こやす おおつぼいせき 子易・大坪遺跡
伊勢原市№123
調査期間 2011 年 9 月１6 日～継続中
所 在 地 伊勢原市子易地内
時　代 近世、中世、縄文、旧石器
調査原因 中日本高速道路株式会社による
新東名高速道路建設事業に伴う
埋蔵文化財発掘調査
遺跡位置 鈴川右岸段丘上･丹沢山地南東縁
に位置する。
主な調査成果
平成 27 年度は 10 区東、10 区西の 2 地点で縄文時代の調査を実施しており、中期の集落や
後期の配石遺構群など、多数の遺構を発見しました。鈴川右岸の最も高い段丘面に立地する
10 区東で発見された配石遺構群は、縄文後期中葉から終末頃につくられたもので、配石遺構
を構成する大形礫には遺跡眼下の鈴川から運び込んだ河原石が用いられているようです。大
形礫が環状・馬蹄形に配されたものや長方形に配された石棺状のもの、複数の礫を組み合わ
せた組石状をなすものや立石を有するものなど、様々な形態の配石遺構が確認されています。
おそらくは、お墓 ( 墓域 ) もしくは何らかのおまつり事を行った場であったのでしょう。
10 区東
10 区西
10 区西 ・ 10 区東縄文面全景
石棺状をなす配石遺構 （南西から）
10 区東配石遺構群
蓋状に配された大型礫を伴う配石遺構 （北から）

子易・大坪遺跡（伊勢原市No.123）

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公募研究プロジェクト Invitational Research Projects

上粕屋・子易遺跡 / 上粕屋・子易2遺跡

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Ⅱ.1.2 木質系バイオマス燃焼灰の有効利用に関する研究 - 林産試験場

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