28QamO6S 改 良型 プ ロテイ ン A を介 して抗体修飾可能 な新規標 的化 ナ ノ粒子 の開栄 ○ 坂 井 美 香 1,潰 進 1,板 倉 祥 子 1,三 橋 尚登 2,土 谷 博 之 J,真 島 英 司 2, 小暮 健太朗 l (1京都薬大 ,2プ ロテ ノバ ) 【目的】疾患部位特異的に薬物 を送達す るために、ペ プチ ドお よび抗体 な どの標 的化素子 を修飾 した薬物やナ ノ粒子 の開発 が行 われてい る。 これ らは、標 的化素 子 を薬物やナ ノ粒子 に直接化学修飾す る必要があるため、多大な労力 と時間が費 や され るだけでな く、汎用性 に欠 けることか ら実用化 は困難 である。そ こで、我 々 は標 的化素子 を簡便 に修飾可能 な汎用性 の高い DDSを開発す るために、抗体 に高 )を表面 に担持 させ た新規 のナ ノ粒子 を い親和性 を有す る Pr o t e i nAR28( PAR28 構築 し、その機能性 を評価 した。 PEG)に Pr o t e i nAR28 【 方法】Di s t e a r o yl phos pha t i d yl e t ha nol a mi ne PEG2000( DSPEを結合 させ た DSPEPEG-PAR28は、質量分析お よび SDSPAGEによ り確認 した。 1 , 2di s t e a r o yl s ngl y c e r o3phos phoc hol i ne、di c e t yl phos pha t e、c hol e s t e r olで構成 した 負電荷ナ ノ粒子 に DSPEPEGP AR2 8お よび抗体 ( 抗 cD1 47抗体) を順次添加す ることによ り抗体修飾ナ ノ粒子 を調製 した。ナ ノ粒子の粒子径 とゼー タ電位 は動 的光散乱法によ り評価 した。 また蛍光標識ナ ノ粒子 を用いて、CD1 47発現細胞 ( A375)-のナ ノ粒子の取 り込み をフローサイ トメ トリーお よび共焦点 レーザー 顕微鏡観察 によ り評価 した。 【 結果 ・考察】p AR28修飾ナ ノ粒子 と抗 cD1 47抗体 を混合後、細胞 に添加 した結 果 、非特異的抗体 に比べて高い細胞結合性 を示すだけでな く、細胞 内-の取 り込 み も認 め られた。これ らの ことか ら、本研究で合成 した DSPEPEG-PAR28を利用 す ることによ り、ナ ノ粒子 に抗体 を簡易修飾す ることが可能であ り、PAR28修飾 ナ ノ粒子 は標 的化治療 のためのデバイス として有望である と考 え られ る。
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