伊那中央病院小四郎川移設工事追加特記仕様書 追特仕第 1条 一般

伊那中央病院小四郎川移設工事追加特記仕様書
追特仕第 1条
一般事項
1. 伊那中央病院が施行する、平成27年度伊那中央病院小四郎川移設工事(以
降「工事」という)の仕様について、設計図書及び下記に示す図書のほか、
この「伊那中央病院小四郎川移設工事追加特記仕様書」(以降「追特仕」と
いう)によるものとし、請負者の責任で実施する事項及び遵守しなければな
らない事項を記すものとする。
 長野県土木工事現場必携
 長野県土木工事共通仕様書(以降「共仕」という)
 長野県土木工事施工管理基準
2. 「追特仕」とは「共仕」及び特記仕様書(以降「特仕」という)を補足し、
工事の施工に関する明細または工事固有の技術的要求を定める図書をいう。
3. この工事は発注者・請負者の協議により長野県建設部の、「工事しゅん工書
類簡素化基準」の対象とする。
4. この工事は長野県建設部の「電子納品」対象とするが、詳細は発注者・請負
者との協議によるものとする。
5. 請負者は監督職員が行う段階検査について、実施日及び検査方法の詳細等に
ついて協議しなければならない。なお、段階検査に先立って内部検査(社内
検査)を実施し、当該段階検査執行時に報告しなければならない。また、内
部検査の実施内容は項目別に検査職員の職及び氏名、内容及び方法等につい
て「施工計画書」に明記するものとする。
追特仕第 2条
工事中の安全確保等
1. 請負者は「事故防止のための手順」(以降「手順」という)を自ら定め、施
工計画書に記載するとともに、手順に従い必要な措置を講ずるものとする。
2. 手順には安全管理(駐車場内等交通管理、歩行者通路等の指定、安全協議会
の設置含む)、掘削、埋戻し、敷設等、地元対策や施工等に関するもののほ
か、埋設物の確認及び当該埋設物の試掘についても包括的に計画するものと
する。
3. 請負者は各基準点等の試掘を必ず実施するものとする。なお、試掘に当たっ
て重機等の使用は埋設物に対して確実に影響しない範囲までとする。また、
50 ㎝程度に近接したと想定される箇所からは、人力による施工器具または手
掘りで慎重に作業を行い、結果を監督職員に報告しなければならない。また、
試掘に係る経費については請負者の負担とする。
4. 請負者は掘削深さが 1.5m に達すれば、いかなる状況であっても矢板を施工
しなければならない。
5. 請負者は休祭日においても安全パトロールを実施しなければならない。なお、
その内容及び結果は書面をもって監督職員に報告するものとする。
6. 請負者は、工事期間中には保安灯・バリケード等を強固に設置し、保安点検
等を実施し、第三者災害の根絶に努めるものとする。
7. 当該工事は近接工事として「電気工事」
「水道工事」
「建屋工事」等発注する
予定である。請負者は、第 2条 第 1 項により、安全協議会を設置する場
合は近接工事工区と調整後、規約を整備し監督職員の承諾を得るものとする。
追特仕第 3条
埋戻等
1. 請負者は埋戻締固に振動ローラーを用いる場合は 5(回/1 層につき)
(巻出し
厚 20 ㎝)以上。タンパを用いる場合は 3(回/1 層につき)
(巻出し厚 20 ㎝)
以上転圧し、補助的に砂置換法(JISA1214)により締固め管理を行い確認
しなければならない。なお、転圧回数は目安であり、締固め度により監督職
員の承諾を得るものとする。
2. 現場で発生した砕石は、全量当該現場で使用するものとする。
追特仕第 4条
あと片付け
1. 請負者は、工事の施設上必要な土地・立木・施設等を撤去または損傷を与え
た場合には、請負者の責任で原型同等以上に復旧しなければならない。また、
工事中に水路や側溝等に土砂や砕石が落ちて散らばったことが蓋然されれ
ば、前述と同様の措置を取らなければならない。
追特仕第 5条
疑義
1. この追特仕・特仕・共仕及び公告文並びに設計図書に疑義がある場合は、関
係職員に説明を求めることができるが、不明を理由として異議を申し立てる
ことはできない。