伝え合う力の系統表（試案）「伝え合う力」を互いの立場や考えを尊重しつつ，自分の言葉で考えを述べたり，相手の考えを受け入れたりしながら分かり合い，高め合う力だと捉え，「伝え合う力」を支える話す・聞く・話し合うに視点をあて，以下のように低・中・高の発達段階に応じて，それぞれの付けたい力を定義した。【指：学習指導要領国語科の「A 話すこと・聞くこと」の指導事項】領指導低学年中学年高学年域事項（第１学年及び第２学年）（第３学年及び第４学年）（第５学年及び第６学年）話選材・身近なこと・経験したことの中・興味・関心のあることから，話・考えたことや伝えたいことなどから，すから，話題を決めることができ題を決めることができる。話題を決めることができる。る。【指(1)ア】【指(1)ア】【指(1)ア】選択・話したいことを具体的に思い出・話題に関して必要な事柄につい・話題に関して収集した知識や情報を，し，必要なことを選ぶことができて調べ要点をメモし，その中から目的に照らし合わせ選択できる。る。話の素材を選択できる。・選択した知識や情報を関連付けなが構成・相手・話題に応じて，話す事柄・相手・目的に応じて，理由や事ら，目的や意図に応じて事柄が明確にの順序を決めることができる。例などを挙げながら話す事柄の筋伝わるよう，話の構成を工夫すること【指(1)ア・イ】道を決めることができる。ができる。【指(1)ア・イ】【指(1)ア・イ】適切・相手に応じて丁寧な言葉と普通・相手に応じて丁寧な言葉を用い・場に応じた適切な言葉遣いで話すこな言の言葉との違いに気を付けて話るなど，適切な言葉遣いで話すことができる。【指(1)イ】葉すことができる。【指(1)イ】とができる。【指(1)イ】話し・相手・話題・状況に応じ，声の・相手の反応を確認しながら話す・共通語と方言の違いを理解し，必要方大きさや速さなどに注意して話ことができる。に応じて共通語で話すことができる。すことができる。・相手・話題・状況に応じて言葉【指(1)ウ】・姿勢や口形に注意して，はっきの抑揚や強弱，間の取り方などにりとした発音で話すことができ注意して話すことができる。る。【指(1)ウ】【指(1)ウ】聞必要・時間・場所など，必要な情報を・話し手の興味・関心や伝えたい・話し手の意図を捉えながら聞くことくな情落とさないように聞くことがでことなど，中心を考えながら聞くができる。【指(1)エ】報やきる。【指(1)エ】ことができる。【指(1)エ】中心比較・経験と結び付けて聞くことがで・自他の考えの共通点や相違点を・自他の考えを比べて聞き，それに対する自分の考えをまとめることができきる。考えながら聞くことができる。・友達の話の良いところを見付け【指(1)エ】る。【指(1)エ】ることができる。【指(1)エ】質問・分からないことを質問したり，・話の中心点に対して，質問する・話の中心にふれた上で，自分の考えを盛り込みながら感想や意見を述べる感想感想を述べたりすることができことができる。メモる。・話の中心点にふれて，感想を述ことができる。・質問されたことに応答することべることができる。【指(1)エ】・相手の意見を尊重した上で，反対意ができる。【指(1)エ・(2)イ】見を述べることができる。【指(1)エ】話選材・身近なことの中から，話し合い・関心のあることから，話題を決・考えたことや伝えたいことなどから，しの話題を決めることができる。めることができる。【指(1)ア】話題を決めることができる。合【指(1)ア】【指(1)ア】う話す・何について話し合っているのか・司会・・司会の流れをもとに司・話し合いの流れや手順を理解した上を意識しながら，自分の思いや考会進行することができる。で，計画的に話し合いができているかえを発言できる。【指(1)オ】・提案者・・提案理由・問題点・どうかを意識しながら話し合うことが話し合いの柱を明確に話すことができる。できる。・より高いレベルでの一致や新しい知・進行に沿って自分の思いや考え見を導き出す方向で自分の考えを出すを出すことができる。【指(1)オ】ことができる。【指(1)オ】聞く・相手の話に興味をもって聞くこ・互いの考えの共通点や相違点を・相手の立場や意図を考えながら話をとができる。【指(1)エ】考えながら聞くことができる。聞き，不十分なところは質問したり補【指(1)エ】ったりすることができる。【指(1)エ】まと・グループで話し合って考えを１・学級全体で話し合って決まった・より高いレベルでの一致点を探ってめるつにまとめることができる。ことをまとめることができる。まとめることができる。【指(2)イ】【指(2)イ】【指(2)イ】