〔社会〕

7年生
〔社会〕
(1)国や地域
結果から明らかになった課題
出題された 12問中、習熟基準を上回った問題が4問。下回った問題が8問あり 、
全体の正答率は、全体の習熟基準を8.6ポイント下回りました。
結果の分析と解説
学習内容の定着度は、おおいに努力を要する状況であると判断できます。
87.3
60
比較
○
64.6
70
△
88.6
70
○
工業生産額のグラフを読み取ることができる。
39.2
65
△
自動車の組み立て工場と関連工場の関係を考える
ことができる。( 活 用問題 )
⑥ テレビ局でのニュース番組のつくり方を考えるこ
とができる。
79.7
60
○
74.7
70
○
⑦
世界の海洋の特徴について理解している。
51.9
65
△
⑧
世界の国の生活の様子を理解している。
63.3
75
△
46.8
60
△
34.2
65
△
32.9
50
△
1.3
55
△
出題のねらい
①
学年正答率 習熟基準
米づくりの作業について理解している。
②
日本の漁港の資料から、特徴を考えることができる。
ことができる。
③ 食料品の自給率のグラフから、日本の食料自給の
様子を考えることができる。
④
⑤
⑨
世界地図を読み取り、世界の都市の位置関係を理
解することができる。
⑩ 地図から中国の農業の特徴を読み取ることができ
る。
⑪ 資料から、EU加盟国の経済格差について読み取
ることができる。
⑫ 資料から、アフリカ州の経済の特徴を考えること
ができる。( 活 用問 題 )
結果の概要
地理分野では、特に「工業生産額の推移」「中国の農業」「 EU加盟国の
総所得」「アフリカ州の経済」の問題の正答率が、習熟基準を大きく下回
っていました。地図やグラフなどの複数の資料を関連づけながら読み取る
ことに課題があります。また、世界の諸地域の基本的事項の理解が不足し
ています。
今後の改善・対策
さまざまな資料を活用する作業を繰り返し行い、使い慣れることで
技能の向上につなげる取り組みが必要です 。
(2)我が国の歴史
結果の概要
出題された10問中、習熟基準を上回った問題が1問、 下回った問題が9問あり 、
全体の習熟基準を23.5ポイント下回わりました。
結果の分析と解説
学習内容の定着度は、おおいに努力を要する状況であると判断できます。
46.8
75
比較
△
73.4
65
○
16.5
55
△
④ 地図から、明治時代の日本の領土を読み取ること
ができる。
32.9
60
△
⑤ 明治政府の近代化政策を理解している。
32.9
80
△
⑥ 大正時代から昭和時代にかけてのできごとを理解
している。
34.2
50
△
⑦ 古代の日本の様子を理解している。
60.8
80
△
⑧ 資料から、古墳時代の様子を読み取ることができ
る。
41.8
65
△
⑨ 奈良時代に栄えていた文化の特徴について理解し
ている。
26.6
60
△
⑩ 資料から、承久の乱の前後の政治について考える
ことができる。( 活 用問題 )
44.3
55
△
出題のねらい
① 聖徳太子が行った政治改革を理解している。
② 長篠の戦いの様子について、屏風絵から読み取る
ことができる。
③ 資料から、江戸時代の百姓一揆の特徴を読み取る
ことができる。
学年正答率 習熟基準
結果から明らかになった課題
歴史分野では、特に「百姓一揆の特徴」「明治時代の日本の領土」
「明治政府の近代化政策」「大正から昭和の出来事」「奈良時代の文化」
の問題の正答率が、習熟基準を大きく下回ってい ます。近世から現代ま
で歴史における基本的事項の理解が不足しています。また、年表や史料
などの活用の仕方に課題があります。
今後の改善・対策
各単元ごとに学習した時代についてまとめる時間を設けて、各時代の
特徴と関連性を理解させる取り組みが必要です。
(3)我が国の政治
結果の概要
「我が国 の政治 」 につ いては、すべての問題 で習熟基準を下回り、 全体の 正答
率は、全体の習熟基準を17.6ポイント下回りました。
結果の分析と解説
学習内容の定着度は、おおいに努力を要する状況であると判断できます。
出題のねらい
学年正答率 習熟基準
比較
△
① 住民、市議会、市役所、県、国の役割を考えるこ
とができる。
46.8
55
② 基本的人権について理解している。
54.4
70
△
③ 選挙の投票率の推移グラフから、特徴を読み取る
ことができる。
35.4
60
△
④ 三権分立の仕組みを理解している。
48.1
70
△
結果から明らかになった課題
政治分野の問題は、特に「総選挙投票率の推移」の問題の正答率が、習
熟基準を大きく下回っています。歴史的分野で学んだ選挙制度の変遷と公
民的分野で学ぶ現在の選挙のしくみを関連づけて理解を深めさせる必要が
あります。
今後の改善・対策
日本国憲法の内容や三権分立のしくみについて、生徒が関心を持ちや
すい現代のできごとと関連づけながら、実感を伴う知識の定着を図る 指
導を行います。
学力の検証方法
定期考査 領域別診断テスト 東京都「児童・生徒の学力向上を図る
ための調査」「全国学力学習状況調査」