淋菌・クラミジア PCR 検体採取方法 淋菌・クラミジア PCR 検体採取方法 子宮頸管検体の採取方法(採取容器A78) 尿検体の採取方法(採取容器A79) 子宮頸管検体の採り方 尿検体の採り方 子宮頸部の粘液除去 子宮頸管検体の採取 スワブ検体採取セット付属のスワブ大を1本 使用して子宮頸管とその周辺の過剰な粘液を 十分拭い取ります。 付属されているスワブ大を子宮頸管内に挿入 します。同じ方向にそっと 5 回スワブを回し ます。 (回し過ぎないでください。) スワブを引き抜く際は膣の粘膜に触れないよ うに注意してください。 注意:粘液をぬぐったスワブは廃棄します。 尿検体の採取 滅菌済み容器に初尿を採取します。 滅菌済みスポイトを用いて、初尿をコバス PCRメディアに移します。 注意 初尿は採取後2∼30℃で24時間以内に PCRメディアに移して下さい。 注意:スワブ大での検体採取が困難な場合に はスワブ小を使用してください。 コバ ス ® P CRメディアチューブの キャップを開けます。採 取したス ワブの先端の綿球が、コバス®PCR メディアチューブの 保 存液に浸か らないように注 意しながら入れ、 柄 の 中 央 付近にある線を容 器 の 縁に合わせます。 コバス ® PCRメディアチューブの 容器の縁を利用して、スワブの柄 に付けられた線で折ります。 注意:お手元に残った折られた柄 は廃棄してください。スワブの柄 を折る際は絶対にはさみを使用し ないでください。 コバスPCRメディアの蓋をしっかりと 閉めて下さい。 コバスPCRメディアを5回転倒混和させて 下さい。 うがい検体の採取方法(採取容器A79) 注意:お手元に残りましスワブ大 もしくはスワブ小につきましては 使用せず廃棄してください。 うがい液検体の採り方 ■スワブを折る際の注意 正しい結果を得るために、コバス®PCRメディアチューブに検体採取済みスワブを保存する際は必ず線の部分で折るよ うにしてください。 柄の中央付近にガイドが付いているので簡単に折れます。 × ○ ■検体採取用のスワブは、線部をチューブの縁 を利用して折ることで、保存液や検体が飛び 散ることなく適切な長さで折ることができま す。 ■線部以外の箇所で無理に力を加えると、保存 液や検体が飛散する恐れがあります。 × ここで折る 長すぎる 適切な長さ 短すぎる スワブ (大) (小) 101 尿検体の保存 コバス ® PCRメディアのキャップ をしっかりと閉めます。 これで検体の保管、または輸送の 準備が完了です。 スワブは適切な位置で折られた場合、保存液や 検体が飛び散ることはございませんが、折る際 に不安に感じる場合には、チューブの底部を安 定した実験台や机に設置した状態で操作するこ とで安定して折ることができます。 うがいの仕方 検体輸送液への懸濁 検体容器の保管 生理食塩水(日局方など)をコップに15∼ 20mL入れて下さい。 生理食塩水15∼20mLを口に含み、顔を上に 向けて10∼20秒間、勢いよく ガラガラ と うがいを行います。 うがい液全量をうがい用容器に回収し、 スポイトでコバスPCRメディア(尿・ うがい用)に必要量添加します。 PCRメディアの蓋をしっかりと閉めて下 さい。 PCRメディアを5回転倒混和させて下さい。 注意 口に含んで吐き出した液とうがい用容器に 残した液を合わせてうがい液とします。 淋菌・クラミジアPCR検体採取方法 淋菌・クラミジアPCR検体採取方法 子宮頸管検体の保存 コバスPCRメディアに記載されている 2つのラインの間に収まるように初尿を 加えて下さい。 注意 うがい液はコパスPCRメディアに記載 されている2つのラインの間に収まるよ うに加えて下さい。 102
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