福岡県編 2015 年 2 月スタート

日経電子版「列島あちこち 食べるぞ! B級ご当地グルメ(食べB)」は、皆様から情報をメールでお寄せいただ
きながら、都道府県別にその土地ならではの「食」を探る読者参加型コラムです。2015 年2月からは福岡県編がスタ
ートします。約1カ月にわたり福岡県のご当地グルメ情報を発信いたします。ぜひ、福岡県ならではの「食」についてメー
ルで情報をお寄せ下さい。いただいたメールは、本文の中でご紹介させていただくことがあります。
★こんな情報をお待ちしています!★
近隣のスーパーに充実しているもの、食卓に欠かせないもの、実は福岡県が元祖(らしい)食べ物、おばあちゃん
がよく作ってくれた思い出の料理、ご当地グルメによるまちおこし…など。福岡県の「食」に関することなら何で
も結構です。文章のみ、写真だけでもけっこうです。皆様の食に関する思い出などもお聞かせください。
福岡県編 2015 年 2 月スタート
福岡県の「食」に関する情報をお待ちしております!
メール宛先は「[email protected]」
食べBの URL は「http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/tabeb/」
サイト内には投稿専用フォームもご用意しております
Facebook からも情報発信中「http://www.facebook.com/tabebforum」
例:佐賀・大分・熊本県編では以下のような「ご当地グルメ」が登場しました。
宇佐からあげ(大分)佐賀シシリアンライス(佐賀)もみじ(大分)ブラックモンブラン(佐賀)ちくわサラダ(熊本)
筆者紹介 野瀬 泰申(日本経済新聞 特別編集委員)
1951 年福岡県久留米市生まれ。1975 年日本経済新聞社に入社、社会部、金沢支局、西部支社、文化部などで勤務。食文化の地域性
に興味を持ち、2002 年から「NIKKEI NET」(現・日本経済新聞電子版)で「食べ物 新日本奇行」を連載。2010 年春から各県別に食文化
の深淵を探る「列島あちこち 食べるぞ! B級ご当地グルメ」に模様替えし、現在も継続中。著書に「眼で食べる日本人」「全日本『食の方
言』地図」「天ぷらにソースをかけますか?」など。
ご注意
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これまで「食べB」に登場してきた各地の様々な食文化(抜粋)
【大分県編で登場した「日田やきそば」】
ソースの香ばしい香りに誘われて、ラーメン屋さんののれんをく
ぐると、大きな鉄板があるのが日田の町です。サッとゆでた麺を鉄
板に敷いて両面をじっくり焼き、大量のモヤシを使うので、麺のパ
リパリ感とモヤシのシャキシャキ感が特徴です。
ラーメン屋さんならではのラーメンスープと一緒に食べるのが
日田らしい食べ方です。お店に入ってから、いつもラーメンにしよ
うか、やきそばにしようかものすごく迷います(はるPさん)
【佐賀編で登場した「武雄・北方ちゃんぽん」】
佐賀県武雄市北方地区はその昔、炭鉱で大いに栄えた町。その隆
盛を極めていたころに誕生したのが武雄・北方ちゃんぽん。当時炭
鉱で働いていた炭鉱マンたちに美味しくて、ボリューム満点、栄養
満点の食事を安く食べてもらいたいとの思いで誕生した逸品です。
なので味付けはコッテリ、そして野菜がこれでもか、と入ってい
ます。地元ではその山の盛りを見て「チョモランマ」と呼ぶ人もい
るとか、いないとか。
現在では、炭鉱マンではなく多くのサラリーマンに愛されていま
す。今も昔も、働く男たちの活力源だったのですね(武雄ちゃんぽ
んイケ麺ズさん)
【熊本県編で登場した「コバルト」
】
熊本の春は短い!! GWあたりから 20℃を超え、あっという間に
雪女の私にとって融点に達します。
たびたびこのコーナーに登場している「コバルト」は、蜂楽饅頭の
夏季限定メニュー(かき氷)の一種で、熊本市内で「コバルト」を知
らない高校生はモグリ、とされています。
かき氷に対する愛着は、袋入りという形態によっても現れており、
これを器に移して食べた話をしたら、肥後女の友だちが上品ぶって!
と怒っておりました(apple-a さん)
【長崎県編で登場した「食べるミルクセーキ」】
食べるミルクセーキもカルコークも、長崎の喫茶店のメニューには大
抵並んでいたもので、まさか長崎を出た途端に口にできなくなるものだ
とは予想だにしておりませんでした。この辺、トルコライスが長崎だけ
だと知った際のショックにかなり近いです。
県外の友人に、思い入れたっぷりに説明すると「うわぁ、甘そう…」
とドン引きされてしまいます。確かに、ただでさえ甘いカルピスの原液
をコーラで割るのですから、砂糖の摂取量としては相当なものだとはよ
く分かります。
これが普通に飲まれている時点で、長崎はやっぱり、味付けが甘い地
域なんでしょうかねぇ(カルミンさん)