2015 年度 後期 2 単位 初等教科教育法(音楽) 対 象 学 科 ・学 年: 人間発達学科 2 年 時 間: 水曜日 Ⅱ時限(10:40~12:10) 教 室: 4 号館 411 室 教 科 書: 『初等科音楽教育法』(初等科音楽教育研究会編、音楽之友社) 『音楽科教育』(一藝社) 『小学校学習指導要領解説 音楽編』 参 考 書: 『音楽のおくりもの』1~6 学年 教育出版 1.担当教員 (1) 名前: 岩淵 摂子(いわぶち せつこ) (2) 研究室: 5 号館 4 階 (3) 連絡先: (4) オフィスアワー: 金曜日 10:40~12:10 (5) 主な研究・教育業績 2.授業の目的 (1) 授業の目的 小学校音楽科の授業を行うにあたり必要な知識や基本的技術を身につけ、音楽科教育法の 基礎を学ぶことを目的とする。 (2) 到達目標 ① 学習指導要領から音楽科の目標と内容を理解し、指導案を作成できるようにする。 ② 基礎的な音楽理論を理解し、歌唱(合唱)、器楽、鑑賞、創作の指導法を身につける。 ③ 日本の音楽、世界の音楽に幅広く触れ、表現及び鑑賞の授業で取り上げられるようにする。 3.授業の概要 小学校における音楽教育の目的を踏まえた上で、音楽の授業実践のために必要な知識や基本 的技術を学ぶ。歌唱(合唱)、器楽合奏、創作活動などを行い、日本の音楽、世界の音楽について も可能な限り幅広く触れ、指導案作成や模擬授業を通して、自ら音楽授業を作り上げることができる ように具体的、且つ体験的に学ぶ。指導案を作成し、模擬授業を行う。 4.授業の受け方・勉強の仕方 テキストや、授業で指示された準備物を忘れないこと。 音楽実技は授業外における個人練習が必要となる。 小学校の音楽の教科書で、どのような楽曲が使われているか確認しておくこと。 1 5.受講にあたってのルール (1) 出席重視。やむを得ず欠席する場合は欠席届を提出すること。5 回以上の欠席は単位を認め ない。 (2) 30 分以上の遅刻・早退は欠席とみなす。 (3) 居眠り・私語は慎むこと。 6.授業計画 回 月日 1 9/24 2 10/1 テーマ・内容 予習・復習 備考 小学校における音楽教育の意義を考える わらべうたについて 日本の音楽、音階、音楽教育史について 日本の音階による創作 昔遊んだわらべうた を思い出してくる 篠笛(1)楽器作り 篠笛の型紙作成 3 10/8 4 10/15 日本の民謡、篠笛(2)演奏の仕方 5 10/22 音楽理論、篠笛(3)演奏試験(1) 6 10/29 バリ島の音楽(ガムラン・アンクルン)につい て 床に座って楽器を演 奏するので服装注意 バリ島の音楽(2)文化、バリ舞踊について 同上 7 11/5 8 11/12 歌唱、合唱、指揮(1) 9 11/19 歌唱、合唱、指揮(2) 10 11/26 器楽、鑑賞(1)、歌唱試験 11 12/3 12 12/10 指導案の書き方 13 1/7 模擬授業(1) 14 1/14 模擬授業(2) 15 1/21 模擬授業(3) 1/28 定期試験 レポート(期日につい ては後日指定) 器楽、鑑賞(2)、創作 指導案提出 ※ 授業の展開によっては、変更の可能性があります。変更の場合には随時お知らせします。 7.評価方法 (1) 試験(60%)…演奏試験、創作、模擬授業の点数 (2) 受講態度(20%)…欠席・遅刻・早退の状況、授業への取り組み方から総合的に判断 (3) 課題(20%)…レポート 8.参考図書・文献 『小学校学習指導要領』 『音楽のおくりもの 教師用指導書』1~6 学年 教育出版 『地球音楽の喜びをあなたへ―未来の地球市民となる子どもたちのための多文化音楽教育―』 降矢美彌子著 現代図書 9.履修上の注意 (1)小学校教員免許状取得必修。 (2)受講する上で心配のある学生は、事前に担当教員に申し出ること。 2
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