第九号

ノースウエスト航空日本支社労働組合
ティータイム
第55期 第9号
2015年 5 月 15 日発行
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★ DAL 冬期スケジュールで日本路線 15-20 %削減
円安ドル高による減収を輸送量調整でカバー
デルタ航空(DAL)は 2015 年冬期スケジュールで、日本路線の輸送容量 10-20%削減
することを明らかにした。円安ドル高による日本路線の減収分を輸送容量の削減で
カバーする。DAL は冬期スケジュールで、国際線の輸送容量を前年比 3%削減する計画。
その一方で、国内線の輸送容量を 2%増加する。
これにより、第 4 四半期(10-12 月期)の総輸送容量は横ばいになる見込み。
輸送容量の調整は、ドル高の影響を最も受けた市場、燃料価格下落で業務渡航需要に
影響を受けた市場で集中的に行う。
この為、第 4 四半期の主な調整内容は、日本路線の 15~20%削減の他、ブラジル路線
の 15%削減、アフリカ、インド、中東路線の 15~20%削減、モスクワ線の冬期運休
などを実施する。(W.D 4.21)
★デルタ航空、2018 年に新ユニフォーム導入
デザイナーはザック・ポーゼン
デルタ航空は、ユニフォームを着用するほぼ全ての従業員向けのプロジェクトを
立ち上げ、ポーゼン氏は客室乗務員・空港で勤務する旅客サービススタッフの
新ユニフォームをデザインします。また、エプロンで作業する部署、貨物部門、
整備部門のユニフォームのコンサルティングを行います。
デルタ航空は、新ユニフォームの導入で大規模なブランド改革を行うとしており、
「思慮深く(thoughtful)」、「信頼できる(reliable)」、「革新的(innovative)」な
ブランド特性を浸透させるねらいです。新ユニフォームは 2018 年初旬に導入する
予定です。(FLY Team 5.1 抜粋)
★ユナイテッド
1~3 月期決算
過去最高純利益
ユナイテッド航空(UAL)が発表した 2015 年第 1 四半期(1-3 月)決算は、特別費用
7400 万ドルを除く純利益 5 億 8200 万ドル、特別費用を含める純利益 5 億 800 万ドル
を計上した。これは、1-3 月期の過去最高利益となる。
(W.D 5.1 抜粋)
★デルタ航空、 1~3 月期純利益 3 億 7200 万ドル
デルタ航空(DAL)が発表した 2015 年第 1 四半期(1-3 月)の調整後税引き前利益は
前年同期比 1 億 5000 万ドル増の 5 億 9400 万ドル、調整後純利益は 3 億 7200 万ドル
を計上した。GAAP 会計基準では税引き前利益は 12 億ドル、営業利益率は 14.9%、
純利益は 7 億 4600 万ドルだった。同航空史上最高の第 1 四半期業績 となった。
第 1 四半期の営業収益は約 5%改善された。輸送容量は 5.0% 増加し、このうち
2 ポイントは前年同期の悪天候による輸送容 量減少を反映したもので、それを除く
と輸送量は 3.6%上昇した。しかし第 1 四半期の収益はドル高により 1 億 500 万ドル
圧迫された。 旅客収益は前年同期比 3.2%増の 79 億 2300 万ドル。
旅客単位 収益(PRASM)は前年同期比 1.7%減少したが、このうち 1.5 ポイントは
外国為替のマイナスによるもの。
旅客収益のうち太平洋路線は 10.5%減の 7 億 4000 万ドル。輸送容量は 1.4%減、
旅客単位収益は 9.2%減、イールドは 8.2%下がった。
ドル高で国際線収益はマイナスだが、燃料価格の値下がりで、国際線の減収が
相殺される見込み。第 2 四半期(4-6 月)は、営業利益率 16~18%を見込んでいる。
(W.D 4.21)
★ANA19.9%出資で合意
スカイマーク再上場、5年内に
民事再生手続き中のスカイマークは 21 日、再生計画の大筋を固めた。
すでにスポンサー契約を結んでいる投資ファンドのインテグラル(東京・千代田)が
過半を出資、ANA ホールディングスが 20%弱を出資し、共同で再生支援することで
基本合意した。経営陣も刷新、5 年以内での再上場を目指す。資金と事業の両面で
スポンサーを得て、スカイマークの再生が本格的に動き出す。
(日本経済新聞 4.22)
★ JAL 、「日本の翼育英奨学金」の受給者募集開始
日本航空(JAL)は 5 月上旬から、「パイロット奨学給付金制度」により設立した
「日本の翼育英奨学金」の受給者募集を開始する。これは奨学金の給付により、
パイロット養成課程の学生を支援する取組み。
近年、世界的な航空需要の増大に向けて優秀なパイロットを育成することが急務と
なっている。そのためこの奨学金では、私立大学パイロット養成課程から、次世代の
パイロットを多く輩出し、航空業界全体の発展に寄与することを目的としている。
対象となる学生は、指定する日本国内の私立大学のパイロット養成課程に在籍し、
一定の要件を満たすことが条件。 所定の選考を行い、各年度最大で 30 名を受給者と
して選ぶ。 受給者 1 人あたりの支給額は 500 万円で、訓練段階に応じて 3 回に分け
て支給することになる。(W.D 4.28)