疑問詞 + to不定詞

Short Cut 3-15
3-15
疑問詞 + to 不定詞
(1)独立した「名詞」として扱う
疑問詞の後ろに to 不定詞を付けて、独立した「名詞」として扱う。並び換え問題で足を
すくわれたりするので、ある程度はキチンと知っておこう。
(2)how + to 不定詞
「∼のやりかた、∼の方法」を表現する。書き換えもある。
《設例 1》どんな形を取るのかよく観察しよう。文型も注意。
◇形は単純だ
【a】 how to play tennis
(テニスのやり方)
【b】 how to ski
(スキーの仕方)
◇第 3 文型 SVO や、第 4 文型 SVO1O2(O1 は相手「∼に」、O2 は渡すもの「∼を」) に注意
【c】 He
S
knows
V
how to ski
O
very well.
(彼はスキーのやり方をよく知っている)
【d】 Our teacher
will teach
S
V
us
how to ski.
O1
O2
(私たちの先生がスキーのやり方を私たちに教えてくれるだろう
[基本 1]
1∼4は和訳をして5∼10は英語にしなさい。
1.
how to play baseball
2.
how to play soccer
3.
how to swim
4.
how to study English
5.
スケートの方法
6.
バスケットボールの練習方法
7.
手紙の書き方
8.
コンピューターの使い方
9.
速く走る方法
10.
絵の描き方
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[基本 2]
「∼することができる」と「∼の仕方を知っている」は、ほぼ同じ意味です。例にならっ
て文を書き換え、和訳しなさい。
I can ski.
《例》
→
I know how to ski.
1.
I can play the guitar.
2.
I can drive a car.
3.
He can teach math.
4.
They could build ships.
5.
She could make cookies.
(3)what + to 不定詞
「何を∼したらよいのか、何を∼するべきか」の意味になる。what の後ろに名詞を付
けることもできる。
《設例 2》形や文中での位置に注意。
◇疑問詞 what (名詞)+to 不定詞に変えて和訳をする。
【a】 what to do
(何をしたらいいのか)
【b】 what to say
(何を言うべきか)
【c】what subject to study first
(どんな科目を最初に勉強したらいいのか)
◇目的語や主語に使える。
【d】 I didn’t know what to say to her then.
S
V
O
(私はその時彼女に何を言っていいのかわからなかった)
【e】 What to learn in youth
S
is
V
very important.
C
(若い時に何を学ぶかはとても大切なことだ)
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[基本 3]
1∼5は和訳しなさい。6∼10は英語にしなさい。
1.
what to sell
2. what to tell
3.
what to use
4. what food to eat
5.
what language to learn
6. 何を描けばよいのか
7.
何を作ればよいのか
8. 何を飲めばよいのか
9.
どんな本を読めばよいのか
10. どんな歌を練習すればよいのか
[基本 4]
和訳に合うように並び替えなさい。
1.
私は何を聴いていいのか、わからない。
what / listen / know / I / to / don't / to
2.
彼らは、その店で何を買ってよいか、わからない。
to / at the store / know / what / they / buy / don't
3.
ロンドンで何を見たらよいのか、あなたに教えてあげましょう。
what / will / in London / you / I / to / see / tell
4.
その時、誰も何をするべきなのか、わからなかった。
at that time / to / what / knew / do / no one
5.
その時、皆が何をするべきなのか、わかっていた。
do / knew / at that time / to / everyone / what
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(4)その他の疑問詞 + to 不定詞
その他の疑問詞も、この形で使うことができる。
疑問の対象
形
物
what to
何を∼したらよいのか
対応
how to
どのように∼したらよいのか
場所
where to
どこへ(に)∼したらよいか
時期・時間
when to
いつ∼したらよいのか
時刻
what time to
which (名詞)
せまい選択
和訳
何時に∼したらよいのか
to
どちらを∼したらよいのか
《設例 3》和訳と疑問の対象に注意。
【a】 when to start
≒ what time to start
(いつ出発したらいいのか)
【b】 where to go
(どこへ行ったらいいのか)
【c】which to use
(どちらを使ったらいいのか)
【d】 which apple to eat
(どちらのりんごを食べたらいいのか)
[基本 5]
和訳に合うように並び替えなさい。
1.
その子供はいつ家に帰ればよいのか知っているのですか。
when / go home / know / does / to / the child / ?
2.
そのパーティーで、彼はどこに座ればよいのかわからなかった。
he / at the party / know / sit / to / where / didn’t
3.
このような場合、あなたはどちらを取ればよいのか知っていますか。
take / in this case / know / which / to / do / you / ?
4.
何時にあなたに電話をすれば(call you)よいのか私に教えてください。
time / tell / call / what / please / to / me / you
5.
彼女はどこに名前を書けばよいのかを彼に教えた。
write / told / him / his name / to / she / where
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[解答]
[基本 1]
【1】野球の仕方【2】サッカーのやり方【3】水泳方法【4】英語の勉強の仕方【5】 how
to skate【6】how to practice basketball【7】how to write a letter【8】how to use a computer
【9】how to run fast【10】how to paint(=draw) a picture
[基本 2]
【1】 I know how to play the guitar.私はギターの弾き方を知っています。
【2】I know how
to drive a car.私は車の運転の仕方を知っています。
【3】He knows how to teach math.彼
は数学の教え方を知っています。
【4】They knew how to build ships.彼らは船の造り方を
知っていた。
【5】She knew how to make cookies. 彼女はクッキーの作り方を知っていた。
[基本 3]
【1】何を売ったらよいのか【2】何を伝えたらよいのか【3】 何を使ったらよいのか 【4】
どんな食べ物を食べたらよいのか【5】どんな言葉を習えばよいのか【6】what to paint
【7】what to make 【8】what to drink 【9】what book to read 【10】what song to practice
[基本 4]
【1】I don't know what to listen to.【2】They don't know what to buy at the store.【3】
I will tell you what to see in London.【4】No one knew what to do at that time.【5】
Everyone knew what to do at that time.
[基本 5]
【1】Does the child know when to go home?【2】He didn’t know where to sit at the party.
【3】Do you know which to take in this case?【4】Please tell me what time to call you.
【5】She told him where to write his name.
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