「銀行貸付債権」の市場環境について - マニュライフ・インベストメンツ

ご参考資料
2015年7月13日
マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社
「銀行貸付債権」の市場環境について
7月に入り、ギリシャの債務問題に関する国民投票が実施され、緊縮財政に国民が反対しユーロ離脱の可能
性が高まったことや、需給悪化懸念から中国株式市場は下落基調となるなど世界的にリスク回避姿勢が強
まったことから、当月に入り、株式市場を中心に値動きの荒い展開となっています。一方で銀行貸付債権市
場は6月末比プラスとなり安定的な値動きとなっています。
■主な金融市場の動き(2015年6月末~7月10日)
*2015年6月30日を100として指数化
(月/日)
■銀行貸付債権の利回り(6月末現在)
銀行貸付債権
5.36%
■銀行貸付債権のパフォーマンス推移(1995年6月末~2015年6月末)
 銀行貸付債権のパフォーマンスは、2008年のリーマンショック時に大きく下落しましたが、その後は安定
的に推移しています。これは、相対的に高いインカムを安定的に積み上げることによって実現されてい
るといえます。
2008/11
リーマンショックを受け、米国の量的緩
和(QE1)が始動
2001
米国のインターネットバブル崩壊
2008/9
リーマンブラザース破綻
(年/月)
*1995年6月末を100として指数化
※銀行貸付債権:クレディ・スイス・レバレッジド・ローン・インデックス、米国株式:S&P500種株価指数、アジア株式:MSCI AC アジア・
インデックス、日本株式:東証株価指数(TOPIX)、先進国国債:シティ世界国債指数、
出所:マニュライフ・アセット・マネジメント、Bloombergのデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成
上記は過去の実績であり、将来の動向を示唆・保証するものではありません。当資料に関する留意事項が最終ページにありますので
必ずご覧ください。
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ご参考資料
■銀行貸付債権と他資産のパフォーマンス推移(2013年5月22日~2015年6月末)
 2013年5月22日にFRB(米連邦準備制度理事会)議長が量的緩和縮小を示唆する発言をした際も、金利
上昇懸念が高まり市場は値動きの荒い展開となりましたが、銀行貸付債権は安定的な値動きとなりまし
た。
 2014年10月に米国の量的緩和が終了し、市場では米国の景気回復を受けて利上げ観測が高まりつつ
ありますが、銀行貸付債権は、変動金利、デュレーション*1が短いなどの特性を持つことから、今後の金
利上昇時においても安定的なパフォーマンスが期待できると考えられます。
*1デュレーションとは、債券投資資金の平均回収期間や金利に対する価格の感応度の高さを表すものとして使われます。年で表示さ
れ、値が小さいほど金利変動による債券価格への影響が小さいことを意味します。
(期間:2013年5月22日~2015年6月末、日次)
*2013年5月22日を100として指数化
※銀行貸付債権:クレディ・スイス・レバレッジド・ローン・インデックス、米国リート:FTSE NAREITオール・エクイティ・リート・インデックス、
米国ハイ・イールド債券:BofAメリルリンチ・USハイ・イールド・インデックス、米国投資適格社債:バークレイズ・US・クレジット・インデック
ス、新興国債券:JPモルガン・EMBIグローバル・ディバーシファイド、米国国債:シティ米国国債インデックス
出所:Bloombergのデータをもとにマニュライフ・インベストメンツ・ジャパンが作成
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