除染・廃棄物技術協議会 除染・廃棄物技術協議会 TechnicalAdvisory AdvisoryCouncil Councilon onRemediation Remediationand andWaste WasteManagement Management Technical 除染・廃棄物技術協議会の ワーキンググループ活動 線量評価WG (2012.7~2013.5) 除染効果を評価するための線量評価方法の検討を行い、「除染効果測定のための放射 線測定手引書」を作成した。 ステークホルダダイアログWG (2012.10~2013.10) 海外の経験を有する事業者等が協力して、福島の現状を踏まえた上で、除染事業の展 開と住民帰還に向けて、福島においてどのようなstakeholder dialogueを導入することが可 能か検討し、ステークホルダーダイアログ導入の枠組みを提案した。 焼却灰WG (2013.1~2013.12) 廃棄物の焼却などの結果生じる放射性物質を含む焼却灰の処理・処分方法について検 討し、「セシウムを含有した焼却灰の適正処理に向けた提案」と「放射性物質を含む廃棄 物焼却施設における放射線測定の方法と事例の紹介」を作成した。 処理の安全性WG (2013.1~2013.12) 選別、焼却などの廃棄物処理・処分における安全性を確保するための技術を検討し、 「放射性物質を含む廃棄物を焼却処理する際の安全性に関する検討」を作成した。 浄化土壌WG (第1フェーズ 2013.4~2013.12) (第2フェーズ 2014.1~2014.12) (第3フェーズ 2015.1~2015.6 ) 分級・洗浄などによって生じる低放射能濃度の土壌の再生利用方法に関して検討し、提 案を行う。第1フェーズでは、浄化土壌の用途、仕様、分級洗浄技術に関して提案書を作成 した。第2フェーズでは浄化土壌利用の経済性を中心に検討した。第3フェーズでは、最終 処分に向けた土壌の減容に関する実証試験の内容を検討した。 ロジスティクス・マネージメントWG (2014.4~継続中) 大量の土壌及び廃棄物の輸送に貢献する技術を検討する。これまで、「荷姿と運搬方 法」、「運搬従事者の被ばく管理」、「情報システム」の検討を行い、現在は「積込場」、「焼 却灰等輸送」、「事故対応」に関する検討を実施中である。 放射線計測WG (2014.4~継続中) 除染で生じた除去土壌や廃棄物の処理に関連する放射線計測技術を検討する。これま で、「土壌及び廃棄物中の放射能計測方法」、「効率的なスクリーニング方法」、「輸送事 故時の放射線測定」の検討を行ってきた。今後、他のWGから提示された放射線計測関連 の課題に関する検討を行う予定である。 廃棄物関連WG (2015.4~継続中) 中間貯蔵施設に搬入される焼却灰や、中間貯蔵施設で発生する焼却灰(除染廃棄物の 焼却灰)を対象に、焼却灰減容処理の効果検証及び技術開発戦略の策定を行う。また、 浜通り地域を中心に処理が滞っている廃棄物について、処理・リサイクルを促進し、福島 県の復興につなげていくことを目的に、リサイクルセンターの設置・運営に係る検討を行う。
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