対 策 強 化 - 北上市

北上市防犯まちづくり基本計画 【概要版】
第4章 基本目標及び基本施策
第1章 計画の趣旨
1.計画策定の経緯
策定 経緯
本市では、犯罪認知件数が平成14年をピークに減少傾向にあるものの、犯罪率
本市では
犯罪認知件数が平成14年をピ クに減少傾向にあるものの 犯罪率
は平成18年以降、県下ワースト2位となっている。このことから北上市防犯推
進条例を改正し、防犯まちづくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進する
ため、基本計画を策定することとした。
【基
【基本目標1】】
犯罪被害を未然に防ぐため、市民一人ひとりの防犯に対する関心を高める
①身近な犯罪に関する情報共有の促進
2.計画の目的
防犯活動などに取り組む市民や地域団体との連携等を通じて、地域の防犯力を
高め、犯罪のない安全で安心して暮らせるまちをつくることを目的とする。
②防犯力を高める情報の発信
3.基本計画の位置づけ
北上市防犯推進条例に基づく施策を具体化する計画。北上市総合計画の分野別
計画を実現する計画。
【基本目標2】
平成24年から平成33 年までの10年間で犯罪認知件数を715件から430件まで減少
させる。
①地域における自主的な防犯活動の促進
4.計画期間・目標数値
③子どもや高齢者及び女性の防犯力の育成
みんなの暮らしを守るため、お互いに協力し地域の防犯機能を高める
②犯罪者を生まないまちづくりの推進
③協働による連携体制の構築
④地域が一体となった子ども等の見守り活動の推進
第2章 現状と課題
1.市民意識
1 市民意識
北上市が、安心して暮らせるまちだと思う市民の割合は72%
学校、通学路の安全対策の強化が必要
街路灯の整備が必要
2.犯罪情勢
2.犯罪情勢
近年の刑法犯認知件数は減少傾向(H18:928件⇒H22:715件)
⑤少年の非行防止
第3章 将来像
⑥犯罪被害者等への支援
犯罪のない安全で安心して
犯罪
安全 安心し
暮らせるまちの実現
【成果指標】
【基本目標3】
犯罪が発生しにくいまちをつくるため、環境の安全性を高める
指標名
刑法犯認知件数
(総合計画指標)
現状値
715件
①市民自らが行う環境整備の促進
②犯罪の防止に配慮した公共施設の整備
③児童や生徒の安全に配慮した環境整備
他市等との比較では、本市の犯罪発生率は盛岡に次いで2位
④犯罪の防止に配慮した店舗や事業所等の環境整備
刑法犯認知件数の約8割が窃盗犯
⑤飲食街を対象とした環境改善
窃盗犯のうち万引き、自転車盗、侵入盗の3つが多い
目標値
430件
3.現状と課題
現
状
⑦暴力団追放運動の推進
市民の2割が安心感を感じていない
無施錠被害が多く自主防犯意識が低い
地域コミュニティが低下している
指標名
現状値
安全だと思う
市民の割合
(総合計画指標)
72%
第5章 市内で多発する
犯罪への対応について
刑法犯の8割が窃盗犯
窃盗犯の約7割が
課
題
万引き
防犯情報が市民に行き渡る取組みが必要
地域防犯活動団体が様々な連携を図る体制作りが必要
犯罪の起きにくい環境の整備が必要
目標値
90%以上
自転車盗
侵入盗
対 強
策 化
第6章 計画の推進
地域安全推進市民会議が主体とな
り防犯まちづくりを推進
庁内一体となった施策の推進
計画の進捗管理・評価・改善
個別施策における取組の概要(第4章関係)
基本施策
将来像
【基本目標1】
犯罪被害を未然に
防ぐため、市民一
人ひとりの防犯に
対する関心を高め
る
犯
罪
の
な
い
安
全
で
安
心
し
て
暮
ら
せ
る
ま
ち
の
実
現
1-1 身近な犯罪に関する情報共有の促進
1-2 防犯力を高める情報の発信
1 3 子どもや高齢者及び女性の防犯力の育成
1-3 子どもや高齢者及び女性の防犯力の育成
2-1 地域における自主的な防犯活動の促進
具体的な取組み
1-1-1 犯罪情報の提供
1-1-2 情報共有システムの充実
1-1-3 防犯関係機関団体の情報共有の充実
1-2-1 防犯情報の提供
1-2-2 講習会の開催
1-2-3 広報啓発資材の配布
1-3-1 園児及び児童に対する防犯教育
1 3 2 生徒及び学生に対する防犯教育
1-3-2
1-3-3 高齢者及び女性の防犯力の育成
2-1-1 防犯資材の提供
2-1-2 子どもの安全教育促進
2-1-3 市民の防犯パトロール活動促進
2-1-4 事業者の防犯パトロール活動促進
2-1-5 高齢者による加害抑止活動の推進
2-1-6 市民や団体の表彰
2-2 犯罪者を生まないまちづくりの推進
2-2-1 地域全体で子どもたちを健全に育てる仕組みづくり
2-2-2 地域住民の連携とコミュニケーションを推進する仕組みづくり
2-3 協働による連携体制の構築
2-3-1 岩手県との連携
2-3-2 岩手県警察との連携
2-3-3 市民及び関係機関・団体との連携
22-3-4
3 4 地域との連携
【基本目標2】
みんなの暮らしを
守るため お互い
守るため、お互い
に協力し地域の防
犯機能を高める
単位
H22
H27
H33
住宅侵入盗における無施錠割合
(総合計画指標)
%
63.8
50
30
乗り物盗における無施錠割合
%
66.7
50
30
単位
H22
H27
H33
不当要求防止責任者講習会受講者数
件
人
人
1,400
,
2,652
49
3,000
,
3,300
75
6,000
,
4,110
100
成果指標
単位
H22
H27
H33
子どもへの声かけ事案認知件数
件
16
14
10
刑法犯少年認知件数
人
43
33
24
振り込め詐欺被害認知件数
件
1
0
0
市内暴力団構成員数
人
49
30
20
単位
H22
H27
H33
回
回
団体
1,603
463
86
1,800
480
95
1,900
500
100
単位
H22
H27
H33
街頭犯罪(※)認知件数
件
494
370
260
住宅侵入盗認知件数
件
86
55
40
自転車盗認知件数
件
121
80
60
万引き被害認知件数
件
183
120
90
単位
H22
H27
H33
防犯隊パトロ ル回数
防犯隊パトロール回数
回
1 603
1,603
1 800
1,800
1 900
1,900
小学校のスクールガード数
(総合計画指標)
回
887
1,000
1,000
成果指標
活動指標
防犯メール登録件数
防犯教室参加者数
活動指標
防犯隊パトロール回数
2-4 地域が一体となった子ども等の見守り活動の推進
2-4-1 青色回転灯を使用した防犯パトロールの実施
2-4-2 見守り活動の推進
2-4-3 子どもの健全育成
子 も 健 育成
2-4-4 ウォーキング等を兼ねたパトロールの実施
グ
2-5 少年の非行防止
2-5 少年の非行防止
2-5-1 少年の非行防止のための教育の充実
2-5-2 街頭補導活動の実施
2-5-3 無職少年の就労、就学等への支援体制の充実
無職少年の就労 就学等 の支援体制の充実
2-5-4 非行を犯した少年の立ち直りの支援
2-6 犯罪被害者等への支援
2-6-1 生活の安定及び権利利益の保護及び回復の支援
2-7 暴力団追放運動の推進
2-7-1 安全・安心まちづくり大会の開催
2-7-2 暴力団追放運動の情報提供
2-7-3 少年に対する暴力団の影響を排除する活動の実施
3-1 市民自らが行う環境整備の促進
3-1-1 建物の安全対策
3-1-2 地域の安全対策
3-1-3 環境美化活動
3-2 犯罪の防止に配慮した公共施設の整備等
【基本目標3】
犯罪が発生しにく
いまちをつくるため、
環境の安全性を高
める
成果指標と活動指標
3-3 児童や生徒の安全に配慮した環境整備
3-2-1 良好な公共空間の維持
3-2-2 公園の安全対策
3-2-3 駐車場・駐輪場の安全対策
3-2-4 路上の安全対策
3-3-1 通学路の安全対策
3-3-2 安全な学校施設等の整備
3-3-3 学校への侵入者対策
3-4 犯罪の防止に配慮した店舗や事業所等の環境整
備
3-4-1 客へのあいさつの実施
3-4-2 店舗や事業所等の環境整備
3-4-3 空家や空き店舗の環境整備
3-5 飲食街を対象とした環境改善
3-5-1 飲食街の安全対策
3-5-2 飲食街における暴力団等の排除
3-5-3 飲食街の街路灯整備
街頭補導回数
暴力団追放運動登録団体数
成果指標
活動指標