こちら - 近畿大学理工学部情報学科 コンピュータビジョン研究室

コンピュータビジョン研究室
担当:波部 斉 講師
[email protected]
研究室:38号館4階
N404(教員)N416(学生)
「コンピュータビジョン」は,右図のように,我々人間と
カメラ
同じように物事を理解する「コンピュータの目」の実現を目
標とする研究分野です.最近では,スマートフォンのアプリ
など,我々の身近なところで見られるようになっています.
本研究室では,最先端のコンピュータビジョン研究を行い
ながら,学生のみなさんが自らの手で課題を解決しその成果
を発信することで,技術者として必要なスキルを身につけて
計算機
実世界
もらいたいと考えています.2012年4月に発足し,2016年
4月に初めての大学院学生が誕生する予定のフレッシュな研究
室です.新しい研究室でチャレンジしてやろうという意欲あふれるみなさんをお待ちしています.
実世界で
起こる事象
理解
研究テーマ
コンピュータビジョン技術の基礎研究から,適用分野を明確に意識した応用研究までバランスよく扱っていきたいと考
えています.中でも今年度は以下のテーマに注力していきます.もちろんこれ以外でも,学生さんからのテーマの提案も
大歓迎です.研究室Webサイト(http://www.habe-lab.org/)も参考にしてください.
水中映像解析
人物行動解析
我々は他の人物の様子をみて,何をしようとしているの
か,どんな気分なのか,など様々な事柄を推定することが
できます.コンピュータでも同じような高度な理解を行う
ことを最終目標とし,カメラ映像や各種センサからの情報
を統合的に処理して,人物の属性推定・集団検出・集団内
役割推定などを行う研究に取り組んでいます.
男性
男性
リーダー
女性
防犯カメラ映像からの人物属性推定
グループB
動作に基づく集団役割推定
水中で光が伝わるときには散乱・屈折など複雑な現象が
起きその中の画像解析は困難になります.また,水中で活
動する生物の生態には未解明な点が多くあります.前者の
技術課題を解決しながら,水中の生物の状態・動きを計測
し,その生態の解明につなげるための基盤技術の研究を
行っています.
半透明物体
半透明物体の検出
魚群の行動解析
グループA
位置センサと画像による集団の検出
水中の濁り度合推定とその画質改善
研究室の方針
・大学内外のさまざまな研究室との共同研究を積極的に実施しています.共同研究ならではの大変な面もありますが,外
部とのミーティングや交流の経験はみなさんにとっても貴重なものになります.
・学生のみなさんの自主性をできる限り尊重したいと考えています.最初は何をすれば良いか分からないと思いますが,
それぞれの学生さんが研究テーマを自分の問題としてとらえ,自ら考え行動していけるようになることを目指しています.
・研究にじっくり取り組むために大学院に進学する方を歓迎します.3年生後期からの3年半で研究テーマに打ち込んだ
経験は今後の人生の大きな糧になります.もちろん学部で卒業する方の就職活動・研究のサポートも万全に行います.
研究室公開・説明会
配属希望調査提出までに担当教員による説明会を予定しています.興味を持った方はぜひ研究
室を訪ねてきてください.準備の都合上事前申込をお願いしています.研究室Webサイト
(http://www.habe-lab.org/:右のQRコード)で詳しい日程や申込方法を紹介していますので
確認の上申し込んでください.もちろん申込無しでもできる限り対応しますので38号館4階N404
(教員室),N416(学生室)をのぞいてみてください.