平成27年 7月3日号

平成27年 7月 3日 第77号
関係各位
御多用とは存じますが、御高覧ください。
は
図書ボランティアのみなさんによる本の読み聞かせ再スタート
7月2日(木)から図書ボランティア「さわやか」グループの
皆様による本の読み聞かせが再びスタートしました。
え
栄になう身の光なれ
朝、子どもたちは、図書ボランティアの竹谷先生と簗脇さん
に図書室で再会でき、とても喜んでいました。
めざす子ども像
「学び合う子」
「支え合う子」
「みがき合う子」
五島市立玉之浦小学校校長室
これまで読み聞かせをしていただいたことで、いろいろな本
の世界に親しむことができたり、豊かなイメージをふくらませ
たりして、読書への関心が高まりました。
(保健室)
国語の複式授業研究に取り組んでいます(2)
様々なジャンルの本にも興味が出てきました。年間の読書量
にもいい影響がありました。市内でも有数の読書量です。
3年生「もうすぐ雨に」 4年生「一つの花」
これから週1回(木曜日)の予定で来校してくださいます。
お忙しい中、お世話をおかけしますが、どうぞよろしくお願
いします。
6月30日(火)、3・4年生学級が、国語の複
式研究授業に取り組みました。
3年生の学習のねらいは、不思議なできごと(動
物が言葉を話すこと)が次々におきる場面で、主
人公「ぼく」の行動や気持ちの変化について、叙
述をもとに想像して読むことです。
3年生は、音読した後、ワークシートをもとに
して、一人調べをとてもよく頑張っていました。
次々に、大切な言葉をワークシートに書き込みま
した。そして、話し合うために、付箋紙に大切な
言葉を書いて、黒板に貼っていきました。
とても文章が長い場面でしたが、最後まで集中
して取り組んでいました。その後の話し合いが楽
しみです。
4年生の学習のねらいは、戦争がはげしかった
ころの場面設定をつかみ、ゆみ子とお母さんの行
動や会話に着目して、気持ちを読み取ることです。
4年生は、「登場人物」「季節」「場所」「時代」
について、ワークシートに一人調べをして書き込
みました。
その後、「戦争」についてのイメージをふくらませるために、ウェビングマップを協力し
合って作りました。戦争は、
「命をうばう」
「こわい、おそろしい」
「遊べない」
「物をこわす」
などの悪いイメージばかりでした。
そして、「一つだけちょうだい。」「いくらでもほしがる。」「自分の分から一つ、ゆみ子に
分ける」
「一つだけ・・・。一つだけ・・・。
」
「お母さんの口ぐせ」などの言葉に着目して、
ゆみ子やお母さんの立場に立って心情を考えていました。
3・4年生は、できるだけ先生に頼らずに、自分たちの力で、協力し合って学習を進める
ことができるようになっています。これからの成長がとても楽しみです。
戦後70年の意義
第二次世界大戦が終結して、今年度で70年目の節目になります。被爆体験者、戦争体験
者の方々が御高齢になられながらも、未来のために御自分の体験を語り、反戦平和の願いを
全身全霊で訴えられています。
ある新聞には、
「私は被爆体験を話せる最後の世代、皆さんは直接話を聞ける最後の世代」
という記事がありました。
私たち戦後世代にできることの一つは、被爆体験者、戦争体験者の方々から可能な限り直
接お話を聞き、書かれた物を読み、伝えたいことをしっかりと受け止めることではないでし
ょうか。
「してはならぬこと」
松永
戦争は
してはならぬよ
どんなに理屈をつけても
人を殺すことだから
大臣が
戦争も仕方のないこと
などと言っても
ぜったいに
信じないことだ
殺されることがいやなら
人だって同じさ
にっぽんは前科をもっているからね
ぼくらも
きみたちと同じ年ごろに
戦争に加勢したから
アザみたいな
消せない前科を負うている
伍一
ごめんね
きみたちに
はずかしいおもいをさせて
にっぽんは信用できない国
という声がきこえるのは
ぼくら
古いにっぽん人のせいだ
だから
遺言みたいに
こころをこめて
きみらに伝えたい
戦争はしてはならぬ
と
くどいな
わかっているよ
と言いたいだろうが
もう一度言わせてくれ
戦争はしてはならぬ
と