自ら進んで運動に取り組む児童の育成

平 成 2 7 年 度 N O .5
平成 27年 6月 30日
府中市立府中第二小学校
校 長 山田 順子
電話 042-361-9002
自ら進んで運動に取り組む児童の育成
校
長
山田
順子
先日の学校公開には、大変多くの地域・保護者の皆様にご来校いただき、授業の様
子や子どもたちの生活の様子を見ていただきました。お忙しい中、ご来校誠にありが
とうございました。1学期も後半になりましたが、子どもたちの成長の様子や学級の
様子を知ることができましたか?ご感想等のアンケートを既に提出してくださった方
もいらっしゃいますが、まだのようでしたら、ぜひ、ご感想等をお寄せください。
さて、今回の学校だよりでは、府中第二小学校の今年度の校内研究について、お伝
えをします。
本校では、これまで取り組んできた言語能力向上推進校としての理科(平成24,
25年度)、そして、言語能力向上拠点校としての算数(平成26年度)の研究を終え、
今年度より、新たに、体育科を取り上げ、体育科の授業改善と体力向上を目指して、
研究をスタートさせました。また、それに付随し、今年度は、
「オリンピック・パラリ
ンピック教育推進校」の指定を東京都教育委員会から受け、研究と共に取り組むこと
といたしました。
新たな研究主題は、
『一人一人が学ぶことの楽しさを味わい、自ら進んで運動に取り
組む児童の育成』です。体育には、ボール運動や器械運動など、様々な領域がありま
す。そこでまず、各学年がどの領域を取り上げて授業研究をしていくのかを決めまし
た。その結果、1,2年生は、体つくり運動領域を、3,4年生は、ゲーム領域を、
そして、5,6年生は、器械運動領域、仲よし学級は、表現運動領域になりました。
仲よし学級以外は、2学年が同じ領域ですが、研究授業は全学年と仲よし学級がそれ
ぞれ1回ずつ授業をします。学校全体で研究の視点をしっかりと定め、今後は研究授
業を中心に進めていきます。
最初の研究授業は、6月24日(水)の4年生のゲームの授業でした。今回4年生
の研究はネット型のゲーム、
『キャッチバレーボール』でした。4年生は、どの学級も
『キャッチバレーボール』に取り組みました。何度も授業の進め方や教師の指導や評
価について話し合い、研究授業では、4年2組が授業を公開しました。子どもたちが
意欲的に取り組み、チームの作戦や個人個人のめあてをしっかりと考え、それを達成
するために一生懸命に取り組む姿がたくさん見られました。その中で、今までできな
かったよい動きもたくさん身に付いてきました。ゲーム領域で大切な集団で協力して
取り組むための指導のポイントや作戦やめあてをしっかりともたせた学習の展開をし
ていくことなど、ゲーム領域の授業について学ぶことができました。
次回は、5年生の器械運動領域『マット運動』の授業が、7月1日(水)に行われ
ます。全教員で器械運動の学習の進め方等について学んでいきます。
1学期の研究授業は2つの学年ですが、2学期以降も計画的に授業研究を進めてい
きます。さらに、体育で大切な教員の実技研修も計画しています。授業研究や実技研
修を通して、教員の授業力の向上を目指していきます。