21018 平成26年度 自己評価及び学校関係者評価書 札幌市立三角山小学校 1 本年度の学校経営目標 一人一人が輝き あいさつと笑顔が広がる学校づくり ◆あいさつの響き合う学校 ◆思いやりの心あふれる学校 ◆一人一人の笑顔が輝く学校 2 学校経営目標を達成するための共通取組内容 ○人間形成「知・徳・体」で示す子どもの実現 ○学力の定着 ○校内人材育成 3 学校経営における重点取組分野(ゴシック体は、今年度の重点) ①教育課程・学習指導 ②児童理解・生徒指導 ③キャリア教育 ④保健管理 ⑤安全管理・安全教育 ⑥特別支援教育 ⑦組織運営 ⑧研究・研修 ⑨保護者・地域関係団体との連携 ⑩教育環境整備 4 自己評価及び自己評価結果に対する学校関係者評価 3-① 教育課程・学習指導 自 己 評 価 評価内容 達成 改善の方策 状況 (状況分析) 教育活動の改善 ○中期目標「一人一人が輝き あいさつと笑顔が広がる学校 に向けて、学校 づくり」の実現に向かうため、教職員・保護者・児童の三 評価が効果的に 者による評価の観点が整理された。 機能している。 B 「かかわる力、 伝え合う力」を 育む教師の授業 力が向上してい る。 学校関係者評価 委員による意見 B ●評価項目に対するアンケート内容に整合性がとれていない 部分がある。 (改善の方策) ◆経年変化を調査する上で、アンケート内容の大幅な変更は 避けなければならないが、評価の精度を上げるために、文 言の精査を進めていく。 (状況分析) ○「かかわる力、伝え合う力」を育む授業公開を中心とした 研究会の開催に向け、これらの力を育む授業力を高めるこ とができた。 ●全国学力・学習状況調査の結果からは、自身の考えを発信 する力に比べて、友達の意見を受け止める力が十分ではな いことがうかがえる。 (改善の方策) ◆現在の子どもたちの実態をおさえた上で、より質の高い教 育を提供していくために、新年度に向けて新たな研究主題 を設定し、目指す授業像を明らかにして授業実践を行う。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A A A ○全体的に自己評価が低すぎるのではないかと思いますが、尚一層上を目指している ことは立派だと思います。 ○「かかわる力、伝え合う力」に関する自己評価、改善策ともにもう少し踏み込んだ 内容を盛り込んでいただきたい。 3-② 児童理解・生徒指導 自 己 評 評価内容 全教職員の共通 理解と行動連携 により、子ども が安心して学校 生活を送ってい る。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ 改善の方策 B (状況分析) ○子どもたちが仲良く過ごしている様子からは、子どもたち が安心して学校生活を送っていることがうかがえる。 ●小さなトラブルも見逃さないように努めているが、 『誰が、 どこで、どのような状況にあるのか』を全教職員で共有す る機会が十分ではない。 (改善の方策) ◆計画的に開催している『校内学びの支援委員会』の場だけ ではなく、早急に全職員に周知する必要がある場合には、 職員集会を活用するなど、情報を確認する機会を設ける体 制を整備する。 A A B (状況分析) ○あいさつの声に明るさや元気さが感じられるようになって きている。 ●教職員や友達、交通指導員の方々など、知っている人たち にはあいさつできるが、来校した保護者や学校関係者への あいさつが十分ではない。 (改善の方策) ◆進んであいさつした方がよい場面を具体的に指導すること で、子どもたちが自信をもってあいさつしようとする態度 を育てていく。 A A B (状況分析) ○あいさつ以上に、子どもたちは感謝の気持ちを伝え合って いると感じている。 ●「ありがとう」の言葉だけでなく、子どもたちはお互いに 感謝の気持ちを何らかの方法で伝え合っていると考えられ る。言葉を交わしているかどうかを基準にするのではなく、 教師の見取り方を見直していく必要がある。 (改善の方策) ◆子どもたちが感謝の気持ちを表している場面を即時的に評 価するとともに、表れ方を共有していく機会を設ける。 A A 子どもたちは、 あいさつがしっ かりできてい る。 子どもたちは、 「ありがとう」 の気持ちを伝え 合っている。 学校関係者評価 委員による意見 価 達成 状況 ○「あいさつ」という行為ばかりに目を奪われていると、本質を見損なう場合もある のではないでしょうか。日によって、場面によって子どもの気持ちは変化しますの で、言葉や表情なども含めて、大人の側から気にかけていることを伝えていくこと が大切なのではないかと思います。 ○「3つの『あ』」は、とても大切なことだと思います。子どもたちがあいさつ・あり がとう・あとかたづけをしてくれた際には、こちらもすぐにほめてあげたいと思い ます。 ○あいさつが明るく元気よく気持ちよく交わされるよう、あと一歩の指導が必要だと 思います。 ○あいさつに関しては、重点目標でもあるが、保護者アンケートの結果でも分かるよ うに評価が大きく別れる項目である。あまり、結果や意見のみにとらわれ過ぎずに 客観的に対応していただきたい。 3-③ キャリア教育 自 己 評 評価内容 子どもたちの夢 を育むような教 育活動を行って いる。 学校関係者評価 委員による意見 3-④ 達成 状況 改善の方策 B (状況分析) ○宮の森中学校と連携し、6学年児童が希望をもって進学で きるように交流の機会を設けることができている。 ●学習指導要領の目標に照らして、学習活動を一層充実させ ていく。 (改善の方策) ◆学年の年間計画を策定する際や学習活動を構成する際に、 専門家や地域の方々、保護者の協力を得ることによって、 子どもたちがより学習への満足感を高められるような実践 を行う。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○地元に在住の元プロ野球選手をお招きし、ご講演をいただいてはいかがでしょうか。 子どもたちもますます元気が出ると思います。 ○教師は、児童の鏡。文言のみではなく児童と向き合う時間を増やしてほしい。その 効果はなかなか数字には現れにくいので測定は難しいが重要である。 保健管理 自 己 評 評価内容 家庭や地域・関 係機関との連携 のもと、子ども たちが健康な生 活を送ることが できている。 学校関係者評価 委員による意見 3-⑤ 価 価 達成 状況 改善の方策 A (状況分析) ○家庭の協力もあり、本校児童は朝ご飯を欠かさず摂ってい たり、ハンカチやティッシュを携帯する習慣が身に付いて いる子が多く見られたりするなど望ましい生活態度であ る。 ●少年団活動やスポーツクラブに所属し、日常的に運動に親 しんでいる子とそうでない子では、体力面での開きが見ら れる。 (改善の方策) ◆休み時間での集団遊びを働きかけていく。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○少年団やスポーツクラブは、時間・経済的負担も大きく参加させたくてもさせられ ない家庭があるのも事実。車依存が極度に高い本校では特にその傾向があることに 留意する必要がある。 安全管理・安全教育 自 己 評 評価内容 児童一人一人の 危機管理意識を 高め、自分の命 は自分で守る力 を育てることが できている。 価 達成 状況 改善の方策 C (状況分析) ○交通指導員やPTA地区委員、三角山パトロール隊による 交通安全指導や地域の目による安全管理が行き届いてお り、今年度は交通事故や不審者の出現がなく、安全な環境 が整えられていた。 ●大人が子どもたちの安全を守っている一方で、子どもたち は自ら安全を守ろうとする意識が低いように感じられる。 (改善の方策) ◆現在、行っている全校一斉指導や1年生に対する下校指導 のあり方を見直し、子どもたちが自ら安全を守っていこう とする態度を育てることに資する安全教育のあり方を検討 する。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A 学校関係者評価 委員による意見 3-⑥ ○全校一斉下校の際、高学年が低学年の面倒を見るような形をもっと促してもいいの ではと思いました。 ○子どもたちだけによる分団活動をもっと活性化させてはいかがでしょうか。 ○1年生に対する下校指導は、他校に比べて行き届いていると評価できる。公園など 少し距離をおいて遠目で見守り、いざという時はすぐに手を差し延べるような環境 を形成できればよいが、難しいと思う。 特別支援教育 自 己 評 評価内容 達成 状況 改善の方策 B (状況分析) ○通常学級の担任と特別支援教育の担当者が連携し、一人一 人のよりよい学びを支援する体制が整っている。 ●通常学級と特別支援学級に所属する児童が個の能力に応じ てより学習効果をあげられるシステムを構築していけると よい。 (改善の方策) ◆個別指導、あるいは少人数指導を軸に、学習に対して困り 感を抱えている児童の支援を進めていく。 各職員が特別支 援学級と通常学 級の連携を図 り、適切な指導 を行うことがで きている。 学校関係者評価 委員による意見 3-⑦ 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○特別支援教育との連携は、三角山小学校の長所の一つでもあり、引き続き最優先で 進めていただきたい。 組織運営 自 己 評 評価内容 学校関係者評価 委員による意見 価 達成 状況 改善の方策 A (状況分析) ○前年度の反省に基づいた資料作成や提案準備を進めたこと で、会議の一層の効率化が図られた。 (改善の方策) ◆会議の資料については、事前に全職員が内容を確認してお けるように数日前の配布を行っていく。 資料の事前配布 等を含め、合意 形成に基づいた 会議の運営がで きている。 3-⑧ 価 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○一般企業では、当たり前の対策だと思う。会議そのものの効率化、軽減も考慮頂き、 その結果得られた時間をなるべく児童と直接向き合う機会として頂きたい。 研究・研修 自 己 評 評価内容 三角山スタンダ ードの改善と充 実が図られてい る。(教育課題、 道徳・総合、学 テ分析) 学校関係者評価 委員による意見 価 達成 状況 改善の方策 B (状況分析) ○学年経営計画の実施にあたり、学級間で同質な学習活動を 提供したことにより、学年として望ましい発達を見ること ができた。 ●項目3-①『学習指導』とも関わるが、聞く力の育成と共 に、新しく習ったことをくり返し練習し、以後の学習に 役立てていこうとする態度の育成も重要である。 (改善の方策) ◆項目3-①『学習指導』に同じ。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○月1回位のペースで「三角山登山の日」を設け、体力・精神力の向上を図ってはい かがでしょうか。 3-⑨ 保護者・地域関係団体との連携 自 己 評 評価内容 教育活動の積極 的な発信によっ て、学校教育へ の一層の理解が 得られている。 学校関係者評価 委員による意見 3-⑩ 価 達成 状況 改善の方策 B (状況分析) ○各種おたよりの定期発行やホームページによる教育活動の 積極的な公開などを通して、保護者からは昨年度よりも肯 定的な評価が寄せられた。 (改善の方策) ◆教育活動に対する保護者の理解を一層得るために、おたよ りで発信する内容を教育活動の目標や達成状況の様子から 充実させていく。 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ A A ○年々、ホームページが充実してきています。 ○地元町内会(宮の森明和会・宮の森中央町内会)と年2回位「情報交換会」を開催 し、子どもの安全・安心や学校行事等について話し合う場を設けてはいかがでしょ うか。 教育環境整備 自 己 評 評価内容 教育環境の整理 整頓ができてい る。 教育環境の施 設・設備の有効 活用ができてい る。 学校関係者評価 委員による意見 価 学校関係者評価 自己評価の 改善策の 適切さ 適切さ 達成 状況 改善の方策 B (状況分析) ○校舎内外の不要物を可能な限り廃棄し、新たな収納棚を購 入したり、スペースの有効活用に取り組んだりしたことで、 機能面や衛生面での向上が見られた。 (改善の方策) ◆使用頻度を考慮して、物品・教材の保管や整理の仕方を工 夫していく。 A A B (状況分析) ○廊下や階段に設置されている掲示板の活用を工夫し、異学 年の活動を知りあう場としたり、来校者に本校の教育活動 や児童の行動目標を理解してもらう機会としての機能をも たせた。 (改善の方策) ◆温室を修繕したり、特別教室やICT機器のより効果的な 活用方法について検討していく。 A A ○きめ細かく配慮されていることがよく分かりました。達成状況はAでもよいのでは ないかと思います。 ○三角山小学校の掲示板は楽しいので、訪問時には必ずチェックしています。子ども から「掲示板に載っていた。 」という話を聞いたこともあります。 ○耐震工事も終了し、子どもたちが学習しやすい環境が整ったものと思います。 ○改善策については、全体的なものと個別のものをもう少し具体的に示せればなお良 いと思います。
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