先輩の声 所属・職名:美術科准教授 研究分野:CG の美術、教育、理科教育への応用 滞在期間:2001 年 9 月~ Q1.あなたの研究内容・活動や研究環境について簡単に教えてください。 コンピューターグラフィックスの美術、教育、理科教育への応用、コンピューターグラフィ ックス教育のカリキュラム研究、制作活動の中心です。2011 年まで北極圏スーパーコンピ ューティングセンター所属教員でしたが、現在は美術科所属です。 Q2.来てよかったと思える点は何ですか。 美術大学などと違い、いろいろな分野の研究者の方と交流できるのがよいと思います。また、 フェアバンクスは小さな街ですが、とても国際的だと思います。他の州では体験しにくいア ウトドアのアクティビティが楽しめるのも魅力だと思います。 Q3. 「興味はあるけれど語学力が心配」という方もいると思います。日本にいるときにどの 様な準備をしておけばよいですか。 英語を聞いて理解する、話すのは慣れしかないと思います。テレビ番組などでなるべく多く 触れるのがよいのではないかと思います。「日本人は文法は得意だから」と、書くことを軽 くみている人が時々いますが、書くことが一番難しいと聞きました。日本語と英語は文章 (行とかではなくてページ単位で)構造が違うと思います。これも沢山読んで慣れるしかな いと思います。来てすぐは今まで高速道路を自動車で走っていたのが、いきなり高速を三輪 車で走る様な感じになります。慣れてくると自転車位にはなります。英語を学ぶうちで皆通 る道です。落ち込まずに気長にやる気構えで来るのがよいと思います。 Q4.最後に、これから海外で研究を行おうとしている皆様に一言おねがいします。 日本ではできない経験ができるのが魅力だと思います。気候や文化等、住んでみないと分か らないことも多くあります。沢山の研究者の方に海外でいろいろな経験をして、日本での活 動に生かしたり、国際的に活躍する土台を作ってほしいと思います。
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