学校だより5号(7月14日)

学校だより
◆あいさつ
◆思いやり ◆自ら進んで
平成27年7月14日
発行者 矢田野小学校 校長 神田恵子
一学期も今週で終了です。校庭の桜が見事に満開であった始業式から早、3ヶ月余りが経ち、今は葉の緑が
青々と茂っています。児童玄関前のイチョウの葉も大きくなり、グリーンカーテン用の朝顔のつるもぐんぐん
伸びています。木々や植物が変化していくように、子どもたちも自然や友だちとかかわりながら成長してきま
した。保護者の皆様には、学校へのご理解とご協力、誠にありがとうございます。
南部中学校校区の6つの小学校と南部中学校で作った「なんぶっこ子3か条」というのをご存じでしょうか。
なんぶっ子3か条
一 あいさつ
一 思いやり
一 自ら進んで
学校だよりの題字に書いてある言葉です。この三つをどの学校でも力を入れて取り組んでいこうというもの
です。全校集会で、4月には「あいさつ」5月に「進んで行動」6月に「思いやり」について話してきました。
「あいさつは、自分の心を開くため。自分の心を前向きにするため。そして、そうすることで少しでもあい
さつを交わす相手の心が和んでくれることを願ってするもの。」だと思います。朝、児童玄関前に立っている
と、
「おはようございます。
」のあとに必ずニコッと微笑んでくれる子が何人かいます。毎朝元気いっぱいのあ
いさつをして私に元気を与えてくれる子もいます。一瞬立ち止まり会釈をしてあいさつしてくれる子もいます。
そのようなあいさつに出合うと、笑顔の魔法がかけられたように幸せな気持ちになります。反対に、全然あい
さつを返せない子どもも残念ながらいます。いやなことがあったり心がもやもやしたりしているときは、さわ
やかなあいさつができないように、あいさつは心を写す鏡なのだと子どもたちに教えられます。生活委員会の
子どもたちもあいさつを根付かせようと、毎朝教室をまわってくれています。矢田野小学校はあいさつが自慢
の学校だとどの子も胸張っていえるようになりたいものです。ご家庭のほうでも、気持ちのよいあいさつがで
きるようにご指導をお願いします。
「思いやり」は相手の気持ちを想像して、相手が喜ぶことを考え行動に表すことだと思います。休み時間中
の避難訓練の際に、高学年の子が低学年の子に優しく教えていたり、掃除時間に6年生がグループメンバーの
ことを気遣っていたりする姿を見かけました。
「思いやり」があふれる学校はみんなが笑顔になります。また、
良いと思ったことを「自ら進んで」行うことは勇気がいりますが、大切なことです。廊下を走っている子に「歩
こう!」と声かけたり、
「自学2冊目終わりました。
」とノートを見せに来たりする子もいます。進んで行動す
ると、自分も周りも気持ちよくなりどんどん伸びていきます。やさしさいっぱい、やる気いっぱいの矢田野っ
子がどんどん増えていってほしいです。
なんぶっ子3か条の「あいさつ」
「思いやり」
「自ら進んで」を合言葉としてご家庭でも意識され、ともに子
どもたちの心身の成長を支えていきましょう。
いよいよ、長い夏休みに入ります。お子さんはうれしさで胸はずませていること
でしょう。普段経験できないことがたくさん待っている夏休みです。虫採り、プー
ル、海水浴、花火、家族旅行などのお楽しみもあるかもしれませんが、子どもだけ
で過ごすことが多くなるのも夏休みです。交通マナーを守ること、危ない遊びをし
ないこと、川や海など水の事故に気をつけること・・・など命にかかわることを、
ご家庭で十分約束してください。先週に交通事故の未然防止のお願いのお便りを配布しましたが、重大な事故
を防ぐためにも、命の大切さ、決まりを守って行動することなど、繰り返し繰り返し言い聞かせてください。
学習については、一学期の復習をこつこつ進めること、宿題は計画的に行うこと、チャレンジすることを一
つ決めて根気強くやりきること、等を目標に行ってください。○年生という夏休みは、一生に一度きりです。
お子様とどんな夏休みにしたいのかを話し合って、ご家族の協力のもと、充実した夏休みが過ごせるようにお
願いいたします。
7月6日、図書ボランティアさんによる七夕お話会があり、1年生が楽しみました。大型絵本と紙芝居の読
み聞かせ、クイズ、アンクルンの楽器演奏があり、とっても楽しい会となりました。1年生は目を輝かせて七
夕に関するお話を聴いていました。
火曜日の朝、エコ委員会があいさつ運動をしながらエコキャップとプルタブの回収を児童玄関前で行ってい
ます。呼びかけにこたえてくれる子がたくさんいることがうれしいです。ありがとうございます。エコキャッ
プ、プルタブ、アルミ缶、ベルマークの収集に今後もご協力お願いします。
3年生と5年生が、着衣泳を行いました。消防署から6人もの方が講師として来て下さり、服を着たまま水
に入ってしまったときの浮き方やペットボトル等を利用しての浮き方を指導してくださいました。子どもたち
は、水着の時と違って身体が動かしにくいことを体感し、対処の仕方を学んでいました。