加西市長選での候補者一本化について

西村市政に終止符を!
て下りた」とか「副市長を約束されている」などと、無
責任なデマが流されていますが、全くの事実無根です。
私はカネや名誉が欲しくて市長選に出ようとした訳で
前市長
■ 出馬辞退と東郷氏応援
中川暢三
支援者にお詫び
この度、私は次期市長選への出馬を取り止め、東郷く
にあき氏に一本化、できる限り私の政策を引き継いでも
らい、東郷氏の当選に向け協力することで合意しました。
はありません。また、前回落選した雪辱を果たし怨念を
晴らすためでもないし、市長の立場に未練や執着もあり
ません。政策提言を通して市民の皆さんに気付いていた
だき、政治を良くすることが私の使命です。
今回の不出馬によって、私の立候補が志と使命感と危
私の出馬辞退は正に苦渋の決断でした。今日まで応援
機感ゆえのものであって、自分のためでなかったことが
して下さった支持者の皆さんには、何のご相談もせず、
改めてご理解いただけたかと思います。実際私は、若い
急きょ不出馬となった点を心からお詫び申し上げます。
有為な人材に市長や議員になってほしいとずっと発信し
既に立候補届出の諸準備も完了していましたが、西村
市政の継続は加西を破滅の道へと導くもので、現市政を
確実に終わらせるには「反西村」の勢力を結集する必要
てきました。
■ みんなでふるさとの危機を救おう!
今の乳幼児が就職や結婚をする頃、加西市は消滅する
があると判断した次第です。
可能性が高いとされています。市民の皆さんが政治や選
■ 加西市の政治風土と市の将来に危機感
挙に無関心であっては自治力・市民力は低下し、まちは
私は、候補者や政策の選択肢を増やすことが市民益に
なると考え、使命感から立候補を表明し、各戸を回れば
回るほど私に対する強い期待感も感じました。
市長と馴れ合いの市議会、県議選での西村陣営の動き、
衰退します。
加西市は人口減少、財政悪化、公共施設の老朽化など
で危機的状態にありますが、政治に携わる者のレベルの
低さ、市民の危機意識の欠如の方がもっと深刻で重大な
市長の総決起集会に参加して、私は危機感を一層強くし
危機であると思っています。
ました。組織力を総動員した古いムラ型の選挙手法に何
■ 体力があるうちに立て直そう!
の疑問も感じない市民が依然多いことへの危機感です。
■ 一本化と政策連携の狙い
日ごとに病状が悪化していく患者(加西市)を前にし
て、知らん顔などできない医師と同じ思いです。最善の
私が下りた理由は、一言で言うなら私の方が下りやす
治療法はありますが、本物と偽物、名医とヤブ医者の違
かったからです。私の活動期間はまだ短く後援組織も小
いが分かる「賢い市民」でなければ、その恩恵を享受で
さく、収拾をつけ易いと考えた次第です。私が出馬を辞
きません。きっちりと仕事(治療)ができる市長を選び、
退することで市長選に対する一般市民の意識喚起をした
ちゃんと公約を果たしたかもチェックしましょう。
かったなど、総合的に考えて決断しました。支持者や多
■ 「賢い投票」で市政を変えよう!
くの市民の皆様には、ただただ苦渋の決断をご理解いた
だくしかありません。
選挙の主役は有権者であり、自治の当事者は市民です。
私はずっとそれを全国の有権者に発信しています。
中川か東郷かで迷っている有権者、未だ投票先を決め
市の将来を決定づける大切な選挙です。お祭り騒ぎで
ていない有権者、選挙に無関心な有権者などを呼び覚ま
なく、一人ひとりが冷静に市政を考える機会にしなけれ
したいのが願いです。
ばなりません。棄権せず必ず投票に行って、良い政治家
■ 不出馬の裏にカネが動いた?
を選んで下さい。市民の皆さんの積極的な政治参加によ
早くも反対陣営からは、
「中川は東郷からカネをもらっ
ってしか、政治を正せません。
■ 大阪で落ちたら加西で?
「大阪で落ちたら加西で立候補する」との記者の表現が
■ 「不都合な真実」を隠す西村市政
昨年の転入・転出による人口減少が 17 年ぶりに 200 人
元で、
「加西市民を馬鹿にしている」との批判もあります
を下回ったとして「人口減に歯止めがかかった」と言う
が、私はそんな無礼な発言はしていませんし、そんな低
のは、統計学的にナンセンスです。また、昨年度の人口
次元の政治家ではありません。真実を語り、信念に基づ
減少は 446 人であり、加西市の人口(母数)が減れば、
き行動するため、昨年大阪市役所を退職、政策提言もし
年間の人口減の絶対数も減るのは当たり前です。
て誠実に区切りを付けました。
■ 山積する課題
政策アイデアは一杯ある
住みよさランキングも、その指標に「保育園・幼稚園
の収容人数」が新たに加えられたことで、施設過剰の加
市内各戸訪問して感じるのは、高齢者の皆さんの老後
西市が相対的に上位にランクされたに過ぎません。西村
の不安が大きいこと、空き家・耕作放棄地などが増えて
市政には、積極的に情報開示して市民に事実を正しく伝
コミュニティの維持も困難になりつつあることなどです。
えるという誠実さが欠如しており、「不都合な真実」を
高齢者も健康で安心快適なまちづくり、遊休農地や空
家の活用、北条旧市街地で次世代型都市、鶉野飛行場跡
地や加西 IC 周辺の開発、農振地域・都市計画の見直し、
議会改革、行財政改革の必要性を痛感します。
隠しています。
■ 「子供にツケを回す」西村市政に終止符を!
私の公約と酷似した水道料金 20%値下げを掲げた西村
市長。しかし、実態は似て非なる公約でした。西村市長
は、効率化を伴わない値下げで利益積立金を食いつぶし
西村市政の隠された問題点
■ 北条鉄道の副社長までが選挙運動?
先日の県議選に続き、次期市長選に向けて過去に市政
ています。
加西市の平成 27 年度一般会計当初予算は総額約 205 億
円で、前年比約 14%肥大化しました。人口が約 4 千人多
い小野市は、
逆に 12 億円少ない予算で運営されています。
改革を阻んできた者たちが相互の利害で結託し、旧態依
今年度の市債発行額は約 31 億円で、小野市の 2 倍超。家
然のシガラミ選挙をしているのは誠に残念です。
計の預貯金に相当する財政調整基金は 17 億円で、小野市
自己の不勉強や無能さを顧みることなく、ただ再選さ
れたいだけの「政治屋」に改革などできません。また、
加西市や兵庫県などが出資する三セクの北条鉄道㈱の副
の半分以下です。
■ 東郷氏を当選させましょう!
ハッキリと申し上げます。加西市は、このままでは水道
社長らが西村市長の選挙に積極的に関与し、デマや中傷
供給も行政サービスも行き届かなくなり、限界集落にな
を公言するのは重大な問題です。
ります。周囲の自治体との競争に負け、消滅都市になる
■ 正しい情報開示は自治の原点
可能性も大です。
西村市長は、見せ掛けの資料を用意して「人口増政策
現実から目を背けた「5万人都市再生」の幻想に翻弄
が有効であった」とか「消滅可能性都市を脱しつつある」
されるのではなく、身の丈に合った健全な市政を目指す
などと、各校区のタウンミーティングで説明しました。
べきです。私の政策と共通項の多い東郷氏の当選に向け、
住みよさ 103 位、成長力 25 位などは、各種統計資料か
ら導き出された昨年のランキングですが、元データの大
半は私の市長時代に実施された調査です。私と東郷氏の
当時の頑張りの結果が、今日のランキング上昇になって
いるのです。
皆様の応援をお願いします。
中川暢三 連絡先
ホットライン 090-3086-2452
メール
[email protected]
(新かさい創生の会 討議資料)