既設管内調査工事仕様書 平成19年4月 東京都水道局 目 第 1 章 総則 次 ------------------------------------------------------------------ 第 1 節 一般事項 ------------------------------------------------------------- 1 1 1.1.1 適用範囲及び一般事項 ---------------------------------------------- 1 1.1.2 管内作業が可能な呼び径 ---------------------------------------------- 1 1.1.3 安全管理 ---------------------------------------------------------- 1 1.1.4 提出書類 --------------------------------------------------------- 1 第 2 節 管内調査 ------------------------------------------------------------- 1 1.2.1 調査の項目 ---------------------------------------------------------- 1 1.2.2 調査の方法 ---------------------------------------------------------- 2 1.2.3 報告書の提出 --------------------------------------------------------- 2 1.2.4 報告書の構成 --------------------------------------------------------- 2 第1章 総則 第1節 1.1.1 適 用 範 囲 及 び 1 一般事項 一般事項 こ の 既 設 管 内 調 査 工 事 仕 様 書( 以 下「 調 査 工 事 仕 様 書」と い う )は、 東京都水道局の施工する管取替工事のうち既設管内配管工事の既設 管 内 を 調 査す る 工 事 に 適 用 す る 。 2 調査工事仕様書及び特記仕様書並びに設計図に記載のない事項は、 「 配 水 管 工事 標 準 仕 様 書」 ( 以 下「 標 準 仕様 書 」と い う。)の 定 めに 準 拠する。 3 特 記 仕 様 書 及 び 図 面 に 記 載 さ れた 事 項 は 、こ の 調 査 工事 仕 様 書 に 優 先する。 4 1.1.2 管 内 作 業 が 可 能な呼び径 設 計 図 書 は 、 S I 単 位 を 使 用 する 。 管 内 で の 作業 を 伴 う も の は 、 原 則と し て 挿 入 管 の 呼 び 径 が 800 以 上 の も の と する 。 1.1.3 安 全管 理 工 事 中 の 安全 管 理 に つ い は 、 標 準仕 様 書 ( 第 1 章 総則 第 4 節 安 全 管 理 ) の 定 めに 準 拠 す る 。 1.1.4 提 出書 類 標 準 仕 様 書 の 規 定 ( 1.1.23) に 基 づ き 、 工 事 関 係 書 類 を 監 督 員 に 提 出する。 第2節 1.2.1 調 査の 項 目 管内調査 1 測点のマーキング 2 既設管の屈曲角の測定 既 設 管 の 屈曲 角 を 、適 正 な 方 法(角 度 測 量 、継 手 部 の 隙 間測 定 )に よ り 正 確 に 測定 す る 。 3 実内径の測定 既 設 管 の 接合 部 に お い て 、上 下 、左 右 の 2 箇 所 の 内 径 を測 定 し 、管 の 実 内 径 を測 定 す る 。 4 延長測定と管長の測定 (1) 既 設 管の 全 延 長 を 測 定 す る 。 (2) 既 設 管1 本 ご と の 寸 法 を 測 定す る 。 5 水準測量 継手ごとに行う。 6 仕 切 弁 、 空 気 弁 等 の 呼 び 径 、 形式 、 管 種 、 位 置 を 調 査す る 。 7 分 岐 ・ 連 絡 ・ 伏 越 の 位 置 、 呼 び径 、 管 種 等 を 調 査 す る。 -1- 8 1.2.2 調 査の 方 法 管内の発錆状況を調査する。 呼 び 径 800 以 上 の 既 設 管 路 は 、 管内 の 直 接 調 査 と す る 。 ま た 、 呼 び 径 800 未 満 の 管 内 調 査方 法 は 、 テ レ ビ カ メ ラ調 査 及 び 模 擬 管 調 査 併用 と す る 。 1.2.3 報 告書 の 提 出 調 査 完 了 後 、報 告 書 を 提 出 す る 。この 場 合 、報 告 書 は A4 版 に 製 本 し、 原図とともに提出する。なお、提出部数及び詳細等については別途特 記 仕 様 書 で定 め る 。 1.2.4 報 告書 の 構 成 1 一般平面図 調 査 区 間 を明 示 し た 平 面 図 ( 呼 び径 、 管 種 、 附 属 施 設 位置 、 分 岐 ・ 連 絡 等 の 位置 、 延 長 を 明 示 し た 一覧 図 ) 2 線形図 既 設 管 の 現況( 平 面・縦 断 )を 線 形 で 表示 す る 。こ の 場 合 、管 屈 折 部 の 曲 げ 角度 と 区 間 距 離 を 明 示 する 。 3 配管計画図 既 設 管 内 への 新 設 管 の 配 管 割 付 を明 示 す る 。そ の 場 合 、新 設管 の 各 管 長 、 管 種等 を 明 示 す る 。 な お 、 屈 曲部 等 に つ い て は 必 要 に応 じ 、 別 途 詳 細 図 ( 縮尺 1/50 程 度 ) を 作 成す る 。 4 既 設 管 の 屈 曲 角 、 実 内 径 、 新 設管 の 使 用 材 料 等 の 一 覧表 。 5 調 査 事 項 をま と め 、 考 察 、 見 解 を記 述 す る 。 6 図 面 の 縮 尺 は 原 則 と し て 、 表 -1 に よ る 。 た だ し 、 小規 模 工 事 の 縮 尺 は 、 原則 と し て 線 形 図 1/100、 配 管 計画 図 1/50 と す る 。 表-1 7 図面名称 縮尺 平面図 1/500 線形図 1/200 配管計画図 1/200 その他必要な事項 -2-
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