和田翔平 後援会公式サイト

和田翔平
平成元年生まれ26歳
<討議資料>
後援会会報
第
13 号
平成 27 年 6 月発行
熱海市議会6月定例会
本年、6月23日に行われた熱海市議会6月定例会
3日目、私の当選後初めてとなる登壇および質問の機
会がありました。緊張と期待感を胸に、静粛で張りつ
めた空気の中、焦らず、はっきり、わかりやすく話すこ
とを意識して、登壇質問に臨みました。登壇した際に
は緊張はしておりましたが、冷静になることができ、
とても良い精神状態で臨めました。それも、この質疑
応答に臨むにあたり、先輩議員や皆様の心強いアドバ
イスがあり、なにより議場の傍聴席に私の支援者の皆
様のお姿があったからです。登壇前の休憩時間に傍聴
にいらして下さった皆様に応援の言葉をかけていただ
き、非常に勇気づけられました。そんな皆様のご期待に応えるためにも、とにかく堂々と丁寧に話すよう、
常に意識することができたと思います。また、質問終了後、皆様がお帰りの際にも初めてにしては頑張っ
たなどと言葉をいただくことができまして非常にうれしく思いました。やはり、選挙当時同様、私はたく
さんの方々に支えられているという実感を得ることができ、非常に感動いたしました。
本議会での私の質問内容とそれに対する答弁
今回、私が行なった質疑応答の内容について簡単にご説明させていただきます。
まずは「市長提唱の日本ナンバー1の温泉観光地づくり」について質問いたしました。
(質問)市長が定義するところのナンバー1とは何か
(答弁)2020 年の東京オリンピックを念頭に、来訪者と住む人の双方の満足度がともに高い観光まち
づくりと経済活性化に取り組んでいき、宿泊を中心とした来訪者数などの量的な部分と街の魅力
による満足度などの質的な部分の双方が増加、向上していくことが必要と考えている。
(質問)ナンバー1になるために市長が市民に求めること
(答弁)観光客にご満足いただくためには、物的なサービスのみならず人的なサービス、いわゆる「お
もてなし」を提供することが最も重要なことであると考えており、市民の皆様の「おもてなし」の意
識をより一層高めていただくことに期待をしている。しかし、市民の皆様にこのような考えをどのよ
うに浸透させるかは大きな課題である。まずは様々な媒体を活用し、現在一緒に取り組んでいただい
ている市民の声、行政からのお仕着せではないメッセージを伝えていきたいと考えている。
本議会での私の質問内容とそれに対する答弁
(質問)ナンバー1への行程と目標達成時期はいつか
(答弁)中途目標である平成 29 年度に宿泊客数を 330 万人にする
ことに全力をつくしたい、そして今後も一層の来遊客増加のため
に、いわゆる閑散期の底上げを図るとともに、外国人観光客に対す
るインバウンドが課題である。受入れ態勢についても充実を図る必
要があるので対策を講じていきたい。
次に、空き家特措法が全面施行されたことを受けまして、熱海市の
対応について質問いたしました。
(質問)空き家の実態調査をいつまでに、どのような手段でどの部署が行うのか
(答弁)今後、本市としても、まちづくり課を中心に、庁内の連携体制や空き家対策の準備を早急に進めるととも
に、法の適切な運用と併せて、所有者等への意識啓発・地元町内会・不動産・建築・法務などの専門家等と連携した
取り組みについても準備を進めることにより、実態に近い情報収集が可能になると思っている。また、時期について
も平成 27 年度中には空き家に対する庁内の実施体制を整え、来年度にかけて実態調査を行いたいと考えている。
(質問)条例による代執行について
(答弁)特定空き家等の所有者等に対し、除却、修繕、立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要
な措置をとるよう助言又は指導、勧告及び命令することができる。さらに、それらの措置を命ぜられた者がその措置
を履行しないとき、履行しても十分でないとき、又は、履行しても期限までに完了する見込みがないときは、行政代
執行法の定めるところに従い、当該措置を自らし、又は第三者をしてこれをさせることができるとなっている。
(質問)空き家の利活用について
(答弁)特定空き家を除却した後の空き地や空き店舗など、小規模であっても生産性の高い業種や企業を誘致するこ
とが必要と考えている。そのために、ターゲットとすべき業種はどのような業種なのか、インフラ整備がどのような
ものが必要なのか、等の基礎的なデータ収集が必要と考えている。
日本でナンバー1の温泉観光地づくりに関しては、齊藤市長自ら、観光客と市民の皆様双方の満足度を上げ、質的
なナンバー1も目指していく、というご答弁をいただき、私も壇上での質問で、市民の皆様が熱海市に満足している
かは、非常に重要なことであると考えています。齊藤市長は、その点をしっかりと受け止め、これからも皆様にご満
足いただけるよう市政運営をしていただくことを表明されました。その上で、市民の皆様にも是非、行政が誘客のた
めにどのようなことを行っているか、どの様な意識を持っているのか知っていただきたいと思います。皆様が知り、
当局と想いを共有することにより、当局との連携が一層深まると私は考えております。
最後に、市長はこれまで観光客の誘致に力を入れてこられたことは皆様ご案内の通りですが、これまで皆様は熱海
市を立て直すために長きにわたり耐え忍んで来られました。そのおかげで熱海はなんとか持ち直すことができ、その
ことを鑑みて、これからは今まで以上に市内のことに目を向けて欲しい、市民の皆様のための市政を行なって欲しい
と、市長にお願いして質問を締めくくらせていただきました。市民の皆様が、本当に満足できる熱海でなければ、観
光客の皆様に熱海はいいところだと心から言えるでしょうか。今後もそのことをしっかりと訴えていきます。