Schedule of the day 課長代理級医師の一日本庁医師のとある１日区保健所医師のとある１日大石みのり佐藤正子 Min o r i O o ishi M asa k o Sato 2014.04 福祉保健局少子社会対策部家庭支援課課務担当係長 2016.04 新宿区健康部保健予防課医療指導主査おすすめの本：本や映画は残念ながらまだお預け状態ですが、おススメの絵本は「バムとケロ」のシリーズ。いろんな視点で楽しめます。 2015.10 福祉保健局医療政策部医療安全課課長代理（課務担当）趣味：お茶を淹れて気分転換都内の病院業務が医療法に則り適正に行われているかを確認をする部署保健所における感染症対策を担当しています。結核をはじめとして、様々な感染症が発生した際の調査や対応を主に行っています。新宿区は、結核の罹患率も高く、また、国際医療にかかわる大病院や大学病院が複数あるためかマラリアやデング熱などの熱帯感染症の届け出も多いです。有名な歓楽街があるためか、HIV や梅毒などの性感染症の発生数も国内で群を抜いており、HIV 検査等の普及啓発にも力を入れています。です。また、医療事故や院内感染の報告を受けて、時には臨時立入検査を行い、改善策や再発防止策、感染制御について病院と協力して考えていきます。 am am 今日は、出張の後は直帰するぞ！と心に決めて、その分早起きして出勤します。朝早くの職場は静かで、仕事がとってもはかどります。病院から提出された報告書などを確認していきます。 8 立入検査など出張の予定がある日はデスクにいる時間が 10 短いので、すばやく事務仕事やミーティングをこなしてい朝の通勤時間中に子育てモードからお仕事モードに切り替え、勤務開始です。8 時半のチャイムと同時に始まる朝の会で連絡事項を聞き、当日の予定や仕事の優先順位を確認します。結核の接触者健診がある日には健診会場に出向き、専門医と一緒に胸部レントゲン画像の読影をします。 8 保健所に戻ると、不在中に FAX で届いた感染症発生届が机の上に。主治医の先生に電話で聞き取りをし、調査の必要性や緊急性を判断します。必要に応じて、患者さんに直接会いに行き、行動調査や検体検査を行うなど、最優先事項で動きます。 11 きます。時間との闘いです。そして、その日一緒に出張するメンバーと職場を出ます。 pm 午後、出張の現地近くまで行ってから、出張メンバーと pm お昼休みは１時間。帰宅時間をなるべく早くしたいので、さばき切れない仕事を片付けるのに使うこともありますが、外に出るだけの余裕がある時には、地の利を生かして辛いエスニック料理など食べに行っちゃいます。ランチをします。今日は何を食べようか…楽しみのひとつです。デスクワークのみではしないようなお話ができるので、この時間のおかげで職場のみんなと仲良くなれます。 1 立入検査では病院の取り組みが法令を満たしているかを確認しています。法令の説明を行うと共に、他の病院が 3 どのような工夫をしているかお伝えするなどして、納得して取り組んでもらうためにこちらも説明を尽くします。立入検査後に職場に戻ることもありますが、現地解散・直帰の日もたくさんあります。終業後の時間を有効に使えるのもこの職場の大きなメリット。自分のために時間を使う 6 ことができるようになりました。 6 感染症の集団発生事例について、保健師さん達とミーティングを行い、今後の対応を検討します。また、感染症審査協議会や各種会議のための資料作成を行います。こういったデスクワークは、感染症対応の合間の時間に集中して行います。子ども達の保育園お迎え時間のタイムリミットに間に合うよう、急いで帰ります。どうしても間に合わないような場合は、近くに住む実家の親の助けを借りることも。職場や家族、多くの周囲の人に支えられながら仕事をしています。臨床医時代には考えもしなかった、組織としての病院の取り組みの底上子育てと両立できる職場環境であることが大変ありがたいです。いつ感染症げの大切さが分かりました。そして、そのためには地域の中で様々な規が発生するかわからないため就業時間内は自分で思った通りの時間配分で仕模の病院が協力し合える体制づくりが大切であるという事が分かるよう事はできませんが、オンとオフがはっきりしているため、切り替えができてになりました。新たな視点で医療行政を見ることができるのはとても面助かります。また、医学的知識といった自分の専門性を活かして多くの人々白いです。の健康に携われることは、責任も感じますが、非常にやりがいがあります。 23 業務紹介