学生たちが英語劇 - 京都女子大学

学生たちが英語劇
宗門校の京都女子大学(林忠行学
長、
京都市東山区)
で2月3日、英語
1800面の字幕を作成
京都女子大
劇に取り組む英文学科の「プロダク
ション・ゼミ」が卒業公演を行った。
バーナード・J・テイラー氏によ
る本邦初演のミュージカル作品「嵐
が丘」
を、ピアノやバイオリンなど
の生演奏とともに3時間にわたり上
演。セリフと歌詞を翻訳した1800面
にも及ぶ字幕を作成し、スクリーン
に投影した(写真)。学生たちは流
暢な英語で情感たっぷりに演じ、20
0人の観衆を魅了した。
キャスト・スタッフ総勢45人が半
年前から準備。作品の理解から始ま
り、舞台の効果音や照明、道具を製
作。出演者はセリフ暗記、発音練習、
演技やダンス、演奏者は50曲に及ぶ
楽曲を練習した。音響担当の坂本有美さんは「効果音は
ュラム。日高真帆准教授が英語劇を通した実践的な授業
場面を印象づけるので、奥深さ、難しさ、やりがいを感
を展開。作品研究を、英語で執筆する卒業論文のテーマ
じ、とにかく作品を読み込んだ。考えて作り上げた形を
にする学生も多く、ヒアリングやスピーキングに加え、
発表できたことがうれしい」と話した。
ライティング、発音、翻訳力、暗記力など多面的に英語
同ゼミは、2010年に取り入れられたユニークなカリキ
力が向上すると人気も高い。卒業公演は3回目。