事業評価票 144 道路照明のLED化 事 始 平成 20 年度 (建設局道路管理部/一般会計) 事 業 終 了 予 定 平成 - 年度 【局評価】 1 どのような経緯で事業を始めたか、何を目指すのか ○ 「10年後の東京」で掲げられた目標の一つである 「世界で最も環境負荷の少ない都市の実現」に基づ き、都道における既設街路灯の水銀ランプを省エネ 照明へ転換し、街路灯の消費電力量を抑制するとと もに、CO2排出量の削減を図る。 ○ 平成25年度までに既設街路灯の水銀ランプ約 73,600灯を省エネ照明に転換することで、消費電力 量を約4割削減し、CO2年間排出量を約1.6万t (体積換算 東京ドーム約6.6杯分)削減する。 業 開 【財務局評価】 3 どのような課題や問題点があったか 5 財務局として、成果や課題などについて、どう考えたか ○ 従来、LEDランプは、製品単価が高く、LCCで 省エネランプに劣っていた。また、指向性が高く既存 照明に比べて配光範囲が絞られているため、必要な照 度の確保が課題となっていた。その後、配光技術やL ED素子性能が向上するとともに、製品単価も下降傾 向にあり、LCCが優位となっている。 ○ 一方、LEDランプの標準的な構造は直線ポールで あるが、都が管理する既設街路灯は、街路樹との近接 や歩道幅員確保の観点から、曲線ポールや共架灯が多 いなど、既設道路における導入には課題が多い。 ○ 「世界で最も環境負荷の少ない都市の実現」のため には、都道における街路灯の省エネ照明への転換は必 要である。 ○ また、省エネ照明への転換の実施にあたっては、省 エネ効果だけではなく、維持管理コストの改善にも留 意する必要がある。 ○ LEDランプは近年の性能の向上とともにコストも 下降傾向にあることから、試験施行によるLED導入 に向けた検討や、効果が見込まれる箇所でのLED化 の先行実施は有効である。 根拠法令等 2 どのように取り組み、どのような成果があったか ○ 平成20年度から既設街路灯の水銀ランプを省エネ ランプ(セラミックメタルハライドランプ等)に交 換することを開始した。 ○ 平成25年度には、計画灯数7,600灯を省エネ照明 に転換し、25年度末までに累計73,600灯の転換を実 施した。 4 局として、事業をどうしていきたいか 拡大・充実 見直し・再構築 移管・終了 その他 ○ 街路灯のLED化に関する試験施工を行い、既設道 路における導入に向けた検討を行う。 6 27年度予算で、どのように対応したか 拡大・充実 ○ 照明の設置間隔が一定で遮蔽物が少ない等、理想的 な設置条件を確保しやすいトンネル内照明について は、老朽化対策に合わせて、先行的に照明のLED化 を行う。 25年度決算額 歳 入 - 千円 26年度予算額 - 千円 27年度見積額 - 千円 歳 出 見直し・再構築 移管・終了 その他 ○ 局案のとおり予算を計上する。 25年度決算額 386,068 千円 26年度予算額 131,000 千円 歳入 27年度予算額 - 千円 27年度見積額 473,412 千円 歳出 27年度予算額 473,412 千円
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