口腔細胞の採取と FTA®カードへのアプライ方法 FTA カード使用の際は、汚染防止のため必ずグローブを着用して下さい。 また FTA カードのピンクのサンプル面に触れるのを避けて下さい。 1. 指示薬付 FTA カードは、清潔で乾燥した平面上に置きます。カードには固有の名称または番号ラベ ルをつけておきます。 2. 説 明 書 に 従 っ て 、 包 装 済 み の ア プ リ ケ ー タ ー チ ッ プ ( カ タ ロ グ 番 号 : WB100032)を取り出します。 3. アプリケーターチップの柄の部分を持ち、チップを口に入れ、チップの片 側で頬の内側を 30 秒間擦ります。チップのもう片側で、別の頬の内側 を同様に擦ります。歯肉線、頬溝、舌下も擦り、可能な限りの唾液を採 取した後、アプリケーターチップを口から取り出します。 4. 指示薬付 FTA カードからカバー紙をていねいに取り除き、ピンクのサン プル面を露出させます。サンプルエリアに、アプリケーターチップのチッ プの平らな円状部分を押しつけます。この時カードからチップは離さず、 左右(双方 90 度)の動きを 3 回繰り返し、チップを押しつけ、サンプル 面に完全に染み込ませます。アプリケーターチップを裏返し、チップの 反対側も同じサークル内で同様にします。 サンプル面は、サンプルを塗布すると白色に変化します。いったん FTA カードに触れたフォームチップは、口腔内に再度入れないようにして下 さい。 5. 検査手順に従って、アプリケーターチップを破棄します。 6. 指示どおりにカバー紙でサンプル面を支え、FTA カードを乾燥させる位 置に固定します。室温で、最低 1 時間乾燥させます。 7. 口腔細胞を複数の FTA サンプル面にアプライする場合、新しいアプリ ケーターチップを使用し、上記 1~6 の手順を繰り返して下さい。 8. FTA カードが乾燥したら、サンプルはすぐに使えます。また持ち運んだり、保存することもできます。 9. サンプルを持ち運んだり、保存する場合は、カードに乾燥剤を同封し保護用ポーチに入れるか、湿 度管理の行き届いた乾冷所に保管して下さい。
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