成 21 年
平成 21 年~
愛知県義務教育問題研究協議会専門部会委員(愛知県
平成 22 年
教委より委嘱)
平成 23 年
みよし市教育基本計画策定委員会委員
研
区
分
品・演目などの名称
著
書
1.「授業研究と授業の創造」
単 共
著書・論文・発表テーマ・作
・
5
平成 18 年 8 月
共著
究
業
発行
・
発表
年月
(日)
績
発行所/誌名・巻号/学
会・展覧会・演奏会の
備考
名称(会場名)
平成
渓水社
名古屋大学大学院 的場正美 • 柴
25 年 4
総頁数 359 頁
田好章編
月
第18章「愛知県における戦後新教育実
践の展開」
部分(P311-326)執筆
(概要)
授業研究(授業分析を含む)は、基本
的には、教室における授業を豊かにす
ることによって、子どもの考える力を
培い、小中高等学校の教師の授業を熟
省する力を育ててきた。一方、授業研
究は授業に関する事実を生み出し、理
論的にその事実を再構成することによ
って教育理論を構築することに寄与し
てきた。本書の内容は、第1 部では授
業研究と授業分析の理論と分析方法を
具体的に述べた。第2部では授業研究
によってどのように教師が成長したか
について述べ、第3部では豊かな授業
の創造のための授業研究はどのように
あるべきかを述べ、第4 部では歴史的
に蓄積されてきた授業研究の現在に生
きる知見を述べた。
共同執筆者
的場正美、柴田好章、深谷圭
助、サルカール
アラ ニ・モ
ハメッドレザ、杉本憲子、副
島孝、毛利隆宏、 安達仁美、
山川法子、久野弘幸、千鎬誠、
水野正朝、 清道亜都子、中島
淑子、堀田貴之、横山真里、
北島 信子
そ
の
他
1.「中学校での授業実践の苦
単著
平成
雑誌「考える子ども」 (概要)
悩と可 能性-みよし市立
22 年
(社会科の初志をつ
授業研究は、子ども理解と授
北中学校の授業実 践を例に
3月
くらぬ会機関紙)
業力向上のための知識構築の
333 号
場となっている。さらには、
して―」
こうした知識構築のみなら
ず、同僚性形成の機会にもな
っている。つまり、さまざま
な個性的な授業を検討してい
くなかで、同僚の持つ経験に
裏付けされた授業に対 する
知見を共有し合うことで、教
師としての力量を お互いに
高め合うことができるのであ
る。授業研究 を中核とした学
校経営のもと北中の教師たち
は 日々授業実践をしている。
これらの授業実践を紹介 し
た。P28-33
2.「愛知県教育史年表(昭和
共著
平成
愛知県教育史年表編
編集副委員長として全体の編
61 年~平成 17 年)」
22 年
纂 委員会
3月
愛知県総合教育 セ
集(担当分野分割不能)
(概要)
ンター
愛知県教育の歩みを日録様式
総頁数 380 頁
で編集した資料として、昭和
40 年に、
「愛知県戦後教育史年
表(昭和 20 年~40 年)
」昭和
63 年に「愛知県教育年史年表
(昭和 41 年~昭和 60 年)」が
それぞれ刊行された。 これら
の編集方針を基本的に継承し
つつ、昭和 61 年から平成 17
年までの 20 年間の愛知県教育
の足 跡を概観できる資料集
として出版した。
共著執筆者
岡野繁幸、加藤良三、石井志
津子
大島敏裕、横山誉夫、鈴木善
博
磯谷正行、羽佐田透一、水谷
光一
米山誠
3.「活力ある学級づくりを目
共著
平成
「名城大学教職セン
代表執筆者:名城大学教職セ
指した学校経営-みよし市
23 年
ター紀要」
ンター准教授平山勉
立北部小学校3年間の現職
3月
第8巻
全体の執筆:酒井宏明 P 47-56
教育の取り組み-」
部分執筆
(概要)
「教師は授業で勝負する」と
いう言葉をよく耳に する。し
かしながら、教師は日々の本
務以外の仕事 に追われ、十分
に教材研究をすることなく授
業に臨 みがちである。「教師
は授業で勝負する」ことを教
師の生き甲斐と考え、自信と
やる気をもって授業に 臨む
教師の元気な姿が見えたと
き、子どもたちも生き生きと
した学び合いの場を創造して
いくに違いない。
そこで、学校経営を教師の
授業力向上に力点を置 くこ
とで、教師の授業に対する目
を開くようになってほしいと
願って、3 年間の学校経営を、
現職教育 での教師の営みを
とおして振り返ってみた。
P47-56
4.「教えることをどう学ぶ
共著
か」
平成
あいり出版
執筆者代表:岐阜大学教授
23 年
総頁数 221 頁
石川英志
3月
第 3 章授業づくり第 2 節「単
元の計画を立てる道筋 とそ
こで大切にしたいこと J 部分
(P 74-88)執筆
(概要)
1 時間の授業を成功させるた
めには、単元全体の計画をは
っきりとさせておかなければ
ならない。そ こで、よい授業
をするためには、まずどのよ
うな手順によって単元を計画
すればよいのか、そして、そ
こで大切にしたいことは何か
を具体的に述べた。
また、単元に入ると、子ども
たちの興味関心が教師の予測
していたものからずれていく
ことがしば しばある。そこで
単元の修正も必要となる。子
ども たちの興味関心や思考
の流れを十分にとらえた単元
をどのように計画すればよい
のかについて述べ た。
共同執筆者
西尾朋子、清水優子、益子典
文、松本謙一、大杉 昭英、松
永洋介、芳賀雅俊、安井豊宏、
稲津公子、板垣英一、藤本十
美夫、有村久春、松木健一、
牧田秀明、今井亜湖、加藤直
樹
5.「新学習指導要領を見通し
共著
平成
黎明書房
編著者・執筆者代表:酒井宏
た岡崎附属小の社会科・生活
23 年 6
総頁数 131 頁
明
科の授業」
月
「はじめに」
・序章「岡崎附属
小の単元づくりと授業構想」
(P7-19)
・
「おわりに」部分執
筆
2008 年 3 月の学習要領の告示
により、社会 科の指導計画作
成上の配慮事項において、
「興
味・関心を持って学習に取り
組」むことや「観察や調 查・
見学などの体験的な活動」な
どが求められている。また、
生活科の学習指導の進め方に
は、「振り 返り表現する機会
を設ける」
「伝え合い交流する
場 を工夫する」などが必要と
されている。
こうした新しい学習指導要領
を見通した学習づくりは、私
たち授業者にとって大きな課
題である。 これらの課題に応
えるために、岡崎附属小の社
会 科•生活科の新たな授業づ
くりを提案した。
共同執筆者
仲田英成、彦坂登一朗、金田
季也、加藤秀明、
山本 一之、山田昌弘
6.「学ぶ楽しさを生む授業・
教師・学校をつくる」
共著
平成
黎明書房
編著者•執筆者代表:酒井宏明
23 年
総頁数 124 頁
「はじめに」
・第 4 章第 1 節「授
6月
業実践の力を高めるための現
職教育を核とした学校」
(P106-113) • 「おわりに」部
分執筆
(概要)
今、子どもたちは学ぶ楽しさ
や喜びを感じて生きているだ
ろうか。かりに感じていたと
しても、それ は教師や親、学
校や塾の成績やテストによる
評価に よるところが大きく、
点数や席次が上がれば喜び、
学ぶ楽しさも増す。他人の評
価や承認による他律的評価に
よって、その楽しさも喜びも
決まるのであ る。自律的に自
ら学ぶことによる楽しみや喜
びを味 わっているのではな
い。そこで、子どもたちが学
ぶ 楽しさを生むための授
業・教師・学校はどうある べ
きかを具体的な事例をとおし
て、論述していっ た。
共同執筆者
霜田一敏、平山勉、浅井厚視、
川合英彦、北山淳
増岡潤一郎、松永博司、早川
浩史、田村高浩、伊倉 剛、岩
田圭司、中島年隆、服部太
7.愛知第二師範学校附属小
単著
平成
「地方教育史研究」
(概要)
学校の教育課程の変遷一生
24 年
(全国地方教育史学
戦後新教育の実践の多くは、
活教育の成立と展開を中心
5月
会紀要)
アメリ力のカリキュラム理論
第 33 号
や文部省指導要領に基づいた
として -」
ものであったが、岡崎附小の
戦後新教育の実践は、大正期
から受け継がれてきた生活教
育の実践をふまえ、それを戦
後の新教育として発展させて
いった。本稿 では大正期の岡
崎附属小の生活教育は、どの
ような ものであったのかを
述べ、岡崎附属小の戦後新教
育の展開について明らかに
し、戦後の岡崎附属小の生 活
教育、さらには戦後カリキュ
ラムの質を検討し ていった。
P65-82
8.「愛知県における戦後新教
単著
平成
「東海学院大学短期
(概要)
育実践の展開―実験学校協
27 年 3
大学部紀要」第41
戦後の全国的な新教育の流れ
議会の役割を中心として―」
月
号
のなかで、愛知県において、
新教育実践校がどのような経
緯によって新教育の考えを受
容し、また、実践をしていく
なかでどのようなことが問題
となってきたのかというよう
なことについて,愛知県実験
学校協議会の活動とそれを推
し進めた愛知軍政部の役割を
通して明らかにした。