先輩から一言(PDF:587KB)

経済産業省 関東東北産業保安監督部東北支部で働く先輩からのひとこと
保安課
係長
村上 健一(平成3年採用
経済産業技官)
私の所属する保安課では都市ガス、LPガ
ス、高圧ガス、火薬を取り扱う事業者
の指導・監督を行っており、取り扱
う法律がそれぞれあることから
幅広く経験できることが最大の
魅力です。
指導・監督と言っても許認可
や届出書の事務処理をするだけ
ではなく、立入検査では都市ガスの
製造工場やタンク、LPガスのボンベ、
火薬の製造工場が安全な状態にあるか事業
者と確認する他、皆さんが使っているガスコンロなども事業者さんが点検して
いるか確認したりします。法律や規則、技術基準に適合しているか事業者と意
見交換をし、時には徹底的に議論をしながら保安の確保に努めており、非常に
やりがいのある仕事と言っても過言ではありません。
もちろん事故が起きると原因究明、被害状況の把握等に追われますが、課内
全員が一丸となって対応する素晴らしい職場です。
また、プライベートでは職場の野球チームにも所属しており、ほぼ毎週、練
習か試合に参加しています。仕事同様に何事にも熱い部員に負けないようにス
ポーツでも頑張っています。
仕事そしてプライベートを充実したいあなた! 一緒に頑張っていい汗を流
しましょう。仙台の産業保安監督部東北支部でお待ちしています。
経済産業省 関東東北産業保安監督部東北支部で働く先輩からのひとこと
電力安全課 係長 高田 優(平成17年採用 経済産業技官)
ここ数年、再生可能エネルギー導入促進
の背景もあり、太陽電池発電所や風力発
電所をよく目にするようになりました。
これら発電所の設置者には、感電や電
気火災等の電気事故を防止し、公共の
安全を確保するため、様々な義務が課
せられています。
電力安全課では、法に基づく届出審査
や立入検査等を実施することで、法令遵守
状況や自主保安体制を確認し、改善指導を行っ
ています。
業務を実施する上で多くの専門知識も必要になります。学生時代に土木を専
攻していた私にとっては苦労する場面も多々ありますが、一緒に働く先輩や時
には事業者からも教えていただきながら、一つ一つ理解しながら進めています。
立入検査などで発電所や電気を使う現場を実際に自分の目で見て、また事業者
からの説明を聞いて学ぶことも沢山あります。その他、研修制度も充実してお
り、座学のみならず発電設備や需要設備などを使って、点検・測定や試験を体
験することで理解を深める機会もあります。
国民の安全・安心に関わる仕事なので、日々気を引き締めながら働いています。
とは言っても勤務時間終
了後や週末には、先輩や同
僚とスポーツ観戦をした
り、お酒を飲んだりとメリ
ハリをつけて楽しんでい
ます。
産業保安監督部に興味
を持ったあなた、是非一緒
に働きませんか。
実機での設備研修
経済産業省 関東東北産業保安監督部東北支部で働く先輩からのひとこと
鉱害防止課審査室 渡邊
貴紀(平成24年採用
経済産業技官)
平安時代から始まり、日本の産業を
支え続けてきた鉱山。銅の生産量が
世界一という時期もありました。
その一方で、重金属を含む汚染
された坑廃水による鉱害は深刻
な社会問題を引き起こす可能性
を秘めています。
こうした鉱害を防止するために、
事業者等が行っている鉱害防止対策
が法令に適合しているかを書類や現地検
査により確認しています。
また、鉱害防止事業に関する補助金の交付も行っています。
他にも多々業務はありますが、審査室で業務をしてみて、
「現場」の重要性を
感じています。
今年の4月に異動して早々、鉱害を目の当たりにしましたが、直に現場を確
認することで的確に状況を把握し、迅速に鉱害防止後の対策に持って行けたと
思います。
また、補助金の交付申請書を審査する上で、鉱害防止事業のイメージが湧き
づらいこともあり、現地検査等の際に、現地の人との対話や坑廃水処理施設を
確認することで、補助金を交付する上で本当に必要な鉱害防止事業か、また、
補助金が適切に利用されているかを把握することが出来ます。
専門的知識が必要になりますが、現場で知識を深めたり、優しい先輩方に教
えてもらえるのも魅力の一つです。
休日は、スポーツをしたり、同期や先輩と旅行に行ったりしています。時に
は上司と飲みに行くこともあり、公私共々充実した日々を過ごしています。