暗渠排水工(畑地・草地)特記仕様書 1 一般事項 (1)各ほ場毎の施工順序は、工事着手前の試験状況等を確認し工事監督員と協議すること。 2 施工条件 (1)使用機械 施工機械については、次の機種を標準としている。 ・ 標準型バケット付バックホウ ※受注者の都合によりこの機種を使用しない場合は契約変更の対象とはしない。 ※積算機種での施工に支障がある場合は設計変更の対象とする。 ※その他止むを得ない事情により積算機種での施工が不可能な場合は、設計変更の対象とする。 (2)掘削深・疎水材の高さ 図面に示すとおり。 ただし、現地測量の結果、掘削深が確保できない場合は、工事監督員と協議すること。 図面に標高・勾配が示されている場合は、その指示によること。 3 作業工程 区 全 工 分 程 標 準 作 業 工 程 資材配置 → 掘削 → 管布設 → 疎水材投入 → 埋戻し 4 管種・資材 (1)吸水渠・集水渠 管種は図面に示すとおり。 (2)連絡渠・耕作道横断部 管種は図面に示すとおり。 (3)疎水材 疎水材は木材チップとし、品質及び規格は次のとおりとする。 木材チップ ・「農業土木工事共通仕様書 第2章材料仕様書 第6節木材」による。 5 施工確認 (1)施工に先立ち、現地盤高並びに排水路敷高を測定し施工図をもとに「暗渠排水切深測定結果一 覧表」を作成し工事監督員と協議すること。 6 埋戻し (1)暗渠排水の埋戻しは、在来地盤線まで行うものとする。但し、天候等により工期内での施工が 困難な場合には変更することがある。またこの場合でも連絡渠(接合する無孔管部を含む)につ いては全て埋戻すこと。 7 連絡渠 (1)連絡渠の勾配等は、閲覧に供する水理計算書に示すとおり。 (2)施工に先立ち現地盤高並びに落口としての排水路敷高を測定し、「連絡渠深測定結果一覧表」 を作成し、工事監督員と協議すること。 8 ほ場内小運搬 (1)暗渠排水資材の小運搬にあたっては、ほ場を傷めないよう注意し施工を行うこと。 9 その他 (1)病害虫の土壌汚染防止のため、施工ほ場への出入りごとに作業機械及び器具類、長靴等用具の 洗浄を行うこと。 (2)施工後、受益者に最終確認を受け、工事監督員に報告すること。 暗渠(畑地・草地)~1
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