平成27年度 大芋会 生徒指導たより 五泉市立 発行: 川東中学校 4 月 14 日 NO 8 生徒指導部 さて、いよいよ! 13 日の月曜日に、小山田山彼岸桜の下見に行って参りました。 少し肌寒く、山頂の風は冷たかったけれども。 彼岸桜は既に咲いていました。 場所によっては五分咲き。 一番開いている花も、まだ八分咲と言うところ。 もしかしたら、木曜日の遠足当日も、満開の一歩手前かもしれません。 今年の春は、なかなか暖かい日が続きません。こればかりは自然相手。 致し方なし、です。 実は先週金曜日、 10 日に下見を行う予定でした。 実際に小山田山まで車を走らせたのですが。 途中の橋が架け替え工事中。 開通は 11 日の土曜日とのことで、引き返して参りました。 小山田山の桜見物、この 11 日から漸く可能となった訳です。 ですから、桜もまだ満開ではない上に、 11 日土曜日は雨でしたから。 今年の「小山田彼岸桜を堪能した方」は、数少ない筈。 中学一年生が、その「彼岸桜を堪能した少数派」となる訳です。 木曜日、天候に恵まれたら良いですね。 小山田山の駐車場に設置されている簡易トイレも 、昨日 13 日の下見の際に 、持ち込まれました 。 ですから当然綺麗な状態。 学年部でも、本番に向けた準備は粛々と進行中! 班分けに、道具を運び込む分担、持参する材料・・・。 彼岸桜の花に囲まれた集合写真。 今年も一年生の廊下に貼り出されたら、嬉しく感じます。 現在中学一年生の生徒達。 やがて長じたら、川東に残る者と、川東から飛び立つ者とに分かれます。 地元に残り、地元の為に力を尽くして生きていく者が居る反面、地元から飛び立ち、新たな場所 に根を張って、そこで力の限り生き抜く者。 双方共に大切であり、双方共に素晴らしいことです。 けれども、例えばやがてこの地を巣立つ者にも 、「生を受けた場所」を忘れずにいて欲しい。 この世界の何処にあって何処で生活をしていこうとも 、「私の生まれた川東は・・・ 」、そんな 風に語れる大人になって欲しい。 その為にも、足下にある「宝」を、沢山知っていて欲しいのです。 霜月の 29 日に行われる大芋会を、今から語るのは・・・。 いえいえ、実は大芋会に向けての取り組みは、 2 月の段階から始まっていたのでした。 今年 、「ある点」で、大芋会は又豹変します! ここ数年間。 大芋会に使用する里芋は、とある方のご厚意に甘えておりました。 その方が育てる里芋畑の畝を一本丸々拝借して。 畑の中の畝一本だけ生徒が管理出来るはずもなく。 また、畑にズカズカと入られても、それは又困る訳で。 ですから 、「植える行為 」「収穫する行為」は、生徒児童の手も入りましたが。 土を掘って肥料を加え、畝を作ってマルチを敷いて、それから数ヶ月間水を管理し・・・。 そうした「農業」の部分は、全て畑の持ち主であったあるお方にお任せのまま。 実にお気楽ご気楽・・・。 事情があって、今年はその畑の中の畝をお借りすることが出来なくなりました。 これまでお貸し頂いたあるお方は、大変恐縮して居られましたが。 寧ろ逆です。 よくぞこれまで、お力沿いを頂けて。 面倒な部分、大事な部分は全て丸投げ。 恐縮するのも、感謝するのも、偏にこちら側です。 誠に有難う御座いました。 さて。 畑がそうなった以上、新たな畑を探さねばなりません。 2 月から探し始めておりましたが、これがなかなか上手くは行かない。 畑を貸して頂くことは出来るけれど、今までのように管理は丸投げという訳にも行かず、さりと て生徒が水や様々な農作業を毎日することも又難しい。離れていては尚のこと。 悩んだ結果 、「原点回帰」と致しました。 大芋会の始まりは、平成 22 年度に遡ります。 あの年は、当時の 3 年生を使って、鍬を手にして畑を学校内に作り、見よう見まねで里芋栽培。 土もダメなら肥料もダメ、全くの素人が試みた初の栽培。 それでも、そこそこ収穫は叶いました。本当に「そこそこ」ですけれど。 寧ろ、平成 23 年度に、駅裏の休耕田を借りて行った栽培の方が、収穫は出来ませんでした。 この度、原点回帰です。 グランドと校舎の狭間に畑を作り、そこで芋を育てます! 人の手による鍬作業では、畑は作れません。土が粘土質な上、既にガチガチ。玉砂利もあるし。 どうしても、機械の力が必要です。 そこで既にPTAの方々や地域CDの方々が、機械を入れて土を耕し始めて下さいました。 これから石灰を入れ、肥料をふんだんに入れて、マルチを敷いて・・・。 里芋は 、「水が大好きだけれど水が嫌い」というやったかいなお芋さん。 たっぷりの水をあげねばならないけれど、水はけが良くなければダメ。 さて、何処まで生徒の手に任せるか。生徒が何処までやれるか。 今年も、大芋会にご期待下さい!
© Copyright 2024 ExpyDoc