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 報道関係社各位
2017 年 2 月 15 日
株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング
賞金は 500 万ドル。人間レベルの人工知能開発に挑戦する
「汎用人工知能チャレンジ(GeneralAIChallenge)」がスタート
https://www.general-ai-challenge.org
世界初の人工意識の実現を目指す株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング(以下、アラヤ)
が パ ー ト ナ ー と し て サ ポ ー ト す る 「 汎 用 人 工 知 能 チ ャ レ ン ジ (General AI Challenge)
[https://www.general-ai-challenge.org]」の概要が、本日公開となりました。
「汎用人工知能チャレンジ」はチェコの人工汎用知能(ArtificialGeneralIntelligence)
研究開発会社、グッドエーアイ(GoodAI)[http://www.GoodAI.com]の主催するコンペティシ
ョン型の人工知能プロジェクトです。このチャレンジは、人間レベルの人工知能開発に取り組
むために設けられ、今後数年間にわたる一連のコンペティションを通じ、合計 500 万ドル(約
5.6 億円)の賞金が授与されます。
今回、6ヶ月に及ぶウォームアップラウンドの最初の課題「graduallearning」が発表され
ました。ウォームアップラウンドでは、合計 5 万ドル(約 560 万円)の賞金が用意されていま
す。最高のパフォーマンスを発揮する人工知能エージェントの開発に 1 万5千ドル(与えられ
たタスクに基づき評価)、そして最優秀アイデアに 1 万ドル(本チャレンジの審査員による審査
に基づき評価)が送られます。残りの賞金は、両部門の 2 位と 3 位に分配されます。
チャレンジには、国内外を問わず、個人でもチームでも参加可能となり、世界中の研究者や
プログラマーの参加を呼びかけています。
「汎用人工知能チャレンジ」の詳細は、下記よりご確認ください。
https://www.general-ai-challenge.org
※汎用人工知能:現在の人工知能の機能は「囲碁」や「画像認識」のような特定の問題解決に
特化しているのに対して、人間のように多様な問題に対して柔軟に対応する
能力を実現したものが汎用人工知能と呼ばれる。
アラヤはグッドエーアイと提携し、このチャレンジのコーディネーターとして、日本国内で
のチャレンジの開発促進を公式にサポートすることに決定しました。アラヤは、日本国内で「汎
用人工知能チャレンジ」の関連イベントを開催することにより、業界や学会の人工知能研究者
の参加を幅広く促進していきます。
■アラヤ 代表取締役金井良太 コメント
「汎用人工知能を開発するというアイデアは極めて野心的な試みですが、グッドエーアイ・
チームは細心の注意を払って、汎用人工知能開発に向けた大きく複雑な課題を具体的な扱いや
すい問題へと分解しています。人間レベルの人工知能を最終的に開発するという、この一連の
チャレンジに積極的に関与することで、当社が鋭意取り組んでいる、意識の計算原理の解明に
つながる知見を得ることを願っています。
」
■チャレンジ・キックオフ・イベントを東京で開催
イベントでは、「汎用人工知能チャレンジ」の詳細とウォームアップラウンド「 Gradual
Learning-LearningLikeaHuman」について説明いたします。その後、参加者同士でチーム
を結成し、アイデアを出し合える機会も企画しています。
開催日時:2 月 15 日、午後 6 時
場所:東京大学伊東国学術研究センター(ギャラリ−1)
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/en/
■株式会社アラヤ・ブレイン・イメージング概要(http://www.araya.org/)
アラヤは人工意識研究の第一人者である金井氏率いる世界トップレベルのニューロサイエンスとコン
ピュータサイエンスの専門家集団で 2013 年 12 月に設立されました。神経科学と情報科学の融合によ
り、新しいニューロテクノロジーの時代の創生を目指し、意識の計算原理を利用した人工知能(人工意
識)の開発及び、医療向けの脳画像解析ソフトウェア事業を行っています。
■グッドエーアイ概要(http://www.GoodAI.com)
グッドエーアイは、人類の発展、及び世界をより深く理解するべく、できるだけ早く汎用人工知能
(ArtificialGeneralIntelligence)を開発することを目指しています。2014 年 1 月に代表取締役・
最高技術責任者、マレック・ローザの個人投資(1000 万ドル)にて設立。チェコ共和国のプラハに本拠
を置き、20 名の研究者および技術者からなる国際チームを率いる。
本件に関するお問い合わせ先 [email protected](担当:金井、原田)