医療・福祉 - 帝京平成大学

医 療・福 祉
医療現場で臨床心理の専門性を活かしながら、チーム医療の一員として信頼される臨床心理士の
教員からのメッセージ(専門領域 医療・福祉)
養成を目指します。医療における基礎知識として、医療制度及び医療従事者の役割を理解し、さらに
チーム医療の一員として様々な医療従事者
(医師、
看護師、
薬剤師、
理学療法士、
作業療法士、
言語聴覚士、
ソーシャルワーカー、
栄養士など)
と連携するために必要とされる心理援助の技能を修得します。
教授
安西 信雄
教授
(精神科医)
生物-心理- 社会の視点をもつ臨床心理士に。
複雑な心の問題を理解して的確な心理的支
援が行える生物-心理-社会的視点をもつ実践
家を養成します。
自分の脳の使い方を知り自己理解を深めよう!
直観、感性、インスピレーション、本能、感情、
知能をコントロールする脳の働きを学び、脳
の上手な使い方を心理治療に活かそう!
■専門領域、
研究分野
●精神医学・臨床心理学・精神科リハビリテーション
精神科デイケア、
●精神障がい者の退院と地域生活支援、
SST・認知行動療法、
多職種チーム医療
■主な担当授業
●精神医学特論Ⅰ ●精神医学特論Ⅱ
●臨床心理面接演習Ⅰ ●臨床心理面接実習Ⅰ
■専門外来
精神保健相談
精神障がいを持つ人の地域生活支援コンサルテーション
夫婦・家族のコミュニケーション相談
■専門領域、
研究分野
●リハビリテーション医療心理学
(高次脳機能障がいへの神経心理学的リハビリテー
ション、身体系疾患への心理療法、
家族の心理教育)
■主な担当授業
●神経心理学特論Ⅰ ●神経心理学特論Ⅱ
●臨床心理査定演習Ⅱ ●臨床心理査定実習Ⅱ
■専門外来
神経心理学的視点からのコンサルテーション
(高次脳機能
障がい、発達障がい、高齢者支援等)、神経心理学的アセス
メント、高次脳機能障がいの認知リハビリテーション、高次脳
機能障がいの家族心理教育、医療者へのスーパービジョン
准教授
浅井 真理子
講師
(臨床心理士・薬剤師)
卒業後の進路例
精神科、脳神経外科、
リハビリテーション科、がん医療等の心理士、
福祉施設の職員等。
中島 恵子
(医療心理士・臨床発達心理士)
高瀬 幸子
(社会福祉士)
医療で活躍できる心理士を目指しましょう。
患者、家族、医療従事者のための心理的支援
に心理士の専門性を発揮できるようにしっか
り学んでください。
幅広い視野を持つ専門職になる支援をします。
多くの職種との連携を求められる現場で活躍
できる専門職となれるよう、社会福祉の視点
からお手伝いします。
■専門領域、
研究分野
●サイコオンコロジー
(精神腫瘍学)
、
喪失と悲嘆、
医療コミュニケーション
■主な担当授業
●臨床心理地域援助演習Ⅱ
(医療・福祉)
●臨床心理学研究法特論
●家族心理学特論 ●臨床薬理学特論
■専門外来
がん患者と介護者の支持的カウンセリング、遺族の
サポートグループ
■専門領域、
研究分野
●社会福祉学 ●社会老年学
●ソーシャルワーク ●高齢者福祉
●地域包括支援センターにおける社会福祉士による
高齢者支援・ネットワーク構築
■主な担当授業
●臨床心理地域援助演習Ⅱ
(医療・福祉)
・Ⅱ ●スクール・ソーシャルワーク特論
●臨床心理センター実習Ⅰ
●老年期心理学特論 ●体験カウンセリング実習
■専門外来
高齢者と家族への支援、
ソーシャルワーク的視点から
のコンサルテーション
(平成27年度7月1日現在 在籍教員)
修了生からのメッセージ
在学生からのメッセージ
実 際 の 医 療 現 場で 臨 床を学んだ 経 験 を 、
脳 と 心 の2 つ の 視 点 で 応 え ら れ る 、
が ん 患 者 と そ の 家 族 へ の カ ウ ン セ リ ン グ に 活 か して い ま す。
バ ラ ン ス の 良 い 臨 床 心 理 士 を 目 指 して い ま す。
現在の仕事は、主にがん患者とその家族に対してのカウンセリングです。
帝京平成大学在籍時に受講した中島恵子教授の授業が強く心に
大学の頃から病院で看護助手として働く上で、患者や遺族のメンタルの
残っていました。
その中島恵子教授に師事できること、神経心理学を
ケアが十分になされていない現状を知り、大学院でがん医療のメンタル
学べること、
3領域にわたる幅広い教育を受けられることから本大学院
ケアを学びたいと思いました。がん医療の現場で働いていた臨床心理士
への進学を決めました。
さらに学ぶことだけで満足するのではなく、
の浅井 真理子准教授に師事、医療現場で働くための知識や臨床に重点
職業とすることで他者への貢献、
また生涯学習へとつなげたいです。
をおき学びました。
また国立がん研究センターでの実習を経験し、特に身体
医療の現場は特にさまざまな患者さんがいらっしゃるため、幅広い
疾患が心理面・精神面に与える影響や薬が心理面・精神面に与える
知識を活かせるやりがいのある分野だと感じています。そこで神経学
影響などを学ぶことができたことは、大きく役立っています。将来はこの
と心理学、
双方から患者さんを見られる臨床心理士になるため、
多面的な
経験を活かし、同じようにがん医療で働く臨床心理士の養成に携わる
視点・理解を身に付けたいと思います。
これからもSST(Social Skills
ことができればと考えています。
坂本 雅幸 Masayuki Sakamoto
2013年度修了(専門職学位課程2期生)
Training)や認知リハビリテーション、検査者としての研究への参加
など、
いただいた機会はすべて取り入れて自己研鑽を積んでいきます。
田中 貴大 Takahiro Tanaka
医療・福祉領域2年 帝京平成大学出身
勤務先 株式会社日立製作所
ひたちなか総合病院 がん相談支援センター
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