経営心理学 馬場伸夫 授業概要 経営心理学とは、ビジネス上での個人と個人、個人と集団、また集団と集団などの「心」の影響などを学び、ビジネス の現場に出た後、円滑な人間関係を形成し経営効率を高めることができるような知識を習得することを目的としています。 具体的には、講義中に実験などを通じて、ヒトはなぜ働くのか、またヒトはどのように意思決定するのか、第一印象は、 どのように形成させるかなどを学ぶことにより、ビジネスパーソンとなった後、新たなビジネスチャンスをつかむ方法論 などを学ぶ予定です。 授業計画 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 第 16 回 授業概要(経営心理学とは?経営心理学を学ぶ利点とは?等)と成績評価方法に関する説明 自分の第一印象を良くするためには? →第一印象形成に関する諸理論 ヒトはどのように意思決定するのか? →情報と意思決定に関する諸理論 (最適基準、満足基準、プロスペクト理論など) ヒトはなぜ働くのか?(その①) →個人の動機付けに関する基礎理論・その① (ウォームアプローチ、ホーソン工場実験等) ヒトはなぜ働くのか?(その②) →個人の動機付けに関する基礎理論・その② (欲求理論、XY 理論等) ヒトはなぜ働くのか?(その③) →個人の動機付けに関する基礎理論・その③ (動機付け-衛生理論、期待理論、その他) ケーススタディー① →第3回~6回「ヒトが働く理由に関して」 小集団はどのように形成されるのか? →小集団に関する諸理論(小集団の概要、影響過程、その他) 小集団の動態と対立・協調パターンは? →小集団に関する諸理論(小集団の動態、対立協調、統制等) ケーススタディー② →第8回~9回「小集団の行動パターンに関して」 ヒトを活かすには?(その①) →ストレス・ストレッサーとストレス反応 ヒトを活かすには?(その②) →リーダーシップ理論(リーダーの条件、ノルマ設定等) ケーススタディー③ →第 11 回~12 回「リーダーの行動に関して」 ビジネスにおける心理学の応用① →ヒトの購買行動プロセス(8 段階説) 、その他 ビジネスにおける心理学の応用② →認知不協和理論、サービスエンカウンター理論、その他 筆記試験 到達目標 ビジネスの現場において、対個人の関係、また対集団の関係など、可能な限り円滑に経営効率を高める知識、その方法 を習得することを目標とします。またヒトを活かす知識および方法をマスターすることを目標とします。 履修上の注意 授業は、アクティブ・ラーニング(第 1 回目に説明)を採用する予定です。この方法は自ら授業に参加することが大切 になります。必ず第 1 回に授業に参加し、その後の楽しみながら、かつ効率的な知識の習得にお互いに努力しましょう。 予習復習 復習を重視します。復習をしっかりと行い、学んだ知識を自分の知識として活用できるようになりましょう。 評価方法 ・平常点 ・・・アクティブ・ラーニングへの参加度合い ・ケーススタディー ・・・100 点満点×3 回程度の課題発表など ・第 16 回目筆記試験 ・・・100 点満点 →30%程度(授業開始前に着席を) →30%程度 →40%程度 テキスト 特定のテキストは指定しません。レジュメ等を配布予定ですまた読むべき参考書などは、授業ごとに指示をします。
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