「おもてなし経営企業選」 選出記念式典概要

「おもてなし経営企業選」
選出記念式典概要
平 成25年 度 おもてなし経 営 企 業 選に選 出された28事 業 者 の 公 表、
トロ
「おもてなし経営企業選」
選出記念式典概要
フィー授与を行う選出記念式典を開催しました。
当日は、
選考委員、選出事業者の他、
おもてなし経営に関心のある一般の方な
にして、
「おもてなし」
の内実を説明
ていいでしょう」
と岩田氏は語った。
した。
全体講評では、大久保寛司委員
企業の目的は利益を最大化する
が選ばれた企業に共通する要素と
ことや株主価値を最大化すること
して、職場の雰囲気がいいこと、働
記念式典の冒頭で登壇した経済
ではなく、
「世の中をよくすること」
いている人の表情がいいこと、人
産業副大臣の松島みどり氏は、
「お
にある。
では、
どのようにして世の中
と人との距離が近いことなどを挙
もてなし」
にまつわる工夫はどのよ
をよくしていくか。そこにそれぞれ
げた。
また、受賞を知らされたとき
「おもてなし経営企業選」
選出記念式典レポート
ど約100名が参加されました。
日時:平成26年3月27日
(木曜日)
13時30分∼ 15時15分
うな業種でも可能であると話した。
の企業のミッションがある。
そのミッ
の反応が一様に
「わが社がいただ
場所:イイノホール&カンファレンスセンター RoomA
「会社は誰のものか──。
これは
ションを突き詰めていく中で、
おの
いていいのでしょうか」
という謙虚
場所 (東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
企業をめぐる永遠のテーマといって
ずと企業のブランドが形成される。
なものだったことも印象深かったと
もいいかもしれません。
私の考えを
したがって、
ミッションとブランドは
語った。
自社の取り組みにまだまだ
申し上げれば、
会社とはやはり、
何よ
コインの裏表のような関係にある。
満足していない、
したがってそこに
りも社員とお客さまのものです。
社
企業が顧客の期待通りのサービ
大きな伸びしろがある。
それが受賞
員、お客さま、
さらには地域を大切
スを提供することは、
顧客の
「満足」
企業の大きな特徴だと。
13:35 ∼14:25 記念講演∼100年後も光り輝くおもてなし経営とは∼
にする
『おもてなし経営』の輪が広
につながる。
だが、それを実現する
「今回は残念ながら受賞できな
岩田 松雄(元スターバックスコーヒージャパンCEO)
がっていくことに期待したいと思い
にはマニュアルの対応で事足りる。
かった会社の皆さんは、
今後もおも
ます」そう述べて、松島氏はスピー
顧客の期待を超え、
満足の先にある
てなし向上の取り組みを続けて、
ぜ
「感動」
をもたらすもの、
それこそが
ひまたチャレンジしていただきたい
内容 :
13:30 ∼13:35 主催者挨拶
経済産業副大臣 松島 みどり
14:35 ∼15:00 トロフィー授与
チを締めくくった。
記 念 講 演「100年 後も光り輝く
ミッションである。
「おもてなし企業」
と思います。
受賞された会社を訪問
15:00 ∼15:15 講評
おもてなし経営とは」
で登壇した元
とは、
そのような明確なミッションを
し、
雰囲気づくりや具体的な施策の
選考委員 大久保 寛司
スターバックスコーヒージャパン
もった企業である。
内容を学ぶことをぜひおすすめした
CEO、現在は次世代のリーダー育
「
『おもてなし』
は、
一見無駄に見え
いですね」
と大久保氏は述べた。
成を目的としたリーダーシップコン
る行為の中から生まれるものです。
サルティングの代表を務める岩田
大いなる無駄を覚悟することが
『お
松雄氏は、
「ミッション」
をキーワード
もてなし』
の創出につながるといっ
挨拶に立った松島みどり経済産業副大臣は社員、顧客、
企業の存在理由がミッションには込められるべきと語る
選考委員の大久保寛司氏は、
「おもてなし」
に取り組む企
地域を大切にする企業の広がりへの期待を述べた。
岩田松雄氏。
業同士に学び合う関係が生まれることへの期待を述べた。
北海道から九州・沖縄に至る地域の165事業者の中から、厳しい選考を経て選出された28事業者と選考委員。
(注)
ダイヤモンド・オンライン
「平成25年度おもてなし経
営企業選選出記念式典レポート」
より抜粋。
(注)撮影:示野友樹(松島みどり氏、岩田松雄氏、大久
保寛司氏)。