帝釈峡の自然を守ろう! ~『神龍湖の自然守りたい(隊)』活動開始!!~ 3・4年生は,今年度,総合的な学習で『神石の宝もの』の一つ,比婆道後帝釈国定公園に指定され ている「帝釈峡」について学習をしてきました。1学期は「帝釈峡の草花」 ,2学期は「幻の鍾乳洞」で す。 「帝釈峡」には,春の「湖水開き」から秋の紅葉シーズンまで多くの観光客も来られます。この豊か な自然あふれる「帝釈峡」に困った問題があることを知りました。 これは,2014年4月の「湖水開き」前に神龍湖周辺の方で作ら れている「神龍湖振興研究会」をはじめとする地域の方で護岸清掃活 動をされて集まったごみの写真です。 この写真をきっかけに,3・4年生は,3学期は「帝釈峡の環境」 について学習することにしました。 2月13日, 「トレイルセンターしんりゅう湖」に行き, 「神龍湖振 興研究会」の榧木さんと「株式会社帝釈峡」の高橋さんから帝釈峡の環境の問題について,お話を聞き しました。 神龍湖の「ゴミ問題」や「水質問題」 について説明を聞いたり,実際に護岸 清掃をされた時のビデオを見せてもら ったりしました。 神龍湖の湖岸には・・・多くの流木の 間に,空きかん,ペットボトル,ビン類, ビニール袋,生活ゴミなどたくさんのゴ ミがありました。中には,車のタイヤや テレビなどの家電製品も捨てられていた そうです。特に悪質なのは,ごみをわざ と捨てに来る不法投棄だそうです。 さらに,カヌーも楽しめる神龍湖の水の色はエメラルドグリーンにな っていました。これは, 「アオコ」という藻が発生しているためで特に, 夏がひどいそうです。この「アオコ」の発生には,神龍湖に流れ込む川 の水(家庭からの生活排水や田の肥料・農薬など)にも原因があるので はないかと言われているそうです。 さて,3・4年生は,これから,この神龍湖の大きな問題に対して,「どうすればいい?」「どんなこ とができる?」と学習を進めていきます。『神龍湖の自然守りたい(隊) 』のスタートです!
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